こんにちは。

 

 

とくちゃんです。

 

 

 

前回は、児童館での変わった自分なりの過ごし方の紹介でした。

 

 

年少さんの時と違うのは、給食の時の過ごし方です。

 

 

白飯の量は少ないにしても、取り替えっこしなくても食べられるようになりました。

人数も増えたので、3つくらいテーブルをくっつけて、友達と給食を食べます。

おしゃべりは好きだけど、食べるのが遅いので、静かに給食を食べます。

 

 

静かに給食を食べていた、ある時に驚く出来事が起こりました。

 

 

 

その日の給食のメニューは、おでんみたいな煮物でした。

大きなどんぶりに、大根、こんにゃく、ごぼう、にんじん、さつま揚げ、高野豆腐。

色々な種類の煮物が入っていました。

 

 

猫舌のわたしは、フウフウしながら熱々の煮物を食べていきます。

柔らかい大根を食べて、ほっこり。

 

丸い大きなさつま揚げを食べて、にっこり。

 

ちょっと厚めの高野豆腐を食べて、、、、ガリッッ!

 

 

?????

 

 

初めは、何が起きたかわかりませんでした。

”え、なんかガリッていったんだけど”

心の中で呟きつつ、もう一度、静かに豆腐を噛んでみました。

 

ガリッと音がします。

 

 

口の中で、そのガリガリの正体を舌で探りあて、みんなに気が付かれないように、

外に出してみました。

 

 

なんと!!!

 

 

歯が出てきました。

”歯、取れちゃった”

動揺しつつも、歯をズボンのポケットに入れておきます。

 

 

そして何事もなかったかのように、給食を食べ終わりました。

食べ終わってすぐに、先生に教えます。

 

 

「先生、歯が取れた」

 

いつも怖い先生でしたが、その時は満面の笑みで

 

『あら、大人になったんだね』

 

と、言ってくれました。

 

大人になったの意味はわかりませんでしたが、

『無くさないで、お家に持って帰ってね。』

と言われたので、家に持っていきました。

 

 

 

家に持って帰ると、家族みんなが、喜んでいます。

そして姉が一言。

【よく飲み込まなかったね】

それを聞いて、親は笑っていました。

 

下の前歯の乳歯は、大事に保管されました。

 

 

ご飯を食べている時に、歯が取れたのは、あの時だけでした。

 

 

わたしの世界観〜幼少期13 年中さんも驚くことがいっぱいPart3〜に続きます。