【TOK】のスキー教師日記 -7ページ目

在るがままに...

2008/10/24 白馬
☆ October  24  2008 Friday  小雨 (白馬 )


  今日は“Online Lesson '09-No,1-15で,“Yod”さんご自身のこの映像に関するコメントを掲載させていただきました。

  この中で“Yod”さんも述べておられますが,「【TOK】先生の♪♪♪♪に合わせて、板の落下に逆らわずなすがまま。自分からは何もしません。ただ、スキー板に乗って、かかとで一番居心地の良い場所にいられるよう意識はしました...」ということ,これが大事なのだと思います。もちろん仕掛けるのが悪い...というのではありませんヨ!!!。仕掛ける滑りもあるのだけれど,その前に先ず仕掛けずとも身体の特性が生き,スキーの性能が活かされ,雪とコミュニケーションがしっかりとれたスキーを先ず経験すること...これが大事...ということなのです。

  そういう意味で,「かかとで一番居心地の良い場所にいられるよう意識した」...というのは本当に重みのある言葉だと思います。だからと言って自分の個性というか,自分自身を失う...ということではありません。逆に予想もしなかった“個性的”な自分が顕れて来て,雪面上で“生かされている自分”が感じられ,そして「私は“自由”だ!!!」...ということさえ感じるのです。今年の New Zealand でも,多くの方が,この様な「“イメージ”がもたらしてくれる不思議な滑走感覚」を楽しまれました。

  “Yod”さんが,この境地の一端を感じられたこと...これは実に素晴らしいことです。すると,たとえ雪の状況が悪かったり,斜面状況が難しい時でさえ,それをそれとして味わい,楽しむことができるのです。ですから雨が降っても,風が吹いても,あるがままの自然...これを“いとおしむ感覚”で受け容れることができるのです。そうすると,「うまくできた,できなかった...」といった様なフラストレーションを感じることが少なくなります。まさに「在るがままを
在るがままに...」といった心境で大自然を楽しめるようになるのです。勝負にこだわったスポーツでは味わえない,一種独特な“スキー”の面白さが経験できる...と言ってもいいでしょう。

  “スキー”は実に素晴らしい!!! ...そう思います。 !(^^)!(*^^)v

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

“Yod”さん初滑り報告

2008/10/23 2 白馬
☆ October  23  2008 Thursday  小雨 (白馬 )


  今日の“Online Lesson '09-No,1-14は“K”さんです。

   Online Lesson No.1 の最後のご意見...となります。尚,明日はモデルになっていただいた“Yod”さんからのメッセージを,そしてその後,【TOK】の総轄をさせていただこうと思っております。

  さて,“Yod”さんから,昨夜次の様な e-mail が届きました。ご本人の了承を得ましたので,皆さんにご紹介したいと思います。どうぞご覧下さい。

  『 Yodです。今晩は!毎日Online Lesson楽しみに拝見していました。
  多くの方々からのコメントも今日で終わり何か寂しい気がします。私ごときの滑りに、【TOK】先生をはじめ、皆様から真剣に、かつ的確なご意見を頂き感謝感激です。
  さて今日、静岡県のイエティへスキーに行ってきましたー!! シーズン初めですが、
とても気持ちよく滑ってきました
今日の楽しく滑れた気持ちを、【TOK】先生にお伝えしたくメールしました。
  シーズン教えていただいたチャクラターンができるかな?と不安を感じながらも、「今シーズン初めての雪、こんにちは...」という気持ちを持って、雪とのやりとりに気をつけて滑りました。まだまだ幅も狭く雪も少ないイエティですが、いつも止まってしまいそうになる緩斜面もスムーズに滑れるようになりました!以前の角づけ中心のエッジングでは疲れるばかりで、コントロール不能。改めて
かかとにのって滑ることの安心感、かかとにのって滑ることの対応力の豊富さをひしひしと感じた1日でした。
主人もとてもスムーズに滑りました!!中年スキーヤーには、安心=楽しいにつながりますね。
やっぱりスキーは楽しくなくっちゃ!!!
  【TOK】先生も今年は野麦峠スキー場をメインに活動されるそうですが、これからも、スキーの楽しさを多くの方に伝道していってください。本当に教えてくださってありがとうございました。また、レッスンに参加させていただきます。
  これからも、ますますのご活躍をお祈りいたします。    “Yod”  』


  “Yod”さん,もう初滑り...済まされたんですネ!!!。そして,昨シーズンのイイ感じがまた確認できた!!!。本当の良かったですネ !!!。こういう e-mail を頂くと本当に教師冥利に尽きます。ありがとうございます !!! (^I^)
   緩斜面で止まらず滑れる...これはオーバーエッジユースになってない証拠です。(*^^)v
   ご主人もスムーズだったとのこと...これもホントに嬉しいことです!!!。良かったよかった!!!
   ハイ,今シーズンから「野麦峠スキー場」に出没する機会が増えると思いますが,白馬エリアも留守にするわけではありません,白馬には白馬の面白さがありますので...。いまそういうことで企画を練り直している段階です。近日皆さんに「【TOK】の'09レッスンシーズンスケジュール」をお届けできると思いますので少しお待ちください。
  ...というわけで,少々忙しい【TOK】です。(^ ^)(^I^)

  お知らせ!!! 

  次回
Online Lesson '09-No,2”のコメント募集が始まりました!!!。コメント受付締め切りは10/26です。 

   シーハイル !!! Schi Heil !!!

こころ新たに...

2008/10/22 白馬
☆ October  22  2008 Wednesday  晴れ (白馬 )


  今日の“Online Lesson '09-No,1-13は“Nishi”さんです。どうぞご覧下さい。

  さて,その“Nishi”さんのコメントに次の様な一文がありました...。

  『 
...After...すごく自然!って感じで、楽しそうで何度観ても飽きませんね。 更に、そのおおらかさが2度と味わえないその時々の雪質を感じながら、そうそう初めての人と人との新しい出会いの時の様に、相手の様子を探り?ながら・・ワクワクドキドキ感...それがあります...

 
  Online Lessonでも少し書いたのですが,こういった楽しみ方というか,雪や自然との触れ合いができること...これこそが“スキー”をする上で本当に大事なことだと思います。

  何度も書いて申し訳ないのですが,今年の New Zealand ...これと似たようなことを毎日のように経験させてもらいました。自分でレッスンをしていながら,一種不思議な感覚でもありました。これまで30数年スキー教師をしながら,この様な感覚でレッスンをさせてもらったことは本当に少なかったのです。でも,今年は違いました。“オレンジ・ターン”や“Sound of Music Turn”で,生徒さんがどんどん変わり,しかもそれぞれの方にそれぞれの“オーラ”が観える気がしたのです。...まるで今回の“Yod”さんのように!!!...。“Nishi”さんもコメントされてますが,雪の大自然との「
新しい出会い」を,心から楽しんでいる様子が伺えたのです。(*^^)v

  そして,このことを通して,「スキー指導」の新しい意義みたいなものが感じられたのです。「スキー指導」...ただ単にスキー技術をお教えする,という狭い枠を超え,人生の生き方や楽しみ方をさえ見つけ出す,素晴らしい機会を提供することになり得る!!!...と。

  そのためにはもちろん,「何をどうお伝えするか?」...ということが大事ですが...。「新生・FSS野麦スキースクール」をはじめ,【TOK】のスキーレッスンは,そのことを念頭に研鑽を重ねて行きたいと,
こころ新たにしたのでした。 !(^^)!(*^^)v

  シーハイル !!! Schi Heil !!!



一人でも多くの方に...

2008/10/21 野麦峠
信州 野麦峠 ヒュッテ不思議童子

☆ October  21  2008 Tuesday  晴れ (白馬 )

  先ほど,4時半頃,野麦から白馬に戻りました。

  昨日夕方から夜にかけて,そして今朝,早朝から昼過ぎまで,「新生・FSS野麦校」の運営方針などを協議してまいりました。

  松本市野麦峠スキー場の指定管理者募集に応募していた「岳都リゾート」という会社が今年からその運営を,松本市から任され,運営することになりました。それに伴ってFSSも,スキースクールとして活動できるよう,岳都リゾート宛に希望を表明していたのですが,それがこの15日,正式に受理されました。

  そこで,昨日野麦峠スキー場にお邪魔し,「FSSが具体的にどのような形で参加できるのか?」...これを現地でお聞きすることができました。そしてその結果を踏まえ,どのようなスクール活動ができるのか,FSSの運営に前向きに相談に乗っていただける方がたを交え,積極的なご意見を伺ってまいりました。これを基に,FSSとしてできるだけ早くその骨子を作成したいと思っております。

  その後,先ず昨年まで協力いただいた Feeling Ski School のインストラクター諸氏に連絡し,新体制での運営とどう関わっていただけるのかお聞きしながら,新しい体制で「FSS野麦校」をスターとさせたいと思っております。
  常設的なスキースクールとしては初めての経験ですので,今後いろいろなことがあるとは思いますが,「“スキー”の楽しさを一人でも多くの方に知っていただくため!!!」...ということを合言葉に,まい進して参りたいと思います。

  皆様のご指導,ご鞭撻...よろしくお願い申し上げます。

  ...ということで,今日の Online Lesson は...オ・ヤ・ス・ミ…です。悪しからず...。(-_-;)


ユニークな存在

2008/10/20 白馬
☆ October  20  2008 Monday  晴れ (白馬 )

  
今日の“Online Lesson '09-No,1-12は“michi”さんです。どうぞ...。(^ ^)(^I^)

  今日から「野麦スキー場」に出張です。

  これまでは “Feeling Ski School” ... Inter Net を介して生徒さんを募集し,レッスン活動を行なっていました。ですが今シーズンから,スキー場にお越しになった一般の方々にも門戸を広げ,「一般公開」でのスキースクールを開校することになりました。数多くのスキースクールがある中,なぜ今更???...と思われる方が居られるかもしれませんが,これの主な目的は,一人でも多くの方々に“フィーリングスキー”を経験していただくことです。そして,形やフォームにこだわらず,真に“楽しみ”や“生きがい”を感じられるような“スキー”を体験していただくことです。これが【TOK】の使命であり,私の指導方針に賛同していただいている “Feeling Ski School” 教師の使命だと思っております。

  私どもの提唱する “Feeling Ski School” の目的に合致した環境であること,そしてさらにスキー場そのものが大きなエネルギーを持っていること...これを生かすことができれば,FSSは数多いスキースクールの中でも
ユニークな存在として,皆さんのお役に立てると信じております。

  今後の私どもの活動にご注目いただければ幸いです。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

“生”の喜びを味わう

2008/10/19 白馬
☆ October  19  2008 Sunday 晴れ (白馬 )

  
今日の“Online Lesson '09-No,1-11は“Ishi”さんです。どうぞご覧下さい。

  で,今日の「教師日記」は,ここにも書きましたが,「役に立つ...」ということをお話ししたいと思います。   

  「役に立つスキー技術」...ということについては,これまでも何度かこの日記上でも書きました。ひと口で言ってしまえば,「応用幅の少ない技術」,「特定のシチュエーションでなければ使えない技術」...ではなく,「いろいろな場所,雪質,斜面などでも使える,基本的で汎用性のある技術」ということです。

  そういえば【TOK】がそれまで所属させていただいたスキースクールから独立し,フリーのスキー教師として活動を始めることになった時の日記...2005年9月19日の日記に,次の様なことを書いています。

  『...「“生涯スポーツ”としての“スキー”」をメインテーマとし,スキーヤーのレベルに関係なく,“スキーの持つ体感的な楽しみ”を味わい,“精神的な高揚”をも図れるようなレッスン活動を展開して行きたいと思います。そのために必要な“技術”があるとすれば,それをお伝えするのが私の役割だと思っています。つまり,「役に立つ技術」を皆さんにお伝えするのが私の役目だと...。』

  三年前の日記ですが,この時の決意というか目的に沿った活動...それが今,少しづつできつつあることを実感しています。ここで述べている「役に立つ技術」...ということをレッスンではいつも考えるようにしており,その効果が日本でも New Zealand でも,ようやく出始めた...そう思っております。

  ところが,多くのスキー指導は,「時流に乗ってるか,乗ってないか?」とか,「検定に受かるか受からないか?」,「ああ滑るべきだ,こう滑るべきだ!」...というように,非常に狭い考えというか範囲で“スキー”を捉え,教える技術も非常にリスクの多いものになっている気がするのです。

  でも,「“スキー”を通して,生きていることが実感でき,それを喜びとして味わうこと」...これこそが大事なのではないか?...本当に意味があるのは,雪の大自然の中で
“生”の喜びを味わうことなのではないか?...ということをここ数年強く感じています。今年の
New Zealand でもそうでした。

  生徒さんの喜ぶ姿,そして感動する姿...これに接していると,「本当に役に立つ指導」とは何なんだろう?...ということを考えさせられるのです。枝葉末節的な技術指導は,本当に必要無いのです。大事なことは「身体が悦ぶ」ために役に立つ技術であり指導です。

  今年から, “Feeling Ski School”...多くの方々のご協力があり,「野麦峠スキー場」で,新規開校する運びとなりました。“Hakuba 47”でもまだキャンプレッスンは続けますが,メインの活動は「野麦峠スキー場」で行ないたいと考えております。

  そして,その基本となる指導方針は...「
役に立つスキー技術”を皆さんに提供すること」です。

  ...ということで,【TOK】の09シーズンの企画...これまでと少し違った形での展開となります。今,大急ぎでそのプランを練り直しているところです。それが出来次第皆さんにお知らせ致しますので,もう少しお待ちください。(^ ^)(^I^)


  シーハイル !!! Schi Heil !!!

“宝物”探し

2008/10/18 青木湖
 写真は10/18,朝7時頃の「青木湖」です。

☆ October  18  2008 Saturday 晴れ (白馬 )

  今日の“Online Lesson '09-No,1-10は“オッキー”さんです。

  さて「教師日記」...今日のテーマは,“ありのまま...”ということについてです。

  今 Online Lesson では“Yod”さんの映像を皆さんと共に検証しています。彼女の滑りが良いか悪いか?ではなく,どういう感覚で滑ったらどんな風になっただろう?...そしてどう感じたのだろう?...ということを探ってもらうのがその目的です。

  “フィーリングスキー”では,イメージを皆さんにお話しし,その結果どんな滑りが顕れてくるだろうか?...ということを大事にしています。それはなぜか?というと,“身体・スキー用具・自然条件”の違いにより,その姿かたち,運動の顕れ方がそれぞれ異なるからです。ところが,あるイメージを持って滑っていただくと,各人各様の滑りが自然発生的に出てきます。何が出てくるか???...これも全く分かりません。そして,玉手箱のように,「どんな結果になるんだろう?!?!?!」...ワクワク期待して滑る楽しみがあります。ひざの角度はこう,足の幅はこれこれ,肩の線はこれ位...といったことを意識して滑るのとは大違いです。これは本当に楽しい作業です。ある“イメージ”だけはお話ししますが,それ以降は,「身体のありのまま,素の自分が導く滑り」...これを大事にするのです。10/7の日記...「癒しのエネルギー」に書いたように,ありのままを在るがままに滑る...ということです。

  今回の“Yod”さんの滑りの映像を拝見すると,その“ありのまま”が率直に出て来ているように感じます。Before映像から二時間くらいしか経っていないのに,「こうしなきゃ...」といった“must病”的な,萎縮した感じが消え,「腰が落ちてもいいや,後傾だろうがなんだろうが構わない...。とにかく“チャクラ・イメージ”を大切に...」といった感じが伺えます。レッスンテーマを与えられてほんのわずかな時間しか経過していませんから,ドリル練習も充分でなく,洗練された...というところまでは行っていませんが,BeforeとAfterで,その変化はかなり大きいものがあります。これこそが,「なりふり構わずイメージ大事にありのまま...」の結果なのです !(^^)!(*^^)v

  「こう滑ろう...」ではなく,「
アレレ?こうなっちゃった!!!」...という滑り方と言ってもいいでしょう。そう思って“フィーリングスキー”をやってみると,本当に楽しくなります。何しろ自分の身体が持っている玉手箱を開け,そこに在る“宝物”を探すゲームなのですから...。ハッハハハ...(^ー^)

  皆さんも今シーズン...ぜひご自分の“宝物探し”...やってみて下さい。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

身体の不思議...

2008/10/17 白馬
☆ October  17  2008 Friday 晴れ (白馬 )

  今日の“Online Lesson '09-No,1-9は“taka”さんです。

  今日の「教師日記」は Online Lesson でも書きましたが,「
雪の反応を感じながら,それと協調しつつ」...ということについて...。

  今年 New Zealand で Feeling Ski 流のレッスンをさせていただきましたが,このレッスンを受けられたある方が,「“オレンジ・ターン”で滑ると,まるで身体が車のサスペンションの様に,勝手に動きますネ...」という風に仰いました。これを聞いて,なるほど...と思いました。「車のサスペンション」については,ココに面白く解説されていますので興味のある方はご覧下さい。(^ ^)(^I^)

  荒れた斜面でもバランスの乱れをできるだけ少なくし,安定した滑りをするには,上下前後左右から来るいろいろな圧変化に素早く,しかも適切に反応していくことが大事なのですが,それを自分の意思で行なおうとすると大変なことになってしまいます。ところが“オレンジ・ターン”のように,足裏にオレンジをイメージし,それがどうつぶれ,どう元の形に戻って行くんだろう?...というようなことを想像しながら滑ると,アラ不思議???...脚が勝手に伸び縮みしてしまうのです。これが人間が持っている「摩訶不思議な能力」だと【TOK】は思うのです。

   Online Lesson '09-No,1 の“Yod”さんのレッスンでのイメージは“チャクラ・ターン”だったのですが,これでも“オレンジ・ターン”と同じような効果が出ました。地球から来る圧,これを身体の中に容れて行く...そしてそのエネルギーが谷回りで,地球に帰って行く...というイメージですが,このイメージも「雪との協調」...という滑りを実現させてくれるのです。

  いずれにしても“イメージ力”の不思議を感じないわけにはいきません。どうしてそうなるのか???...潜在的な力がそうさせてくれるのだ...としか今のところ言い様が無いのですが...。その辺のことは8/21の「教師日記」にも書きましたので,興味ある方はもう一度ご覧下さい。

  いろいろな滑りを拝見しながら,人間の持つ
身体の不思議...これに“感動”している【TOK】です。(^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

一体感が感動に!!!

2008/10/16 白馬

☆ October  16  2008 Thursday 快晴 (白馬 )

  今日は“今を味わう”...ということについて,お話したいと思います。

  第一回の Online Lesson は“Yod”さんにご登場願っています。そして多くの方からコメントを頂戴しています。そのコメントの中に「リラックスしている...」とか,「オーラが観える...」,「自由さを感じる」...という言葉が結構出てきています。

  私は“Yod”さんのAfter映像から,「一瞬いっしゅんを味わいながら滑っている...」という感じを受けます。Beforeはどことなく「こうしなきゃ...」という想いがあり,窮屈さを感じます。ところが,Afterはある意味の鋭さがが消え,穏やかさと柔和さが観えるのです。実はこのことは滑り手の“Yod”さんがいちばん感じておられることだと思うのですが...。

  さて,ニュージーランドでのレッスン...今年は昨年以上に多くを学ばせてもらったことは,以前書きましたが,「レッスン後の生徒さんの感動する姿」...これがまだまぶたに焼き付いているのです。一昨年はそれほどでもありませんでしたが,今年は“フィーリングスキー”を前面に出してレッスンさせて頂いたせいでしょうか...。「形をこう作ろう...とか,運動をこうしよう...と思わないで,あるイメージから自然発生的に生まれてくる“フィーリング”を楽しんでください」...という語り口が多かったせいなのか,レッスンを受けてくれた方々の身体の動きが本当に素直で自由だったのです。そして,その結果皆さんから,「こんな感覚でのスキーイングは初めて!!!」...という評価を受け,そして感動していただけたのです。

  この“感動”...これはどこから来たのでしょうか? 「こうしなきゃ...」というお気持ちが前面に出ていたら,感動は得られたでしょうか? よしんば滑りそのものとして「意図したとおりの滑りができた!!! 満足!!!」...という滑りができたとしても,“感動”する...というところまではいかないと思うのです。スキーヤーとしての自分が勝ちすぎていた...ということだと思います。

  ところが,味わうように,テイストするように滑ると,「雪とのやり取り」...という意識が出てきて,自分独りでなく相手のことを感じてみよう...調和,協調してみよう...といった気持ちが生まれてきます。そして,どのようなシチュエーションであれ,それをそれとして慈しむ感覚が出てきます。つまり独りではなく,雪との会話,コミュニケーションを意識しながら,“相手との一体感”みたいなものを感じながら滑るようになるのです。この“一体感”こそが“感動”につながるものだと思います。

  “Yod”さんのBeforeとAfter...これをジッと観ていると,セカセカした切羽詰ったような身体の動きが消え,そこに在る雪のメッセージをしっかり聞きながら,それと
融和して滑っているように観えます。 New Zealand でも,「感動した!!!」と仰って頂いた方々の滑りには同じような特徴が顕れて来ていたのです。
  その時々与えられた情況...これを,「“今”その状況を“味わって”滑る」...ということに徹する。この妙を思った【TOK】デシタ!!!

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

価値観の変化

☆ October  15  2008 Wednesday 曇り (白馬 )

  今日の“Online Lesson '09-No,7は“Mika”さんです。ご覧下さい。
  

  さて,その“Mika”さんのコメントの中に...「どうしても滑りに目が行ってしまいます。もう全然的外れ承知で感じたことをつらつらと」...という一文がありました。...これを読ませていただいて,【TOK】が思ったことを話させていただきます。

  どなたの判断も「的外れ」や「間違い」...ということは無いと思います。それぞれ「正しい」と...。何も変な理屈をこね回しているわけではなく,人が違えば感性も価値観も異なります。しかもその両方ともどんどん変わって行き,同じである...ということもありません。それが“自然”なことだと思っています。ですから“Mika”さんは“Mika”さんなりの感じたままを表現していただくのがイチバン!!!...なのです。


  私達はよく「モノのみ(見・観)方が同じじゃないから...」とか「価値観が違うから...」と言います。そしてその「“み方”や“価値観”が変わらずいつも同じであることを是とする」傾向があるようです。“価値観”という,考え方の根本はそんなに変わるべきでない...とする意見です。これが変わると意見や行動がめまぐるしく変わってしまって,混乱の元になるからです。でも,私は,それらは時々刻々変わって当たり前!!!...だと思うようになりました。昔は「変わるべきでない派」...でした。評価の根本的態度や見方ですから,そうそう変わってしまってはフラフラした考えの人間になってしまう...そう思っていたのです。でも“スキー”を通じて感性が豊かになったからでしょうか...自分の思うこと感じることが広く深くなるにつれ,これを同じにしておこうとすればするほど,フラストレーションが溜まって来たのです。

  そしてある時から,「“価値観”が変わってもイイや。なるがままに任せてみよう...」という姿勢をとるようにしてみたのです。そしたら「観方の座標軸」が変わったかの様に,観えてくる世界が変わって来たのです。スキー板,これの性能が違う板を履くと,それぞれ違った感覚が得られるますが,まるでそれと同じ様なことが...。「モノの観方」や「ものごとにたいする価値観」が変わるのですから,当然のことなのですが,でもその変わり様が面白いのです。


  そして今,毎日まいにち私の目の前に繰り広げられるいろいろな出来事を経験し,そして楽しむこと...これが私の
感性を変え,価値観を変えて行ってくれていることに感謝するようになりました。これも“スキー”を通して多くの“感性磨き”が経験できたからでしょうか? いやぁーー,“スキー”ってホント...面白いですネ !!!。

  今日も
少し,話がとびましたか? ハッハハハ...(^ー^



  シーハイル !!! Schi Heil !!!