EVERYTHING HAPPENS TO ME | モペッド で 1マイル

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浮かんでは消える。消えるようで消えない。日々の思いは頭の中で、音楽のように流れていく・・・ような気がします。好きな音楽のことを中心に、そんな思いをちらほらメモ書きしてみようかな・・・てな感じです。

エヴァンスもモンクも録音しているスタンダードナンバーに、

「EVERYTHING HAPPENS TO ME」という曲があります。

これはそもそもは、シナトラとかで有名な曲なんだとか。

 

(そっちはよく知らない(愚)。)

 

で、エヴァンスの録音ももちろん好きなんですけど、

個人的な思い入れは、モンクの録音かなぁと。

 

エヴァンスのはちょっと寂しげで、それもいいんですけどね。

 

一方、モンクは、モンクらしいたどたどしいタッチでこの曲を演奏。

もはやそれをもって「タメ」と言っていいのかどうか分からないぐらいのね(笑)。

 

でも、それが妙に誠実に響くんですよね。

まじめに一生懸命、みたいな。

 

この点、有名なのはアルバム「ソロ・モンク」に収録されたものみたいで、

そっちもいいんですけど、

個人的には「アローン・イン・サンフランシスコ」に収録されているのが、

好きかも。

 

そのアルバムを指して、

ピアノの練習をしている音が窓から漏れて聴こえてくるみたいと、

私はブログに書いたことがあるのですが、

この曲もまさにそんな感じなんですね。

 

そして、それがいっそう誠実に感じるところになっているっていうね。

なんだか、子供の純真に触れたみたいな気分になるというか。

 

(ただ、そもそもの曲の内容はというと、

「いい事ばかりはありゃしない」どころじゃないぐらい、

「悪い事ばかりが起こる」っていう不幸な男の歌なんだとか(む)。)

 

 






 

「EVERYTHING HAPPENS TO ME」