我々東京ホルモンズは 家紋は違えど暖簾の色でなるほどネとなるB食家集団である
鮨いしやま@銀座 見事にツボりました の話
鮨いしやま@銀座
2018年7月オープン
大将の握りは8年前に一度
頂いたことがありまして
すごく印象に残ってたんだよね
っていっても
失礼な話しですが
鮨より
その独特の所作をね
当時はまだ二十代半ばだったんだと思います
若いのに妙に雰囲気があるというか
貫禄とは違う
独特の空気感を出される方だなーと思ってました
アレから8年
ボクもそれなりに食べ歩いてきましたので
果たしてどー映るのか
とても楽しみにして参りました
まずは佐島の新わかめ
この時季のわかめは香りが違いますね
サクの段階から
美味いぞオーラがプンプンしてました
メジマです
実はこの前の日
家でメジマのネギマ鍋食べたんです
当たり前ですけど別格ですね(笑)
歯が入る時の感触もステキ
こーなりゃ早々にジャパンです
白子焼き
のどブラック
毛蟹と
大好きなものが続いて
もうニヤニヤが止まりません
はい
酒も止まりません(笑)
そしてコレ
オレの鮨巡り人生で
過去最高の子持ちヤリイカです
外パリ中トロ具合がパンパない
思わずニッコリしちゃいます
コレも美味しかったんだよなー
しめ鯖の棒すし
こりゃー光りもの期待しちゃいますね
梅わさびでいただく穴子の白焼き
大根おろしと山葵は食べたことあったけど
コレお初かしら?
穴子みたいな皮と一緒に楽しむ焼き物のとき
イイねコレ
そうそう
このお酒タイプだわー
覚えとこ
もずくでサッパリ&リセットしまして
握りタイム
って
大将がアレを揉みくちゃし始めました
何してるん?って思ったら
手に香りを付けてたんだね
アレ香る白魚です
一貫目で唸りました
平目
日高見
かんぱち
最近
かねさか出身の方の握り食べてなかったので
このサイズ感 懐かしかったなー
赤身は
細く切ったアレを挟んで握ってます
トロは見た目通りのしっとりタイプ
そして握りの所作がカッコイイんだ
同門の六本木の親方みたいに
構えて握るカッコ良さとはまた違う
静かに握るスタイル
アッチが動なら
コッチは静だね
8年前に感じた独特の空気感は
年月と経験を重ね
貫禄となって表れていました
30代半ばでこの落ち着き様は
目を見張るものがありますよ
多くは語らず
職人はただ握るのみ
ってなスタンスが
そう感じさせる要因なんだろね
墨烏賊も
ココ数年で一番美味かった
コリっとした食感
車海老の茹で具合も抜群
小鰭はチョット好みじゃなかったかな(笑)
酢が強かった
鰯は小骨ナッシングでノーストレス
カワハギは
肝のコクは申し分なく
それ以上に
身のしっかり具合に驚き
気付かされました
最近柔らかいカワハギばっかりだったね
たまにはイイもんだ
香り十分の赤貝
雲丹は
こーゆーのでイイんだよって具合が
ドンピシャのやつ
海苔もパリッとしてます
煮蛤は好みが分かれるかもな
個人的には浅めの炊き加減が好きなんだよね
もちろん美味いですよ
穴子はホワトロ式
ツメの深みもバッチリ
そして驚いたのがこのかんぴょう巻き
コレもカワハギや墨烏賊みたいに
かんぴょう自体の食感がしっかりしてんだよね
美味しかったなーコレ
「あー節分ですねー」と
ササッと巻いてくださった太巻き
なんだかやたらと美味しいんですけど
と思ったら
このたまご焼きだったら
そりゃ美味くなるわ
最後に追加で
産地違いの雲丹を一貫頂いて終了となりました
いやー気に入ちゃった
もっと早く着とけばよかった
奇をてらうことはせず
王道の仕事の中でこっそり個性を出す感じ
特に食感のコントラストが面白かった
最近の鮨事情に
ぴったりハマってる気がします
Twitterやってます
https://twitter.com/tokyo_horumon
こりゃー通っちゃうな! すでにこのあと2回予約取ってます(笑)
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店名 鮨いしやま
場所 銀座
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