こんにちは。

 

 

とくちゃんです。

 

 

前回までの記事はこちら。

 

 

 

モヤモヤの原因は、学校生活もありましたが、家庭での生活もありました。

学校では、先生とうまくできない

家では、自分の気持ちをうまく伝えることができない

 

 

話しをすることができたら、モヤモヤが小さくなっていったのだと思います。

学校でのことも、家での気になっていることも、話をしていなかったわけでないのです。

ここまでは言える、ここから先は言ってはいけない、と自分の中で線引きして話しをしていたのです。

 

 

 

そんなわたしが、気持ちをぶつけた先は、、、

”自分自身の体”でした

 

・何か嫌なことがあったら、思いっきり太ももを殴る

・落ち着かない気持ちを抑えるために、腕の皮膚をちぎる

・拳を作って、腕に打ちつける

・壁に頭を打ちつける

 

 

どうしようもない怒りの矛先は、全て自分に向いてしまったのです。

最初は、弱い力で行っていました。

でも、モヤモヤや怒りの程度によっては、その弱い力では、解消できなくなっていきました。

 

 

当然、自分の体に刺激を加えるので、痛みが伴います。

「めちゃくちゃ痛い」

「あー、赤くなっちゃった」

 

 

それでも、痛みを感じることができるということは、”まだ感覚がある””わたしは、存在している”

ということを、自覚できる瞬間でした。

頭の中では、ダメだということを理解しています。

それでも、やってしまっていたのです。

 

 

これを覚えてしまったわたしは、当たり障りのないことは言葉にして伝えることをしていました。

しかし言葉に出してもどうしようもないことや、言ったら相手を混乱させてしまうということがわかる時には、誰にも気が付かれないように、静かに自分の体を傷つけていったのです。

 

 

 

何気なく、送っていた毎日の裏には、誰にも言えないことをしていました。

”自分の体を傷つけて、解消している”なんて。。。

そんなこと誰にも言えません。そんなことやるなって、言われることをわかっていたからです。

 

 

どうやって言葉にしたらいいのか、わからない。

言葉にできたら、こんなに辛い思いしなくてもいいのに。

ところどころ痣になっている自分の体を見て、いつも泣いていました。

 

 

自分の体に何にもできない時には、違う症状となって体に現れてきました。

それを気にしていた母親は、病院に連れていきます。

 

 

次回、わたしの世界観50〜小学校中学年8 チック症を発症した〜に続きます。