THE JAZZ SOUL OF LITTLE STEVIE WONDER | モペッド で 1マイル

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浮かんでは消える。消えるようで消えない。日々の思いは頭の中で、音楽のように流れていく・・・ような気がします。好きな音楽のことを中心に、そんな思いをちらほらメモ書きしてみようかな・・・てな感じです。

あれこれスティービー・ワンダーのことは、当ブログでも書いておりますが、

そもそも、スティービーのファースト・アルバムってなんじゃらほいと、

長らく私は知らずにおりました。

 

まあ、ベスト盤とかで初期の作品も少しは聴いたことがあったところ、

そこからも、そんなにオリジナル盤を聴きたいという気持ちが

湧いたというわけでもなかったもんで(う)。

 

というわけで、改めて確認しましたところ、

「THE JAZZ SOUL OF LITTLE STEVIE WONDER」というアルバムが、

スティービーのファースト・アルバムになるんだとか。

 

でも、これってインスト・アルバムなんですよね。

多少、コーラスでスティービーと思しき声が入るものの、

ボンゴだとか、ハモニカ、ピアノ等々といった楽器で、

スティービーが参加する一枚なんだな。

 

だから、これがスティービーのファースト・アルバムと言われても、

まあ、そうなんでしょうけど・・・みたいな。

 

要は、モータウンでの録音に参加した最初の作品ってことなのかな。

ファースト・アルバムといっても。※

なので、個人的には、むしろ、当時のモータウンのサウンドっていうのは、

こういう感じっていうのを改めて聴く録音だったり。

 

モータウンと言っても、

スティービーとマーヴィン・ゲイぐらいしか聴いていない(は言い過ぎだけど)、

私のような者には、そういう意味で興味深かったりしたっていうね。




 

 

 

 

「THE JAZZ SOUL OF LITTLE STEVIE WONDER」(1962)




 

スティービーのアルバムとして聴くと、そんな感じですが、

当時のソウル寄りのジャズ作という聴き方をすると、

面白い一枚だったりしています。

 

(リー・モーガンの「サイドワインダー」(1964)とか、

ジョー・ヘンダーソンの「ページ・ワン」(1963)とか。)

 

正直、こっちのほうが私には面白く感じられるところもあったぐらい。

気取りのなさというか、何でもありな感じというか。

 

(その点、モータウンというポップサイドからの発売というのが大きい?)