こんにちは。

 

 

とくちゃんです。

 

 

 

 

前回の記事はこちらから。

 

 

給食の時間。

毎日、同じことを言われ続けて、お昼の時間が怖くなりました。

 

ご飯を食べるのが遅い私たちを見て、先生もイライラしてきます。

先生の声もだんだん大きくなっていきます。

 

怖い、怖い。どうしよう、どうしよう。

 

どうにかして、この状況を切り抜けなければいけないわたしは、男の子にある提案をしました。


 

給食の取り替えっこ

男の子が苦手なものは、わたしが食べる。

食べきれないご飯やおかずは、男の子が食べる。

 

 

もちろん、先生が見ていないところで、やる必要があります。

先生が見ていないことを確認して、タイミングをみて交換します。

 

 

 

「いくよ。」 「うん。」  2人で決めた掛け声です。

 

 

初日。トマトとご飯。成功!

 

2日目。野菜炒めとご飯。成功!!

 

3日目。なし

 

4日目。ニンジンのサラダとピーマンの炒め物。成功!!!

 

 

もはや、先生は気がついていないのか、気にしていないのか。

成功することがほとんどでした。

 

 

給食の中身を見ては、男の子と相談です。

「今日はどう?」「今日は、大丈夫そう。」

 

 

しかし、ピンチは突然訪れました。

 

 

そう、わたしと男の子の苦手なものが同じ時がきたのです。

 

 

ナスの炒め物。

 

 

ナスのキシキシする感じが苦手だったわたし。

 

男の子に聞くと、ぐにゃぐにゃするのは嫌いと話します。

 

 

今日は、給食の取り替えっこができない。絶望的でした。

 

いつものように給食が始まります。

どうしても、ナスが食べられないわたし。

 

 

最後まで残っているのを知っている先生。

ご飯を食べ終わるまで待ってくれています。

 

 

この日の先生は、いつものようなイライラした雰囲気をその日は感じませんでした。

 

 

今まで怖くて言ったことなかったけれど、

いっそのこと、食べれません。って言ったらどうなるんだろう。

 

意を決して話してみることにしました。

 

 

わたしの世界観〜幼少期⑩ 自分の意思を伝える〜に続きます。