クリスタルボウルを使った個人セッションをさせていただくと、その方の魂の声が聞こえてきます。

 

 

魂は、

「本当はこっちなのに、思考があっちにいっちゃうみたい」

「●●チャクラのエネルギーが、空回りしているみたい」

「この思考の癖が改善されれば、●●で成功するよ」

 

と言った感じに。

ですので、私はそれに従って、演奏をしながら言葉でガイドをします。

 

そんな個人セッションに、お客様からご感想をいただいたので、ご紹介します。

 

 

お客様の声 

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「クリスタルボウルの響きに癒されたのはもとより、エリさんの誘導にとても助けられました。そしてさらに、エリさんがセッション中に受け取られたメッセージを後日送って頂き、読んだとたん、なぜか分からないまま涙が出てしまいました。

 

いろいろポンコツな自分だけど、それでもいいんだよ、という慈愛に満ちた言葉が身体に染み入る感じ。さらには、もう一度、自分の本質は何かということを思い出させてくれるような励ましに、心が揺さぶられました。

 

ここ数日、気分が晴れない状況が続いていますが、デフォルトは超強運の持ち主、という言葉をかみしめて、進んでいきます。エリさんと知り合って、こんなすばらしいセッションまで導いてくださった、大きな宇宙の意図とご縁に感謝しています」

 

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「先日のセッションで、色はどれも大好きなのにオレンジに対してどこか距離を取っている自分がいたのを見つけました。

 

感情を出した後の相手の反応が怖い

自分を知られるのが怖い

弱さを見せたらまた兄弟に遊んでもらえなくなる

母にも嫌がられ面倒臭がられる

 

そんな自分をわかられないように悲しさをごまかすために、怒りで身を守っていたこと。

感情を出している人に対して、子供っぽい、面倒臭い、などと思っている自分もいるけど。

自分の事を否定していただけだった。感情を感じることへの恐怖から自分を守ることで必死。

 

第2チャクラへの意識付けもできるきっかけとなりました。

えりさんのセッション受けさせてらって、本当にありがとうございました

 

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これまで12年の間4カ国でサウンドヒーリングを学び、確かな技術と知識を持つクリスタルボウル奏者として。

そこにチャネラーとしての使命を組み合わせた単発個人セッション(オンライン)は、数ヶ月に一度のみ開催しています。

 

公式LINEにご登録いただくと、優先的にご案内いたします音譜

 

サウンドセラピスト エリー公式ライン

https:lin.ee/Wvd6Ea9//

 

 

 

もう1ヶ月近く前のことですが、東京で行われた作家・本田健さんのセミナーに参加してきました。

伝説の名著「引き寄せの法則」を健さんが今回新訳されたということで、こちらがテーマのセミナーです。

 

 

さて、セミナーがとてつもないエネルギーで、3時間半全く飽きさせない健さんのお話はここに書くまでもありませんが、

 

 

驚くべき奇跡が起きてしまいました。

 

なんと、健さんが隣に来てくださり突然私へのメッセージを伝えてくださったのです。

 

 

 

えーーーーーーっ!!!

 

呆然としてしまうような、びっくりする未来からのメッセージ。

 

「自分で気づいてるよね?」とニンマリ笑う健さんに、ニンマリ笑い返しながら「ハイ❤︎」と答えるしかありませんでした。

 

 

実は健さんが私の横に来てくれる前に、もう一つエピソードがあるんです。

 

この日、私はとっておきのワンピースを着てでかけました。

どうしてもこのワンピースを着てセミナーに行きたい!と、ワクワクしながら準備をしていました。

 

休憩時間、健さんがお手洗いに行く際にたまたま廊下ですれ違った際、

 

「わー、素敵なワンピースだね。とっても似合ってる」

 

と言ってくださったのです。

 

そしてその後の懇親会でメッセージを伝えてくださいました。

 

 

アウトフィットには、ただ単に場にふさわしいか、だけでなく、

 

それを着た自分に

 

ワクワクしたエネルギーが乗っているか

 

がとても大切に思います。

 

私の場合、ワクワクがダダ漏れで、本田健さんという尊敬するビッグな方の目に留まることができたのだと思います。

 

皆さんも、お洋服をのチョイスに、ワクワクや喜びを乗せて1日をスタートしてみてくださいね。

 

その波動が素敵な出会いを呼んでくれます。

 

お客様の心に寄り添うために、教材の中身だけじゃなく、

「自分の声」にも注目!です

 

誰かから商品を購入するとき、何に惹かれて購入しますか?

 

その商品が自分に必要なものかどうか、などと言った商品の魅力はもちろんですが、

「この人から購入したい」と思うときに人の心が動き、行動します。

 

皆さんも、

「買うつもりなかったのに、店員さんと話していて買っちゃった」

なんてことありませんか?

 

つい先日も、買うつもりのないふりかけを試食して、お姉さんが健気だったので買っちゃた友人がいました 笑

 

 

直接のやりとりではなく、ネットで購入することがデフォルトの時代だからこそ、

 

一度の繋がりでグッと心を掴む

 

そんな、画面から感じる印象は、商品の購入を決める際の材料としてとても大きくなっているように思います。

 

 

そして、もしあなたがスピリチュアルをお仕事にする場合、「声」は特に重要です。

なぜなら声はエネルギーそのものだからです。

 

インド人の私の師は、

「声は生き方を表すもの」

とまで言います。

 

もし、あなたの講座が、とっても魅力的できらきらしていて、素晴らしい内容だとしても、講師の声に覇気がなく、ハリやエネルギーに欠け、しょんぼりしたものだったらどうでしょう・・・

 

せっかくの内容が台無しですよね。

 

ですので、自分がどんな声で講座をしているのか、そこにエネルギーは乗っているのか、寄り添う愛のエネルギーは伝わっているか、練習録画をして見直してみると良いですよ!

 

私はLIVE配信をしていますが、必ず事前に声のエネルギーをチェックしてから挑みます。

 

スピリチュアルで活躍するならば、自分が発する波動をとことん意識して参りましょう。

 

もう2ヶ月も前のこと。




こんなに素敵なお宿に泊まってきました。

南インドのチェンナイから南へ5時間ほどのところにあるオーロヴィルです。

 

週末の休みを利用した特急小旅行でしたが、

思いもよらず実家感あふれる落ち着くエナジーに満ちている家で、

一緒に行った親友と ほげーーーーー っとのんびり良い時間を過ごしました。

 




フランス文化が色濃いオーロビルで人気というパン屋さんでは、

インドでは味わえなかった念願のクロワッサンを興奮状態でぱくり。

 

コーヒーもおいしかったし、

トラットリアのマルゲリータをかじったときは美味しすぎて目が点に。

(食べてばっかりだな。)

 

自然がたくさんなので、大きな木を見つけて、そこでクリスタルボウルを演奏しよう!と数日前から丁寧にパッキングして2つのボウルを背負っていったわたし。

 

いざ、この素敵な家で演奏してみようと荷物を開けてみたら・・・

 

マレットがない・・・・

マレット忘れたみたい・・・ 苦笑

 

一緒にいた親友と

「・・・あーー、ここではそれ、いらないんだね」

っと妙に納得して ダラダラモードにカムバック。

 





おかげでバイクをレントして、思いもよらない運命的な出会いをして

おもしろいものをたくさんみて、感じて、おしゃべり三昧の旅行になりました。

 

予定通りに行かない時、一回がっかりしたり、悲しくなったり、あせったりするけれど、ちゃんと収まるところに収まるようになっている。

 

視点を変えて、別のことを楽しんでみたり、ただのんびりしたり。

 

そうすることで出会えるものがある。

そうすることでしか、出会えないものがきっとあるから、

人生は時々そうなっている。

毎日朝5時になると

町中にあるイスラム教のモスクから

お祈りの時間だよぉーーーーーと大音量でお知らせが流れてきます。


あっちからもこっちからも

お知らせ合戦のような状態。

 

それがけっこう嫌いじゃない。

 

朝の5時はまだ暗いけれど、早起きをして運動するのには良い時間です。

 

東京でOLしていた頃には

ロケット並みのスピードで過ぎていった朝の時間。

お化粧をして、洋服を選んで、あーやっぱり違うと着替えなおしたりして、ご飯を食べてご飯を詰めて、ヒールをぐらぐらさせながら駅までダッシュ!

 

それがジムで少し運動をしてからコーヒーを淹れて、ミルクも丁寧に

あたためて、少し読書をしてからよく噛んでご飯を食べ、出勤できるようになったのだから不思議。

 

あの頃の生活も、別に嫌いじゃないけれど、

余計なものがそぎ落とされている今のやり方はもっと好き。

 

「どういう風になりたいか」

「どういう生活がしたいか」は

年を重ねてからもっとより具体的にわかってきました。

そしてそれらを具体的に色をつけてイメージし続ける。

 

もっともっとこの先を妄想するのが楽しい今。

 

日本から持ってきたお煎茶とお茶菓子の時間はほっとする時ひとつ。


シーズンだけオープンするカフェでスムージーボウル😊 これはバナナとマンゴー。


 

 

先日、突然目の前に駅の屋根がぶっ飛んできて列車と衝突したことを書きましたが、


インドでは思いもよらないことが

本当に突然起きたり、発表されたりします。

 

昨年

「今から3時間後に君達の持ってる500ルピー札と1000ルピー札はただの紙になるからねっ」

という首相の会見があったのは、日本でもニュースになっていましたが、「混乱はおきない」という根拠のない政府コメントとは裏腹に、庶民の間では混乱と不便が続き、今ではさほど日常生活に困ることはなくなったものの、半年経った今でも「No Cash(現金なし)」と張り紙のされたATMも目立ち(なのに開いている不思議。)やっぱり理解不能なインドでの暮らし。

 

先日出張で首都デリーに訪れた時には

「先週くらいから幹線道路沿い500mまでのレストランやバーではお酒が出せなくなったからね」

というとてつもなく唐突で理解不能な情報が入ってきて・・・そのロケーションって名だたる5つ星ホテルや素敵なバーがわんさかある場所で・・・出張の楽しみとしている外国人が多いのに、いったいどうしろっていうのかしら。

莫大な経済活動への影響を全く気にしない不思議なインド。

 

そういう突然の政策には当然理由があるのだけど・・・

なんだか対策がずれているような気がするのですよ。

 

だって・・・「飲酒運転の撲滅」をしようとして500m以内のところでお酒を規制していったい何になるのでしょう!! 510mくらいのところでは、みんなわんさか酒屋に集っていたけど・・・ウシシ

 

そういうところがインドっぽいのです。

インド人と仕事をしているとそういうずれたかんじがよくあって、根気よく説明しても感覚が異なるのでなかなか通じないことも。

半分あきらめの境地でないと心が折れます。


でもそれよりも、全く異なる文化背景を持つ人々が一緒に働く場所で様々な経験ができることはやっぱり私にとり貴重な時間です。

 

ここでの暮らしも今月で3年目に突入します。


生活のコツもわかり、働き方も休み方も、面白くコントロールできる時代になってきた、そんな自分の今がけっこう気に入っています。


眠る前は明かりを落として脳波をリラックス。

良い香りと音に包まれてよく働いた頭を意図的に休ませるようにしています。

こんにちは

ハーモニストEryです音譜音譜

 

連日猛暑が続いているインドです。

私の暮らす高原地帯でさえも今年は本当に暑い。

 

そんな中時間があったのでもっと暑いハンピに小旅行に出かけてしまい、43度の中かえってへとへとになってしまいました。





岩に登って綺麗な夕日を見た頃は少し過ごしやすくなっていたけど、40度を超えると動きまわるのはちょっと危険ですね。

路上生活者や簡易的な囲いだけの家に住む人が多いインドでは、毎年多くの方が暑さで亡くなるという現実も、わかります。

飲み水も思うように手に入らない人がたくさん居ます。

 

日々呼吸をして、食べるものや住む場所があることは当たり前じゃない。

 

先日、鉄道駅で電車を待っていたとき、突然空が真っ暗になりたたきつけるようなひどい雨風に教われました。

あまりに怖くて、コンクリート製の柱の影にしがみつくように隠れました。

すると大きな鉄道駅の巨大なトタン屋根が突然剥がれ、私の目の前の線路に落下、そのまま列車が入ってきて、衝突。電気は当然ショートし、電車もストップ。

大量の人でひしめきあうプラットフォームまで数メートルでした。

ちょっと左右にぶれていたら、多くの人が亡くなっていたような状況です。

 

そういうことが、インドではいつも突然目の前で、何の不思議もなく、話題になることもなく起こる。事故もけが人も毎日のように目にします。

そして、人々も「まあ、そういうものだ」くらいに思っている世界です。

 

本当に、健康に生きていることのありがたさを感じずにいられない国での生活です。

当たり前、などどこにもない。

 


今日もクリスタルボウルがピカピカ良い眠りを誘っています。

 

 

 

 

 

 

1年以上ぶりの投稿になります。
ハーモニストEryです🎵
 
クリスタルボウルに出会ったのは2010年。
それからずっと心にあった
「セラピストとしてお客様を迎えるのなら病気や痛みを治したい」という想い。
 
音が体に良いというのは当然のこと、ボウルを手にし、「ハーモニスト」と名乗る際に日本とUSにて学びました。

オーラやチャクラ、エネルギーに音を溶け込ませるような演奏、クリアなパイプであることと心地よい音の提供ができるようになるには、日常の生活も大切でした。。
 
でも今回は心地よさを越えてもっと治療的アプローチをするために、インドのサウンドヒーリングアカデミーにて、音治療の理論と方法を実践で学ぶことができました。

私にとっては本当に本当に嬉しく、大きな出来事です。



 
インドにて、身近な人々へのホリスティックセラピーを始めています。
日本でもこのメソッドを困っている人々に提供したい。
今はそれに向けてひとりぶつぶつ作戦会議中!
 
そんな私、
来週末4月10日(土)夕刻頃、北インドのあのRishkeshのガンジス川沿いにて、
クリスタルボウルを演奏させていただきます。



 国際的にヨガの聖地とも言われるRishkesh。
長年RishkeshでWSを開催をしているJoseff Rubin氏と共にYoga Nidraとキャンドルの小さなイベントを開催することになりました。
 
本当に光栄なことです。
ありがたくてありがたくて涙がちょちょぎれそうです。
 
どのボウルを連れて行こうか、どうやってこのインドの長距離を安全に運ぶか、またまた
ひとりぶつぶつ作戦会議中。
(割った経験者。)
 
 楽しみです😊
興味のあるご友人等がRishkeshにいらっしゃいましたらぜひお知らせください。

OM


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

年末年始の旅行でチベットの子どもたちが通う学校を訪ねてきました。

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親と暮らす子、親と離れて暮らす子、親のない子、それぞれ事情が違います。

年末の31日に私が訪れた際は親と離れて暮らす子は里帰りをしていたのでグラウンドで遊ぶ子どもたちがちょっとだけ。

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敷地内を歩いていると、どうみても他の子とちょっと違う8歳くらいの男の子がヒンディー語で話しかけてきました。

「ちょっと違う」というのは、来ているものがぼろぼろに汚れている、髪の毛の色が栄養の不足を表している、肌つやが悪い。鼻水が垂れていて目に輝きがない。「ヒンディーは分からないの」と言っても構わず話しかけてきます。

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分からないなりに言葉というのは伝わるもので、一緒に学校の上にあるお寺に行こうと言っているのが分かりました

小さなお寺にたどり着くには何段もの階段を上ります。

「様子がおかしい」と思い始めたのはこの子が私の手を触り始めたとき。

どうも触り方がいやらしい。

目を合わせず、そのうちに私の胸やおしりを触り始めました。

この子が私を誘ったのは、お寺に行きたかったのではなくて二人にになって女性の体を触ってみたかったからだろうとすぐに分かりました。

人目を気にしているあたり、分別がついていないわけではない。

悪いことをしている意識があるのです。

私はこの子のこの行為をもう少し観察したくて一緒に歩きました。

「触りたいの?」「どうして触っているの?」と聞くと質問の意味を理解しているようで少し遠くへ逃げていきます。

戻ってきてまた触る。「楽しくないからやめてほしい」というとまた逃げる。そしてまた戻ってくる、その繰り返し。

この子の行動はどうやら真剣だから、私もこの子に真剣に付き合いたいと思いました。

やめなさい、いやです、やめないなら帰る、を何度か繰り返してもやめないので、細い腕を思い切りつかんで「やめなさい!触らないで!」と怖い顔で怒鳴りました。


するとそれまで英語を話す様子のなかったこの子が

「ねえ僕のことを愛してる?」「結婚してれる?」と英語で聞くのです・・・

 

この子の持っているバックグラウンドがこの言葉で見えたように感じ悲しくて泣いてしまいそうになりました。

「僕は愛を知らないし、愛されたいんだ!!」

そういっているようにしか聞こえない。

この子はどうやって育っていくんだろう。私はどうしたらいいんだろう。

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一人の旅人がこの子の記憶に残ることはないかもしれないけれど、出会ったのだから大人としてこの子ときちんと向き合いたい、ダメなものはちゃんと怒りたい。

「あなたは生まれたときから愛されている。

好きな人がいても勝手に体を触ったりしてはいけない!

相手がいやだといったらやめなくてはいけないの!」

男の子は話の途中で何も言わずに走って遠くのほうへ行ってしまいました。

もっとちゃんと話したかった。

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例えば子どもたちの健やかな成長を支援する方法というのはたくさんある。

世界中にすばらしい活動家が居て多くの人間が手を差し伸べている

 

私は国際文化を勉強する高校を選び異文化理解を勉強してから自分も困っている人のために何かできる人間になりたいといつもどこかで思っていました。

子どもたちへの寄付やチャイルドスポンサーをすることは私のような普通の人間でもできることでした。

けれどこの日、この子のどうしようもなく悲しい行動に付き合ったとき、私がこれまで「支援したい」とか「できることがしたい」と思ってきたことはただの綺麗ごとで、現実を知らないからこそ言えたうわべだけの言葉だったと痛感しました。

エゴです。

助けたいとか良いことがしたいとか、それで自分の価値を実感して安心しようとしている。目的は真の人助けじゃなく、自分助けなのです。とても恥ずかしいけれど、そうなのです。

どうしようもない無力感に襲われ、ちょっとの間グラウンドに腰を下ろしヒマラヤを背景に元気に走り回る子どもたちをぼんやり眺めていました。

大事なことを教えてくれたあの子もちゃんと大人になってほしい。

学校の職員を訪ね、その日の出来事と私の考えをしっかりと伝え色々とお話しをしてきました。

そのようなことは認識しておらずとても残念だとおっしゃっていました。

その子は両親がなく身寄りもないということでした。

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インドは特に都市部でのレイプ事件が絶えず、悲しいかな「危ない国」として認識されています。

例えば私が出会ったこの子がもう少し大きくなり力をつけていったらどうなるでしょうか。

簡単に想像がつきます。

レイプ事件が一向に減らない背景には数え切れないほどの理由があるのでしょうが、

欲のコントロールを教わる機会がなく、愛と欲の意味も違いもわからないまま育つしかない人たちがたくさんあるというのは大きな理由の一つと感じます。

自分のエゴと現実の厳しさを知る貴重な経験でした。

 

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人間からエゴを取ると神様、だそうです。

人間にエゴがあるのは当たり前。

エゴのない人間はいない。

エゴがあるからこそ、人間なのです。

 

でも本当にやりたいことややるべきことはそのエゴを破ったところ

あるんだと思います。

親が子を理由などなく無条件に守るように。

そういうことを、この小さな男の子から教わりました。


 

明けましておめでとうございます。
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(2016年 初日の出 インド ヒマーチャルプラデシュ州)


駆け抜けた2015年。
沢山の方々の愛に支えられて異国の地でも無事に過ごすことができました。心よりありがとうございました。

どんなに大好きな国でも、どこにでも馴染める性分でも、インドで遊ぶのと暮らすのはちょっと違うもので、楽しいけれどそれなりに緊張感がある日々でした。
旅をして経験してきたことやヒーリングを通して学んできたこと、色々な仕事を通して知ったこと、その全てがそのまんま、今の生活に役立ち自分の知恵となっています。
きっと、それらの経験のひとつでも欠けていたらインドでの生活を心から楽しめなかったんじゃないかと思います。

今年は、支えてくれる人々のおかげで整ったベースからゆっくり登り始めたいと思います。

年を重ね、あれ?昔はできたのにな、ということもちょっと増えてきました。
意地を張って頑張りすぎず、やりたいこととできること、人に甘えて感謝することの全てを楽しみたいです。

年末年始はダライ・ラマ氏のお寺と邸宅があることで知られる北インドのダラムシャラで過ごしました。
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(アッパー ダラムシャラの町並み)

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(マクロード ガンディのチベット寺院)

当のダライ・ラマ氏は私の住んでいる街にほど近いお寺で年越しをされたそうで!
お会いできませんでしたがインドの中のチベットを存分に味わうことができました。

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(ダライ・ラマ寺院)

恥ずかしながらチベットの現実についてはほとんど知識がなく、ダラムシャラは『ヒッピーが集まるヒーリングの町』というくらいのことしか知りませんでした。町中に、サウンドヒーリングやレイキヒーリング、ヨガクラスの看板が沢山かかっています。

この数日間で見たものやチベットの方と話して知ったことはとても興味深く心に刺さるものでした。

私たちの知っている世界はほんのごく一部でしかなく、その米粒みたいなサイズの世界で文句を言ったり嘆いたり、幸せを見つけられずにもがいたりしているんだな、とヒマラヤの山々を背景にたくましく生きる人々を見ていて思いました。

関わる全ての人々の幸せを心より願います。

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本年ももどうぞよろしくお願いします。