公安とは何か(はじめに) | けいきちゃんのブログ

🌸公安とは何か

 

⛳公安のわかりにくい組織
 ☆公安とは「公共の安寧」だが、公安は中国では警察を意味する

 ☆日本の国家公務員の一般職の区分

 *行政 職や税務職、教育職、医療職、研究職等の分類がある

 *その中に公安職がある

 *公安職は「公安職俸給表」に基づき給料が決められている

 ☆地方公務員の警察官は全国に25万人以上いる

 *日本でも公安と警察は広い意味では類義語
 ☆現在の日本で捜査を担う警察組織

 *都道府県単位の地方警察のみ

 ☆米国には国内各州をまたにかけて捜査する国家警察として

 *連邦捜査局(FBI)と地方警察が並存している

 *日本の警察庁も国家警察であると誤解されることが少なくない

 ☆警察庁は各都道府県の警察本部の間を調整し

 *予算を差配する国家の行政機関に過ぎない

 *警察庁が現場の捜査を指揮する中央集権的な

 *国家警察のシステム

 *現在の日本には一部の特例を除いてない

 *警察庁の人間が直接捜査を行うこともない

 *FBIのような捜査機関としての国家警察も存在しない

 

公安委員会の組織

 ☆国家公安委員会は警察庁を監督する

 ☆都道府県の公安委員会

 *各自治体の警察本部を監督する組織である

 *戦後、警察組織の政治的中立性を確保するため

 *内閣や知事との間のクツションで置かれたのが公安委員会だ

 ☆国家公安委員会

 *国務大臣委員長と5人の委員で構成される

 *警察組織に警察とも政治とも一定の距離が保たれる

 ☆報道に登場する公安調査庁

 *公安警察と重複するため混同されがちだが別の組織である

 

公安警察の指令はダイレクト
 ☆公安警察は警察庁警備局を中心に

 *特高警察時代のシステムを密かに残している
 *建て前上は自治体警察だが、警視庁公安部や道府県警の警備部は

 *予算を握る警備局から直接指示を受ける立場にある

 *上意下達の国家警察システムがそっと残されている
 ☆戦後の公安庁構想が実現しなかったので

 *形式上は各自治体警察に独立が認められているため

 *「力」のある警視庁公安部には時として

 *警備局のコントロールが利かないこともある

 ☆公安部は人員が多いことから

 *警察庁の要請で他の道府県警備部の応援するケースも多々あり

 *余計に警察庁は警視庁に一目置かざるを得ない
 ☆各警察署の公安部門へと、指示系統は縦に統一されている

 *この指示系統には道府県警の本部長や各警察署の署長は入っていない

 *ここが刑事警察などとは大きく異なる点だ
 ☆警視庁公安部からは所轄 の公安担当ヘダイレクトに指示がくる

 *公安担当者は公安部の忠実な手足であり署長の部下の意識は希薄

 ☆秘密主義がはびこる公安警察は

 *時とて所轄の公安担当者に署長さえも無視させる
 *秘密主義は刑事警察と公安警察の不仲にもつながっている

 ☆警察庁の刑事、公安部員を「公」の文字から侮蔑的に「ハム」と呼ぶ

 *公安部員は「俺たちは国を守る仕事をしている」との意識が強い

 *刑事警察より高い次元にいるというプライドが見え隠れする

 ☆警視庁公安部には公安総務課のほか、計八つの課がある

 *公安警察がいかにさまざまな事件捜査を手がけてきたか分かる

                      (敬称略)

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⛳出典、『公安はだれをマークしているのか』

 

 

公安とはなにか(はじめに)

(『公安はだれをマークしているのか』記事より画像引用)