こんにちは。
とくちゃんです。
前回の記事はこちら。
2歳になったわたしは、好奇心旺盛です。
外に出ると、いろいろなことに興味津々。
雨上がりの水たまりを、黄色い長靴を履いて足踏みしたり。
スズメの群れを見て、指を指して走っていったり。
買い物に出かければ、お菓子コーナーに一目散に駆け寄ったり。
外には、真新しい新鮮な世界が広がっていることを学んでいきます。
とりわけ、よく観察していたのは、いたるところで見かける、ありの行列。
家の近くに、大きな運動公園があります。
天気がいい日は、毎日お散歩していました。
植木の下の土にある、ありの巣。
公園のブランコの近くにも、ありの巣。
そこから、長い列になって動いているありたち。
「このありは、どこに向かっているんだろう。」とありやありの巣を見つけるたびに、
しゃがんでは、ありを追いかけて、ありの巣の観察です。
「今日もありさん、いる」
「ありさん、何しているの?」
「どうしてここ(巣)に入っていくの?」
ありを見るたびに、母親に質問しています。
「ありさんもお散歩しているの」
「ここがありさんのお家なの」
「ありさん、ちゃんとお家に行っているんだね」
「今日もありさん、元気だね」
「雨の日は、ありさんいないんだ」
永遠とありとありの巣を眺めて、お散歩は終わり。
ありの行列に、いたずらをするわけでもなく、ただただ眺めていました。
3歳になったわたしは、新しい世界に出会います。
わたしの世界観〜幼少期⑦ バスに乗ったその先にあったのは〜に続きます。