こんにちは。

 

 

とくちゃんです。

 

 

 

前回の記事はこちらです。

 

小さい時から、食欲旺盛だったわたしが知った新しい味。

それは、せんべいでした。

 

 

普段、おやつとして食べていたのは、いわゆる赤ちゃんせんべい。

白くて、味がない、子どもに優しいせんべいです。

 

 

おやつの時間に、いつも常備している赤ちゃんせんべいがなかったことに気がついた母親。

近くにあったのは、チョコレートが付いているせんべいのみ。

「明日買いに行けば良いから、今日はこれを食べさせよう。」

 

 

特に何も考えることなく、チョコレートのついたせんべいを食べさせます。

もちろんわたしは、いつものように、せんべいをバクバク食べます。

 

 

さて、ここまで読んでみて、この後の展開が想像できたでしょうか。

 

 

 

次の日・・・

赤ちゃんせんべいをたくさん買ってきた母親。

いつものおやつの時間になりました。

 

 

「せんべいたくさん買ってきたから、いっぱい食べれるよ。」

と母親は、せんべいを食べさせます。

 

 

喜んでせんべいを手に取り、口に運ぶわたし。

「ん?昨日のと違う。なんだこの味がないせんべいは。」

言葉は発せないけれど、態度がそう示していたみたいで、一口食べた瞬間に、

 

 

手に持っていたせんべいを「ポイっ」と投げつけたのです。

いつもなら喜んで食べているのに、せんべいを投げられたことに驚く母。

もう一度、食べさせようと手に持たせるも、同じ反応。

 

 

ならばと、口に運んで食べさせようとするが、意地でも口を開かないわたし。

 

次の日も、また次の日も赤ちゃんせんべいにトライするも、食べないわたし。

 

 

どうして食べなくなったんだろう・・・と回顧してみると、

原因は、たった一度のチョコレートが付いているせんべいを食べさせたことでした。

 

 

その後、わたしが赤ちゃんせんべいを食べることはなく、違うおやつを食べることになりました。

 

 

 

きちんと一人で歩けるようになったわたし。

2歳の頃には、ますます好奇心旺盛になっていきます。

わたしの世界観〜幼少期⑥ ありさん一体どこいくの〜に続きます。