我々東京ホルモンズは、テレビのニュースで同級生の近況を知ることがたまにあるB食家集団である。
中学校の思い出 二代目武道家＠中野の話。
友人の結婚式の二次会。
イイ歳こいたオッサン達が集まれば
話す事と言ったら子供の事と
若かりし頃の武勇伝ですよね。
みんな色々あったよね。
ボクはイジメられっ子 だから
勉強した思い出と
上履きを隠された記憶と
焼きそばパンを買いに行かされた記憶しかないけれど。
タケチヨ君 にイジメられていた岡Ｏ君という同級生がいます。
岡Ｏ君の家は床屋さんです。
タケチヨ君が髪を切りに行ったとき
岡Ｏ君のお父さんはタケチヨ君のヒゲをあたりながら
「ウチの〇〇〇〇も話せばわかるから。」と
カミソリを首にあてられた状態で説得してきたことがあったそうです。
翌日、岡Ｏ君は変形した顔で教室の床に転がっていました。
でも岡Ｏ君はまだマシな方です。
Ｍ君は休み時間になるとフルチンで廊下に立たされていました。
Ｓ君はそのイジメの酷さから、イジメられっ子特有のブチギレをおこし
彫刻刀でいじめっ子の背中をグサグサと刺してました。
ボクはいじめが怖かったので
近くのラーメン屋 さんに避難していました。
床屋の岡Ｏ君はタケチヨ君によくイジメられていましたが
ボクとは仲良しでした。
ボクが家でタバコが無くなると、雨だろうが雪だろうが
五分以内に買って届けてくれました。
家のガレージで車やバイクの改造をする時でも
電話一本で来てくれて、朝まで手伝ってくれました。
というか代わりにやってくれました。
岡Ｏ君が逮捕された時も、元を辿ればボクのせいの様な気がします。
そんな岡Ｏ君とタケチヨ君、悪の根源〇野君と四人で
二次会の店から帰ることになりました。
思いやりのある岡Ｏ君は僕たちを車で送ってくれるため
一滴も飲んでいません。
いじめられっ子仲間のボクは、岡Ｏ君が可哀想になり
ラーメン屋に連れて行ってあげる事にしました。
早く帰りたいので首都高に乗ってくれるようにお願いしたら
快く引き受けてくれました。
運転してくれたので友情の証と
感謝の意味を込めて
ライスをご馳走してあげました。
え？
たったの50円じゃないかって？
なんか問題あっか？
グチグチ言ってっと
車の屋根の上でジャンプすんぞ。
良い子のみなさんイジメはやめましょう。相手の気持ちも考えてネ。
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店名 二代目武道家
住所 東京都中野区中野3-34-32
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