お正月だけど、ゴールデンウイークの話その2。
※チョコさんと再び連絡を取り始めたからの話
振られた彼氏チョコさんと、
ゴールデンウイークにお出かけした私。
うちの父の車を借りたのですが、
私は、運転が苦手なのでチョコさんが運転。
ナビをする気がなく怒られ、
ナビをしても役立たずでチョコさんはちょっとイライラ。
出発してから、東伊豆を色々巡り、
お昼は中伊豆の「河津七滝」に到着。
駐車場に車を置いて、
7つの滝めぐりを徒歩でしたのですが、
チョコさんはマイペースに自分の行きたいところへ行く。
途中、湧き水があって、
そこでペットボトルに水を詰めたチョコさん。
自分が水を入れたら、サッサと先に行く。
お~い!私も水入れたいんですけど~。
湧き水あるからペットボトルもってけって教えたの私よ~。
こんな感じに、私への気遣いはお忘れの様子。
出会った頃は、気を使ってくれてたのになぁ・・・
私は初めはチョコさんに合わせて
後をついていってたけれど、
途中からは見失わなければいいやと
少し自分のペースで歩くことにしました。
そもそも私もマイペースなんだよね~。
滝を見終わって、近くの茶屋でランチ。
以前は外食の時は、チョコさんがごちそうしてくれてたんだけど、
今回は、食べ終わったら、
「はい、1500円ね」
とすかさず請求される。
そっかー、彼女じゃないからねぇ。
と改めて思わされる。
伊豆に遊びには来たけれど、
私とよりを戻すつもりはやっぱりないのかなぁ。
ランチ後は、再び伊豆の名所めぐり。
私は、だんだん頭が痛くなってきた。
同様にチョコさんも頭痛がする様子。
「頭痛いの?どうした?」
「長時間この車に乗ってるからかなぁ」
(父の車はタバコくさいのでそのせいかなと)
というと、明らかにムッとしたチョコさん。
「相変わらず、デリカシーないよね~
」
自分も頭が痛いのに、それでも運転してる、
のってるだけのお前が言うな!って感じなのかな?
だって、「どうした?」ってきくからさ~。
時間がたつごとにどんどん険悪になってくる二人。
それでも良い景色を見たり、
キレイな夕日を見たりで気分を和らげながら来ていたのですが・・・
あとは帰るだけというときになり、夕飯と日帰り温泉のことでもめにもめた。
私は、自分の街に帰って、温泉も夕飯もとればいいと思ってた。
チョコさんは、途中で食べたいと思っていて、
夕飯も行きたい場所があったようなのですが、その場所がその日は貸し切りで入れなかったんです。
そしたら、
「マキちゃんさ、人にばっかり任せないで、夕飯の場所探してよ」
「あ~、ごめん。じゃあ、探してみる」
とスマホで探してみるが、どれもお気に召さない様子。
「ここは?」
「おいしくなさそう」
「ここは?」
「そういう気分じゃない」
となかなか決まらない。
そのうえ、途中で日帰り温泉に入りたいというのだけれど、夕飯を食べていたらこの近くの温泉に間に合わない。
「あ~、そうだ!百笑いの湯に行ってお風呂入ってご飯食べるのは?」
「それさ、スーパー銭湯でしょ。やだよ。そういうさ、小さい子供とかもいるような風呂には入りたくないんだよっ
」
はぁ?わがままいうなよ!
他にこの辺で遅くまで空いてる日帰り温泉ないんだよ!
ついでにご飯食べれて便利だろうが!!
それにさ、私はそこのスーパー銭湯、好きなんだよ。
ちょっと自分を否定された気がするわ。
私が提案するものは何を言っても否定。
私、お店探したりするの下手なんですよ。
もう、私には提案するものありません。
結局は、チョコさんがスマホで探した店に行くことに。
ご飯を食べている間も、気まずい二人。
さらに、その後、家への帰り道でさらに険悪に。
「人ばっかりに任せないで、マキちゃんも道考えてよ!」
「ごめん。スマホのナビ使おうと思ったんだけど、電池が少なくて・・・」
「ホントさ、役立たずだよね
」
ひどい!そこまで言わなくても~
確かにチョコさんに頼ってばっかりだけどさ・・・
涙があふれてきたものの、
本格的に泣くとチョコさんの機嫌がさらに悪くなるので、ぐっとこらえる。
悔しくなって、電池が少ないスマホで道を検索してナビをする。
せっかくの楽しいはずのお出かけで、こんな思いをするなんて。
やっぱり、チョコさんとは無理なのかなぁ。
これで終わりかなぁ、と思ったのですが・・・
その後、遅くまで空いていた温泉を見つけて入ったりしたら、チョコさんの気分も落ち着いた様子。
翌朝、「またね」と言って、チョコさんは帰っていきました。
でも、よりは戻らず。
その後も、付き合ってないけどメールや電話をやり取りする仲が続くのでした。
※チョコさんと再び連絡を取り始めたからの話