【TOK】のスキー教師日記 -8ページ目

“眼”と“心”で観る...

2008/10/14 白馬 

☆ October  14  2008 Tuesday 曇り (白馬 )

 
 今日は“Online Lesson '09-No,6...“Tori”さんのコメントを紹介させていただきました。ご覧下さい。(^ ^)(^I^)

  この中でも少し書きましたが,今日は「見る」と「観る」の違いについて考えてみたいと思います。

  これを辞書で引いてみましたが,「見る」と「観る」の違いはハッキリしていませんでした。そこで Inter Net 検索で調べてみると,スタジオジブリの「ゲド戦記」制作日誌に,次のように書かれていました。『...「見る」が、視覚を通して対象物をみる、という意味合いに対して、「観る」には、もっと俯瞰しながら、真理に近づいてゆく、という意味がありそうです...』

  私なりに勝手に解釈すると,「見る」は,「対象物を“視覚”で感知し,それを姿かたち,運動として外観的にとらえること」...であり,一方,「観る」は「対象物を眼を経て“心”で感知し,それを内在的エネルギーとして内観的にとらえること」...という様に思っています。
  「見る」は表面的にものごとを見,判断することであり,「観る」は表面的に見るだけにとどまらず,内面的な要素まで観ようとすることです。これまでスキー教師としていろいろ勉強させていただきました。その間いろいろな経験を積むことができましたが,今思うことは,教師として「見る教師」は多いけれど,「観れる教師」は数少ない...ということです。

  実は面白い話があります。例が適切でないかもしれませんが,交通事故で片足を失った方が「一級受験」に挑戦されたことがあるのです。私が以前お世話になり育てていただいたスキースクールに居た時の話です。たまたま私がその時主任検定員でした。すると他の検定員二人が駆け寄ってきて,「【TOK】さん...彼の滑りどう見るの?」...と聞くのです。この時私はつくづく思いました。スキーの滑りを姿かたち,運動で表面的にしか見ていないんだなぁー...と。そして私の答えは,「かんたんなことだよ!!! スキー板の動きの合理性を目で見,受験者の身体の動きがシチュエーションにマッチしているか?安定し安心して滑っているかどうかを,検定員として
“眼”と“心”で観るんだよ...」ということでした。
  今日 Online Lesson を書いていてそのことを想い出したのです。

  そして,「スキーが上手」とか「スキーが下手」...ということは,実は“スキー”を楽しむことにあまり関係が無いんじゃないか?...ということです。技術レベルがどうであれ,いろいろな状況を「身体で感じて滑ろうとすれば,それぞれ“オーラ”が出るような滑りが,誰にでもできる」...ということです。(*^^)v

  少し,話がとびましたか?...ネ??? ハッハハハ...(^ー^)


  シーハイル !!! Schi Heil !!!

“感性”を豊かに...

2008/10/13 白馬

☆ October  13  2008 Monday 晴れ (白馬 )

  今日は“Online Lesson '09-No,5ということで,“SHIGE”さんのコメントを紹介させていただきました。ご覧下さい。

  ところで,今日はここ数日お話している“感性”...ということでお話ししたいと思います。

  この“感性”を辞書で引いてみると...『心に深く感じること。感覚的刺激や印象を受容したり、経験を伴う刺激に反応する心の能力。直観の能力。意志や知性と区別された、感覚的衝動、欲求、感情、情緒を含んだ心の能力』...とあります。

  下の写真を見てください。左は春になると白馬岳の頂上右下に見えようになる,ある「雪形」の写真です。これを見て多くの人は右の様な図の「馬の絵」をイメージすることができます。右に上の方に伸びる伸びる尻尾。そして左向きの頭,抱え込むように上げている前足...という風に,普通は見えます。ところが,私も経験があるのですが,ある人にこれをいくら説明しても,「私には“馬”には見えない...」と仰る方が居られるのです。これこそ“感性”の違い,あるいは“感受性”の豊かさの違い...としか言い様がないのです。











代掻き馬 の写真





代掻き馬 の雪形


 見える人には見えるけど,見えない人には見えない...ということです。中には,見えても見えない...と言い張る「へそ曲がりな人」や,「うすぼんやりとはそう思えるけど,ハッキリ見えるわけではないから見えない...と言うしかない」...という人も居ますが...。

  実は“スキー”のレッスンでもほんのわずかですが,同じようなことが起こるのです。特に“フィーリングスキー”の様に,「イメージである感覚のスキー経験をしていただこうとするレッスン方法」...これを採用していると,たまにこの様なことに出くわします。


  私のレッスン経験からお話しますと,実際に雪面上を滑り,そこからいろいろな情報を数多く収集しようと心がけて滑っている人は,だんだん“感性”が豊かになって来ます。つまり“Let Ski”的にスキーを楽しんでいる人ほどです。ところが“Do Ski”的に,「向こう向きの力」で滑っている人は感じ取ろうとする心づもりが少ないからでしょうか,なかなかそうはいきません。なかなかシチュエーションの違いの面白さ,違いの妙に気付かれることが少ないのです。ですから結果的に“感動”が少ないのです。


  ...というわけで,もし皆さんが「雪の大自然」で“感動”を味わいたいのでしたら,できるだけ
“感性”を豊かにする術を身に付けて欲しいと思います。手前味噌で恐縮ですが,それには“フィーリングスキー”...いいですヨ !!! 

  そういう意味で言えば,今回のオンラインレッスンのモデルをしていただいている“Yod”さん...素晴らしい感性の持ち主...ですネ!!!。 !(^^)!(*^^)v


  シーハイル !!! Schi Heil !!!

効率よい“ため”...

2008/10/12 白馬

☆ October  12  2008 Saturday 晴れ (白馬 )

  今日は“Online Lesson '09-No,1-3&4ということで,“しろくま”さんと“Y”さん...お二人のコメントを紹介させていただきました。

  今日のオンラインレッスンでも紹介させていただきましたが,ターン山回りでいかに
圧を吸収し,身体に蓄積できるようにするか?」...これが次の谷回りを決定付けます。“スキー”に限らず,多くのスポーツ指導の現場で使われる言葉...「ためを作る」ということなのです。厳密に言えば,“スキー”では「作る」ではなく,「作られるようにするか?」なのですが...。

  俗にターン後半と言われている山回り...左図の②~③で「ため」が作られるようにするのですが,それには雪面方向,つまり身体の重心から外方向に向かって力を加えてはダメなのです。野球のバッティングでも,弓道で弓を引き絞る時でも,その「ため」のエネルギーは物体のインサイド,内に貯め込まなければなりません。“スキー”の場合そのエネルギーは「斜面の高低差という位置エネルギー」を,形を変えてスキーヤーの体内に貯め込んで行くのです。

  それには,“Do Ski”的に押してしまってはダメで,“Let Ski”的に体内に受け容れていくことが必要になります。これをイメージとして行なうのが,“オレンジジュース飲みイメージ”だったり,“Sound of Music Turn”だったり,“チャクラ・ターン”だったり...ということになります。

  すると,ターンの始まりは①ではなく②だ...ということがご理解いただけると思います。②~③にかけて位置エネルギーというエネルギーを地球から頂き,それを体内に貯め込んで③~①~②にかけて開放して行く...ということだけなのです。すると皆さんもうお分りのように,これは“C字ターン”ではなく,“S字ターン”...ということです。

  かの有名な「岡本太郎」さんは,このターン谷回りでの解放を「“スキー”は爆発だ!!!」と仰ったのだと思います。そして New Zealand では,“I feel FREE !!!”,「私は自由なんだ!!!」...と皆さんが仰いました。(*^^)v
  
「ため」が効率よく作られるようイメージして滑ることの大切さ,今日のオンラインレッスンでも感じた【TOK】でした。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

“心”に想いが行く眼

2008/10/11 白馬


☆ October  11  2008 Saturday 晴れ (白馬 )

  “Online Lesson '09”が始まり,みなさんからたくさんのご意見を頂戴しております。ありがとうございます!!! (^I^)

  今日は
“Online Lesson '09-No,1-2を Update しましたのでお楽しみください。わざわざ「...お楽しみください」...と書いたのは理由があります。どうも読者の方の中に,このオンラインレッスンをご覧になり,「BeforeとAfter...違いが分からない。アアでもないし,こうでもない...。スキーが分からなくなった...」と,“根クラ状態”になりかけている方が居られるようだからです。“スキー”は人それぞれです。「人それぞれの楽しみ方があるのだから,自分とは違っていて当然だし,その違いを違うもの...として見ることが面白い!!!」...という気持ちになっていただけると良いのですが...。

  さて,
“Online Lesson '09”には書きませんでしたが,このレッスンの楽しみ方を今日はお話したいと思います。
  いちばん注目して欲しいのは,滑り云々,形やフォームがBeforeとAfterでどう違ったか?...というようなあら捜し的な感覚で見るのではなく,Beforeはどんな気持ちで滑っていたのだろうか?そしてAfterはどうだろう?...という風にです。つまり,ここで滑っている“Yod”さんの気持ちの変化です。どのような思いで,あるいは感覚で滑っておられただろうか?そして雪とのコミュニケーションをどう感じられていただろうか?...ということです。

  このことに思いが行くこと...これこそが私は“イメージトレーニング”だと思っています。姿やフォーム...運動がああだこうだ...は“フィーリングスキー”流ではないと思っています。“滑り手の
心に想いが行く眼”で映像を観ることこそが,その人の感性を豊かにしてくれると...。

  アレレ...今日もまた“感性”の話になってしまった... ハッハハハ...(^ー^)



  シーハイル !!! Schi Heil !!!


感性の豊かさ...

2008/10/10 白馬

☆ October  10  2008 Friday 曇り (白馬 )

  今日から“Online Lesson '09-No,1の始まりです。

  昨年は「教師日記」の中で解説をさせていただきましたが,今シーズンは別のページを設け,そこに Update することにしました。オンラインレッスンは
コチラでご覧下さい。

  尚,アメブロで「教師日記」をご覧の方は,フレーム設定やリンク設定の関係で Update ができにくいため,リンク設定も遅れますのでご了承ください。

  さて,この「オンラインレッスン」を書いていて思うことなのですが,小さい違い...それに気付こうとされ,そのことに思いを馳せてみることのできる人と,漠然と見てしまって,「違いは無いんじゃないの?」...と思われる人が居ることの面白さです。

  もちろん,どちらが良くて,どちらが悪い...というのではありませんが,きめ細かさ...というか,感性の違いを感じるのです。

  私の経験では,
感性の豊かさ...これに優れている方がより深く「“スキー”の楽しみ」を味わえるのでは無いか???...そんなことを思います。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

完璧な機会

☆ October  09  2008 Thursday 曇り (白馬 )

  今日は「New Zealand
でのレッスン総轄」の八回目で最終回です。ラストのテーマは...“完璧な機会”...です。



  今年の New Zealand でのレッスンでも,「人それぞれ...ですから,あるがままを楽しむ様に...」ということを生徒の皆さんにお話したことは過日も書きました。つまり,あるイメージを持って滑ることで,その人独特の素晴らしい“Figure”が現れて来るし,滑走感覚そのものを味わうことができる...。だから,それを楽しむ...ということです。そしてこのことが,多くの皆さんの「こうあらねばならない!!!」,「こうしなくてはいけない!!!」...といった気持ちを無くすことにつながり,心を和らげて,活き活き,伸び伸びした滑りを実現することに成功したと思っています。私がよく言う「must病」...これからの開放です。(*^^)v

  

  この様なレッスンを続けていて,皆さんからの反応を探っていると時々面白いことを仰る方が居られます。
7/288/18/4...と三日間にわたり Feeling Ski Lesson をさせていただいた“Troy”さんが仰ったのは...Tok, your lesson is very physical and spiritual !!!”...つまり,「物理的なのだけれど,精神的でもある...」ということです。よくよく話をお聞きすると...『オレンジを足裏で感じたり,スキートップからの摩擦音を聞く...ということでスキーの性能が活かされて自然にターンができてしまうこと...これは物理的だ。だけど,物理的なことを考えなくても,オレンジをイメージするだけで身体が勝手に雪や地形に反応し,身体の特性までも引き出してしまう。そしてその結果,自分の身体の素晴らしさにも気付くことができるし,何よりも自然界の面白さを感じ取ることができる。この様なスキーレッスンは初めてだけど,これは面白い!!!』...という風に...。この“Troy”さんのお言葉は【TOK】にとって本当に自信になりました!!!。そして,今にして思うと,その後のレッスンに良い形で繋がっていったのです。(^ ^)(^I^)



  そして思いました...。

  “スキー”...これで
大切なのは最後にたどり着く滑りをどうこうしようとすることでは無い。与えられた環境や過程の中でめぐり合い,あるいは出会ういろいろなものごとと,どのように関わり合い,溶け込み,調和するか?ということこそが大切なのであって,こうでなければならない...といったことでは無い。「自然界と調和する満ち足りた感覚のスキー」は,条件の良いも悪いも含め,いろいろな自然条件をどれだけ素直に受け入れ,酸いも甘いもあるがままに吸収し味わうことで達成される。自分の身体や与えられた時間や場所など...諸々の環境にどう感謝できるか...ということでもある。自然の懐に抱かれ,その偉大さを感じ,安心感や安らぎをもたらしてくれるエネルギー...これを感じ,人間として生まれてきたことの幸せを思えるようなスキーをすることこそ大事なのだ。



  そして,思っています...

  人生の全ての場面で会う人間,場所,ものごとは自分で自分で創り出し引き寄せている。進化していく過程の中で,次に経験したいことを経験するのにぴったりした完璧な条件,完璧な機会を準備するために...。人生で起こることは全て何かを癒す,何かを創り出す,何かを経験するための完璧な機会なのだ。【TOK】は New Zealand でその完璧な機会を与えらて貰いました。ありがとう!!! “Something Great”!!!



  シーハイル !!! Schi Heil !!!

磨き砂...磨き合いの連鎖

2008/10/08 白馬
☆ October  08  2008 Wednesday 晴れ (白馬 )

   今日も「New Zealand でのレッスン総轄」で...その七回目。“磨き砂”ということでお話したいと思います。
  実は...「今年は二年目...本当に【TOK】が Coronet Peak でスキー教師として働くことに意味があるんだろうか?」...と初めは内心少々疑問に思うことがありました。昨年一シーズン経験すればそれで充分ではないだろうか? あの経験以上に自分にとって何か得られるものがあるのだろうか?現地の生徒さんにとっても有意義なレッスンができるのだろうか?」...といった思いです。

  でもフタを開けてみると...ここ数日の日記の総轄でも話させていただいているとおり,その“意味”は私の想像を超えるものでした。本当に嬉しいことです。Cause and Result”,“オレンジ・ターン”や“Sound of Music Turn”の効果と優位性,“雪とのコミュニケーション”の意味,“心の持ち様とスキー”,“スキーの癒し効果”...等々,私がこれまで30数年,スキー教師としてやって来たこと...これ等の“総まとめ”をさせていただいた,そんな感じさえしています。これらのことをレッスンを通して感じられたというのは,“フィーリングスキー”が生徒さんにとって好ましい“磨き砂”として作用したということだと思っております。生徒さんが元々ご自分が持っていた能力に気付き,それを引き出しただけ !!!...ということです。この過程で【TOK】が,その「“磨き砂”を提供できた教師」として,あるいはもしも「“healer”たる教師」として... Coronet Peak に居られた...ということであったとすれば,どんなにか幸せなことでしょう !!!。

  しかし,今【TOK】が思うこと...それは,私が出会った多くの人々や New Zealand の大自然...これらが逆に私にとっての“磨き砂”だった !!!...ということです。生徒さんに“磨き砂”を提供していたつもりが,逆に生徒さんが【TOK】を磨いてくれていた...ということなのです。元々はあるイメージで,あるいはフィーリングで生徒さんが磨かれ,気付かれて違った次元のスキーを楽しまれるようになります。この時点では生徒さんが磨かれています。でも,それらを目の当りにした【TOK】は,これを数多く経験することによって,教師としての自分を磨いてもらっても居たのです。

  生徒さんが Feeling Ski で磨かれ光り輝き始める⇒教師としての【TOK】がその効果を目の当りにし,自信に溢れ,磨かれて行く⇒その磨かれ経験が新しい感覚やフィーリング...という気付きを【TOK】にもたらす⇒新しいイメージやフィーリングが再生産され,次のステップとして生徒さんに提供される⇒生徒さんが新しいFeeling Ski で磨かれ光り輝き始める......といった「“磨き合い”の連鎖」とでも言える現象が起きていた...ということです。

  特にこの様な自信と感動を与えてくれたレッスン...「7/28の“Troy”さんのレッスン」,「8/25の Black Eagle のレッスン」,「8/29の“Jason”さんのレッスン」...他にもたくさんありますが,それらの方々との出会いこそが,
【TOK】を磨いてくれ,そして感動させてくれたように思います。まさに,“Something Great”の導きがあってこその経験だった...とも言えます。



  シーハイル !!! Schi Heil !!!

“スキー”の癒し効果

2008/10/07 白馬
☆ October  07  2008 Tuesday 曇り (白馬 )

   今日は「New Zealand でのレッスン総轄」...その六回目です。昨日“心の持ち様とスキー”ということでお話させていただきましたが,その続編...という感じで,“スキーの癒し効果”ということについてです。



  これまでの自分の滑り方や考えと違った感性でスキーを楽しむ...といったことに気付いてもらうために,「禅マインド」や「“気”を感じる」...というような比喩的表現でレッスンをした...と昨日の「教師日記」に書きました。そして,「ご自分でどう感じるか?...これこそが大切だから,自分の“感じ方”を大事にし,それを楽しんで下さい !!!」...ということも...。

  この時,【TOK】は日本人ですから,向こうの方は,「多分“禅”や“ヨガ”に詳しいに違いない...」と思われるようです。私も興味があるので,少しは勉強しましたがプロではありません。でもその中に流れる考え方...「あるがままに生き,あるがままに存在するという“Zen Mind”に思いを馳せて...」とか,「地球の波動(エネルギー)である“気”を感じる意識を持ち,それに溶け込む様なつもりで !!!」...と言う風に皆さんにお話しすると,皆さん安心してリラックスされるのです。そして,何はともあれやってみようか?...と試してくれるのです。そして飛躍的に滑りが変わって行かれました。

  でも残念ですが,100%全員の方がこれでOK!!!...という具合にはいきませんでした。レッスンでの経験から言えば,90%の方が最終的に【TOK】流の“フィーリングスキー”の面白さに気付かれたと思っています。今年,いろいろなレッスン受講経験のある方々からのリクエストが多くなった...という事は,この効果が確実に有った,ということの証しでもある...と思っています。(^ ^)(^I^)



  形や運動に固執せず,あるイメージを持っていろいろな斜面を滑ることが本当に楽しくなるのです。ありのままを在るがままに滑る...ということは,あることを目的とした滑りではなく,そこに顕れてくる何か?!?!?!...これを期待する滑り方なのです。ですから,正解の滑り...というものは無く,人それぞれの感性で,自然そのものを味わう...ということになって来ます。「気持ち良く滑れた時の感動はモチロン最高 !!!...」ですが,「もしフラストレーションがあったにしても,それをそれとして感じ取ることも面白い!!!」...ということに気付かれるのです。実はこれは凄ッごいことです。“大自然”の中に,“スキーヤーとしての自分”が一体となって溶け込んでいるからです。人が森林浴をすると気持ちが良いように...香を焚いてその香りを嗅いでいると心が落ち着くように...そして音楽を聴くと身体が踊りだすように......“スキー”を通して雪の違いの面白さや,地形の違いの妙に気付き,何かしら癒しのエネルギーを感じはじめているのです。雪や地形のエネルギーを受けてダンスをしている...という表現をしても良いかもしれません。(^ ^)(^I^)



  そして,実はこの後に皆さんからいろいろなお話を聞くことができたのです。「教師日記」では紹介し切れませんでしたが...

 
地球のコアからのエネルギーを感じながら滑ると身体が優しくなり,疲れませんネ !!!

 『スポーツは苦手で運動能力が無いと思っていたのに,こんなに滑れるなんて !!!』

 『 Feeling Ski で滑ると,これまでのスキーは何だったのでしょう?...と思ってしまう...』

 『新雪の湿雪...あの斜面をあんなにゆっくり,スピードコントロールして滑れたのは初めて !!!』

 『Formを作ったり,自分の体力を使ったりしなくて良いということは,Superだ !!!』

 『 Ski をしていて癒される感じになったのは初めて!!! 』...

etc.など。

  でも,私はあるイメージ“”をお伝えしただけ...。それらのイメージで,皆さんご自身が持って居られた凄い能力,潜在的な能力が開花しただけなのです...。そして“スキー”を介して大自然や地球から“
Healing Energyを受けられ,心が安らかにそして穏やかになられただけなのです。素ッ晴らしい!!!



  シーハイル !!! Schi Heil !!!


2009 OLSSレッスン開始 !!!



  今日から“Online Lesson '09-No,1”の始まりです !!!。 イエェーーイ !!! (*^^)v

  
今回のモデルは“Yod”さんから...。今回テーマに取り上げたのは「大回り(1.213KB)です。今年は「滑りを観る視点」をできるだけ少なくし,皆さん自身が何をどう感じられたか?...ということをメインに展開していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

 ②:皆さんが思われたことは?(視点は多くても構いませんヨ !!!)(^ ^)

...以上二つについてご意見をお寄せください。あて先はtok.ski@gmail.comです。尚今回...第一回のコメント締め切りは10/9にさせていただきます。よろしくお願いいたします。

心の持ち様とスキー

☆ October  06  2008 Monday 小雨 (白馬 )

     「New Zealand でのレッスン総轄」...その五回目で,今日は“心の持ち様とスキー”ということでお話ししたいと思います。

  今年は特に「心の在り方とスキーの滑り方」に大きな関係があることを感じました。これまでも,「与えられた条件や環境を与えられたように楽しむ」...という様なことは何度もこの「教師日記」でお話しさせていただきましたが,今度の New Zealand では,少しそれが掘り下げられた感じがするのです。



  今年はレッスン前に予め,「私のレッスンスタイルは他の先生方と教え方が違い,イメージを大事にしたレッスンです。多くの皆さんに違った感覚のスキーを楽しんでいただけると思います」...ということをお話しする様にしました。これが効いたのかどうか,生徒さんの反応が,昨年とは違うように思いました。。「違うらしいけれど,どう違うんだろう?」...といった興味津々...という姿勢が強くなり,期待感というか,「その違いがどのようなものか知ってみたい...」という風に,生徒さんの“興味”を喚起することができたのです。



  そしていよいよイメージレッスンの始まりです。オレンジを踏む感じとか,音を聞くとか...といったことを実際に試してもらうのですが,ほとんどの方にとって“フィーリングスキー”は初めてですから疑心暗鬼的な不安な気持ちと,新しいことに対する期待が,50-50...といった感じなのです。???の気持ちの時は,身体が硬直しうまく身体が動きませんが,時々はリラックス状態が起こり,これまでのフィーリングとは違う!!!...ということを短い時間ですが体験されるようになります。一度この不思議な感覚に触れ,「アレレ...これでも滑れちゃう!!!」...ということを知ると,イメージを大事にした滑り方にのめり込んで来られます。そしてどんどん滑りが変わって行くのです!!!。



  初心者の方や,初級者の方で,スキー経験が少ない人は,これまで習った経験がありませんので,過去にレッスン経験があった方々より,よりすんなりイメージレッスンに順応されます。最初から「スキーとはこうやって楽しむものなんだ」...という気持ちになれるわけです。ですからどんどん形やフォームを気にしない滑り方をされますので,“Let Ski”的な滑りがおできになると共に,自由に雪との会話を楽しむような滑り方ができてしまうのです。ですから,進歩の程度も結果的に早いということになります。



  ところが過去にレッスン経験があったり,「スキーはスポーツなんだから自分で運動を起こすんでしょう?」...という考えでスキーをして来たり,レッスンを受けられてきた方々は,自分で作っているイメージがすでにあり,これを除去する作業が大変です。ですから,ともかく過去の自分の滑り方や考えと「バイバイしましょう!!!」...といったレッスンで気付いてもらうことが大事になるのです。この時効果があったのが東洋的考え方というか,「禅マインド」や「“気”を感じる」...というような比喩的表現でした。レッスンの度に,「皆さんの身体はお一人づつ異なっています。DNAも運動履歴も...。ですから同じフォームにはなりません。身体の運動も異なります。でも,異なることこそが個性であって素晴らしいことなのです。ですから人の真似はしないで下さい。ご自分でどう感じるか?...こそが大切ですから,そのご自分の“感じ方”を大事にし,それを楽しんで下さい !!!...というと,ほとんどの方は“Yes !!!, I am FREE !!!”...と共鳴され,中には“This is what I wanted !!!”...という方まで出現されたのでした。



  この様なレッスンを通して思ったこと...それは,「心の持ち様でスキーの味わい方に天地の差が出る!!!」..ということでした。そして,“フィーリングスキー”的滑り方が精神的な意味でも大きなを持っている...単に“スポーツとしてのスキー”という枠を超え,“心を癒す効果”さえ持っている!!!...ということが見えてきたのでした。



  シーハイル !!! Schi Heil !!!