「RIDING WITH THE KING」は、2000年発売の、
クラプトンとB.B.KINGの競演アルバムですね。
結構、話題にもなっていたように思うので、
聴いたことのある人も多いんじゃないかと思う一枚。
まあ、そういう私自身が、
そんな話題につられて聴いたっていう一人なんですけど(う)。
・・・で、B.B.KING絡みの作品に共通の感想なんですが、
これも当初、私はあんまりおもしろく感じなかったんだっけ。
いまいち盛り上がりどころがよく分からなかったというか。
(サム&デイブの「HOLD ON I’M COMIN」とか、
興味深い選曲もあったんだけど。)
だから、本作も、御大との(夢の)共演にありがちな、
固くなって跳ねない録音という感想になっていた一枚だったかと。
ただ、これまた、最近は楽しめるようになっているなぁと。
う~ん、本作の場合、「ザ・バンド」とかが好きになってきたという流れなのかな。
「ラスト・ワルツ」とかね。本作もどこか近いものを感じるというか。
(そちらもクラプトンが参加しているんだけど。)※
まあ、ザ・バンド自体、好意的な感想が湧くようになったのも、
時間とともにだったので、
こちらも遅れて好きになってきたってことです。
そんな(私なりの)系譜が「つかみどころ」になってきたっていうね。
「RIDING WITH THE KING」(2020)
※
一方、そっちに参加していたブルースマンと言えば、
B.B.KINGじゃなくて、マディ・ウォーターズなんだっけ。