モペッド で 1マイル

モペッド で 1マイル

浮かんでは消える。消えるようで消えない。日々の思いは頭の中で、音楽のように流れていく・・・ような気がします。好きな音楽のことを中心に、そんな思いをちらほらメモ書きしてみようかな・・・てな感じです。

THE BOOMの「虹が出たなら」を矢野顕子がカバーすると、

表記が「虹がでたなら」になるというのを、

最近になって知った私。

 

以前、THE BOOMのほうの記事でこの曲を書いた時には、

それを知らず、

「虹がでたなら」のタイトルで記事を書いていたようで・・・。

 

(失敬。)

 

・・・というわけで、

今回は「虹がでたなら」のタイトルで合ってる、

矢野顕子のカバーの記事です。(ややこしい)

 

以前、宮沢和史と矢野顕子が関わる作品に対して、

ハートフルとかピースフルとかブログに書いておりましたところ、

この曲はやや苦み強めの作品かもしれません。

 

曲調やメロディはやさしいんですけどね。

歌詞にどこか世界の歪みを感じるというか。

 

・・・なんてのは、THE BOOMの記事でも書いた話。

ただ、THE BOOMのオリジナルは、

その点、どこか文学性を感じるところになっていたんだったかと。

それが矢野顕子のカバーは、

そんな歪みがいっそう浮き上がって感じられ、

もはやメッセージソングのように響いて感じられるんですよね。

 

まあ、原曲とは別の曲になってしまうというのは、

矢野顕子カバーでは特別なことではないんですけどね。

ただ、冒頭書いたそれぞれの表記の違いもあってか、

(かつ、それに私が気づいていなかったということもあってか(う)。)

数ある矢野顕子のカバーの中、「虹がでたなら」は、

ちょっと特別感のある一曲として、聴くようになっているかなと。

 

 

 

 

 

 

 

「虹がでたなら」

 

矢野顕子のカバーは1995。

 

 

 

地球という樹に咲く花を生命と言う

我らすべて地球に咲いた花

青い星に生まれ

赤い血が巡る

 

流れゆく先にまた

誰かの生命が綻ぶ

 

そしていつか血は流れを止め

赤は黒ずみ

朽ちた体とともに
この星の青に溶ける

 

空の青は海の青

 

海の青は空の青

 

あの人もこの人も

この青に溶けているのだろう

ぼんやりと眺める私には

今もなお赤い血が流れ続ける

 

 

 

 

 

「そばにいたい」はTHE BOOMですね。

アルバム「思春期」収録。

 

シングルではなかったんでしたっけ。

まあ、そう勘違いするのも分かってもらえそうな、

耳に残る一曲なのではないかと。


ゆったりとしたスカのリズムに、

「そろそろ君が幸せをつかむ番」なんて、

つづられた言葉の優しさも印象的な作品。

 

THE BOOMとスカビートといえば、

当初、セットだったくらいのイメージでしょうか。

ただ、その場合、

アップテンポの跳ねたナンバーになっていたところ、

ここでは、ゆったりと揺蕩うようなテンポでアレンジ。

それが、どこかピースフルな空気になっているっていうね。

 

当初のBOOMらしい、あくまで歌がメインなところも、

やっぱりいいなぁと。

つい口ずさんでしまうような、

そんな歌がたくさんあるんですよね。THE BOOMは。

 

 

 

 

 

 

 

 

「そばにいたい」(1992)

 

 

「THE NEARNESS OF YOU」は、スタンダードですね。

作曲は「スターダスト」とか「我が心のジョージア」も有名な、

ホーギー・カーマイケル。

 

グレン・ミラー、シナトラ、エラ&ルイ等、

ジャズでの録音が多い一曲ですが、

(ノラ・ジョーンズの録音とかもある。)

一方で、そんな曲をストーンズがライブでカバーしていたりも。

しかも、キースがボーカルで。

(ライブ盤「LIVE LICKS」収録。)

 

ちょっとオーティスのバラードみたいな、

スタックスっぽいホーンセクションが入るアレンジ。

そこに、キースのギターと声が絡むっていうね。

 

ただ、これが、思いのほか良くて。

とりわけ、ギターでしょうか。

歌はいつものキースのバラードって感じで、

それもまた、いい味出しているわけですが、

ギターの音色とホーンが重なる瞬間、

さらに滋味が溢れるというか。


う~ん、個人的には、この「THE NEARNESS OF YOU」が、

一番好きかもしれない。

ちょっと、そんな気分にもなるカバーだったりも。

冒頭書いたように、スタンダード・ナンバーですから、

その録音、数知れずなんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

「THE NEARNESS OF YOU」(1938)

 

ストーンズのカバーは2004。

 

 

 

 

 

 

以前、ジミヘンの残したインスト曲で、

タイトルが「JAM BACK AT THE HOUSE」なのか、

「BEGINNINGS」なのか、

どっちが正式名称がよく分からないという記事をアップした私。

 

その時は、「JAM BACK AT THE HOUSE」のほうが、

正式名称なのかなと書いておりましたが、

その後、どうもそっちが仮タイトルで、

「BEGINNINGS」が正式名称という記載を発見。

 

・・・というわけで、

改めて「BEGINNINGS」で記事を書こうかと(む)。

 

まあ、同じ曲なので、感想は変わらないんですけどね(笑)。

(書きたいのは、冒頭書いた「勘違い」です。)

 

ちなみに、先述の「JAM BACK AT THE HOUSE」の記事では、

リフがストーンズの「ビッチ」っぽいとか、

変拍子にデイヴ・ブルーベック・カルテットの

「トルコ風ブルーロンド」を思い起こすとかとか書いたんだっけ。

 

その点、耳に残るフックの強さで言うと、

ジミの残したインスト曲ではこの曲が一番かなと。

 

いっぱい引っかかってくるところがあるんですよね。

それこそ、サビキ針のようというか、

(釣りをしたことある人なら知ってる?)

山の中に入ると服に引っ付いてくる種のようというか。

 

子供の頃は「ひっつき虫」とよんでいたやつですね。

オナモミが正式名称だっけ。

 

 

(・・・と、なんだかんだ今回、

「正式名称」がテーマの記事みたいになっとりますな(む)。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「BEGINNINGS」

 

1970録音?

 

 

「FOOL TO CRY」はストーンズのバラードですね。

アルバム「BLACK AND BLUE」収録。

 

前作「IT'S ONLY ROCK'N ROLL」でも、

当時の柔らかい目のR&B(ニューソウル?)な楽曲が録音されていますが、

(「ティル・ザ・ネクスト・グッドバイ」とか「マイ・フレンド」とか。)

その流れの一曲ということでいいのかな。

 

ただ、一方で、アルバム「BLACK AND BLUE」っぽいところもあって、

ギタリストの交代という転換点(過渡期?)を迎えた一枚なところ、

楽曲自体はかっちりしていても、

終盤、セッション的なパートが足されているんですよね。

 

(「CRAZY MAMA」とかもそう。

そのあたり、あれこれ試していたってことのような。)

 

この曲も、本編は先述のように、

クールなエレピの音がメインのニューソウルって感じの曲ながら、

終盤、ギターの主張も増え、ややハードに、

よりストーンズらしい音像でエンディングを迎えるっていうね。


(その点、ちょっと、

「スティッキー・フィンガーズ」ぽく感じるところだったりも。)
 

ちなみに、次作というと、パンクとHIPHOP(ディスコ?)という、

新しい音楽を取り込んだ「女たち」で、

そこからストーンズはまた、

新たなファンを獲得することになるわけですね。

 

まあ、そんなこんなで、この時点の作品は、

過渡期と言え、従前のストーンズとのつながりのほうが、

私には強く感じられるところになっているのかなと。

 

 

 

 

 

 

「FOOL TO CRY」(1976)

 

 

 

「FADE AWAY」もスプリングスティーンです。

アルバム「THE RIVER」収録のスローナンバー。

 

これまたスプリングスティーンな歌ではあるものの、

一方で、いつもの熱とは違う、

どこかひんやりとした響きが感じられ、

アルバムの中でもちょっと、

異質の印象を残す一曲になっているかと。

 

内容的には、未練たっぷりのお別れの歌ってことでいいのかな。

そして、先述のように、どこかひんやりした感触が、

いっそう虚しさや寂しさを描いて感じたりも。

 

それもまたお別れの歌として、リアルってことでしょうか。

いろいろ想うことはあっても、

その気持ちの宛先がないっていうね。

 

住所不在で返って来る手紙を自分で開くかのようとでもいうか。

(ひんやり感が半端ないでしょ。)

 

まあ、私がこの曲を最初に聴いた時点で、

中学生でしたから、その時点でリアルだとかなんだとか、

そんな感想が湧き上がることはありませんでしたけどね(笑)。

そんなこんなも今にして思うにってやつで。

 

(まあ、以後、我ながら、色恋でいい経験してまへんってことで(う)。)

 

 

 

 

 

 

 

「FADE AWAY」(1980)

 

 

スプリングスティーンといえば、

フォーキッシュなシンガーソングライターとしてレコードデビューしたものの、

ライブではバーバンド的な、

パーティーノリのステージを繰り広げていた人ということなのですが、

そんな時代のそんなノリを代表する曲が、

「ROSALITA(COME OUT TONIGHT)」でしょうか。

 

セカンドアルバム「青春の叫び」収録の一曲ですね。

 

まあ、賑やかな曲です(笑)。

ライブでは盛り上がりどころの定番曲であり、

いまなお、演奏する機会も多いみたいですね。※

かなり体力を使いそうな曲なので、

大丈夫なのかという気もしますが。

 

(・・・って、それを言い出したら、

スプリングスティーンの曲って、きりがないか(笑)。

(いらぬ心配?))

 

とにかく、熱の飛び散る演奏を繰り広げますからね。

この曲のスプリングスティーンといえば。

 

ただ、ここではそれも、

ただただ楽しいばかりという感覚なのですが、

一方で、アンセミックなシンガーとしての力もまた、

すでに感じられるところなのではないかと。

 

その点、その後の音楽的な方向性の変化や、

シンガーソングライターとしての立ち位置もまた、

想像できないことではないというか。

 

まあ、でも、そんな面倒なこと考えずに、

ただただ楽しみたいですよね。

この曲が演奏されている間ぐらいは(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ROSALITA(COME OUT TONIGHT)」(1973)

 

 

 

 

 

最近のライブ映像を見たら、

この曲では、完全に笑わせにかかってますね(笑)。

 

(めちゃ楽しい。)

 

 

バスデの「ROCK ’N' ROLL GIRL」を初めて聴いたときは、

ほんと、チバの声がスプリングスティーンに聴こえて、

驚いたのを覚えています。

 

(というか、繰り返し聴いた今でも、

やっぱりそれは感じるかも。)

 

ミッシェルの頃を考えると、

スプリングスティーンが頭に浮かぶことなんて、

ありませんでしたからね。

その点、そもそもロックはスプリングスティーンから始まった私の場合、

興味のそそられるところだったわけで。

 

う~ん、音楽的にも近いものがある?

まあ、この曲の場合は、それもあるのかもしれません。

 

一方でやっぱり、バスデがパンキッシュなバンドから、

王道ロックになってきたというのがひとつ、大きいような。

 

ただ、スプリングスティーンはスプリングスティーンで、

クラッシュ好きだったりもするんですよね。

デビューはクラッシュよりも先なんだけど(1973年?)。

ちょこちょこカバーしていますし。

 

(他のパンクバンドの曲も近年、カバーしていたような。)

 

結局、巡り巡れば、この二人、

近いところもあるってことでしょうか。

ともあれ、嬉しい驚きではあったわけです。

今もその時の感覚を思い出しては、

楽しくなるぐらいに(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ROCK ’N’ ROLL GIRL」(2017)

 

 

 

 

 

「HAMMERSMITH ODEON,LONDON '75」は、

スプリングスティーンのライブ盤です。

そもそも「明日なき暴走」のデラックスエディションに、

同ライブのDVDが付属していたんだそうで、

それを別途、CDとして発売したものなんだとか。

 

・・・で、私も遅れて入手したと。

まあ、当初、スプリングスティーンに興味が薄れている時期だったもんで、

私も流してしまっていたんですけど。

とはいえ、興味が再燃するとね(笑)。

 

「明日なき暴走」発売後のイギリスで、

その後も続くEストリートバンドのメンバーが概ね揃ってのライブ。

そりゃ、やっぱり聴いておこうかって。

貴重な音源なのは、間違いない話ですし。

 

まだ粗削りながらも、

すでに出来上がっているものもあるEストリートバンドの演奏と、

そんな音の上をがむしゃらに泳ぐスプリングスティーンのボーカル。

 

スプリングスティーン自身、海外でのライブは、

この日が初めてだったんだそうで、

そりゃ、何かと手探りなところもあったんじゃないかな。

バンドとのコンビネーションも、

まだまだこれからって時期だったりするんでしょうし。

 

でも、だからこそ、描けるものだったり、

響くものっていうのもあるんですよね。

 

その楽しさにしろ、切なさにしろ、

きっと、その場にいたロックファンの心に新たな種を撒き、

胸に火を灯したんだろうななんて、

そんな想像も膨らむライブ盤です。

 

う~ん、聴いていると、なんだか、

私自身が観に行ったライブで体験したあれこれを、

思い出したりなんかもしてね(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

「HAMMERSMITH ODEON,LONDON ’75」(2006)