「紅海月の夜」は、シングル「人間として」に収録された、
椎名林檎の新曲ですね。
オケをバックにした「人間として」とは対照的に、
ジャジーなピアノトリオだけをバックに林檎ちゃんが歌う英語詞の一曲。
もっとも、それも渋いというよりは、
フュージョン的な洗練や円熟を感じる録音になっているかと。
そのあたり、2024年の椎名林檎作品たるところでしょうか。※
一方、タイトルは、またユニークですね。
「ベニクラゲ」ってなんじゃと調べてみたら、
なんでも、不老不死とか若返りのアイコンだったりもするんだとか。
歌詞自体はそういう意味でもないみたいですけどね。
(読み切れてない?)
その分、余計、なぜベニクラゲなんだろうなと。
う~ん、普遍性とか変わらぬものとか、そっちの意味なのかな。
その点、ベニクラゲも、別に不老不死なんじゃなくて、
どっちかというと輪廻みたいなものとして解釈したらいいような・・・。
そう考えると、音楽も常にそういうものだったりするんですよね。
(ちょっと勝手に解釈し過ぎ?)
「紅海月の夜」(2024)
※
他方、THE BIRTHDAYの「RED EYE」が頭に浮かぶ瞬間があったり。
(俺だけ?)