新潟市のようにもしかしたら燈孔があったりして。。。なんて淡い期待を持って市内を散策しました。縁石付きのようないかにも古い蓋はなかなか見つからなかったのですが、そんな中で一枚、見覚えのある蓋が。。。。
大阪のこの蓋によく似ています。
林丈二氏の著書「マンホールのふた」によれば、大阪のこの蓋は昭和初期以降のものだそうなので、長岡市の下水道創設当時のものかもしれません。
中心には市章ではなく「市」の文字。組み合わさっているのはSewer(下水)の「S」でしょうか?
駅の南側の路地にはこんな蓋が散見されました。上の蓋と同じ「S市」の周りは東京の下水道紋章と同じ、いわゆる「下水君」ですね。この蓋が二代目くらいに当たるのでしょうか?
東京の下水君
さらに市内に多く見られたこちらの蓋には下水君はいません。旧市章(?)と下水の文字を組み合わせた紋章でした。
4桁の数字はおそらく設置年度でしょう。ちきぺーじさんの「新潟県の市町村章」によると、この「下水」のまわりの模様は現市章の二代前の紋章のようです。(詳細不明とのこと。)ただ、現在の市章の制定は昭和52年つまり1977年なのですが、下水道の蓋にはこの紋章で1978と書かれたものも。
じっくり探せばこの紋章付きの80年代の年号付きの蓋もあるかもしれません。
同様の紋章でこんなのも。「耐マモウ」
市内(駅付近)で一番多いのはデザイン蓋だったように思えます。土器にお城、花火となかなか豪華なデザインです。
現行の市章は「長」をデザインしたもののようですが、意外とこの市章付の蓋は見当たらず、この日唯一出会ったのはこの透け透け蓋の親子蓋でした。
じっくり歩けば、もっといろんな発見のありそうな町でした。上水道の方は後日改めて...