お菓子作りあるある!卵白が余ります問題に立ち向かって作るお菓子たち | とこかしこのお菓子作りの日々 ~お菓子教室開業にむけて~

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お菓子作りあるある!卵白が余ります問題に立ち向かって作るお菓子たち

 

 

お菓子作りが好きな人あるあるのひとつが、「卵白が余る」です。

 

特にカスタードクリームを炊くと、卵白がたくさん余ります。プリンだって、卵黄多めの配合にすると、卵白が少しずつ余ります。どちらかというと、卵黄よりも余りがちなのが卵白です。

 

 

 

話はそれますが、シフォンケーキを販売されている方に「卵黄余るわよね~。どうしてる?」と聞かれて、「どひゃー」と思ったことがあります。作るお菓子によって、悩みはちがうらしい。

 

話をもとに戻します。

 

この間、プリンの配合実験などをしたために、卵白が少し余りました。その余りを使って、ブリティッシュベイクオフのチュイルを作ったのですが、せっかくなので、卵白を使ったお菓子特集をすることにしました。

 

では、卵白のお菓子まいりまーす。

 

 

  卵白のお菓子代表 フィナンシェ

 

卵白が余ったときに、じゃあお菓子を作ろうかとなったとき、一番に頭に思い浮かぶのがフィナンシェではないでしょうか

 

焦がしバターを作るところが、ちょっと難易度あがりますが、そこさえクリアしてしまえば、作りやすい焼き菓子です。

 

作ったその日のフィナンシェは、めちゃくちゃおいしい。

 

作った人だけの特権ともいえるおいしさです。プレーンもいいけれど、チョコレートなどのフレーバーをアレンジできるのもうれしい焼き菓子ですね。

 

 

 

 

 

  あっという間にできるラングドシャ

 

ブリティッシュベイクオフ4を観て、久しぶりに作ったチュイル。形はチュイルだけど、中身はラングドシャです。

 

 

 

こちらも手軽にできる焼き菓子です。材料をていねいに混ぜていけば、ちゃんと生地ができあがります。うすくしてから焼くので、焼き時間が短く、「食べたーい」と思ったときに、すぐに作ることできるお菓子です。ミルキーな風味がおいしくて飽きない味わいです。

 

 

  手土産に喜ばれるダックワーズ

 

フィナンシェやラングドシャに比べると、ちょっと難易度があがりますが、ダックワーズも外せません。

 

 

 

上手に作れると、ダックワーズの表面は薄く膜がはったような、ほんの少しだけ歯ざわりに抵抗を感じます。で、そのままかみしめると弾力はあるけど、歯にまとわりつくことのない、軽快な食感に仕上がります。

 

ダックワーズ生地の混ぜ方は、とうまくできたか、いまいちだったかが、はっきりとわかります。わたしにとっては、自分の混ぜ方が正しいかどうか見極めるお菓子でもあります。それはさておき、ダックワーズは大好きなお菓子です。

 

 

 

  イギリスからはイートンメス

 

メレンゲ菓子といえば、英国菓子イートンメスも外せません。メレンゲの甘さ、いちごの甘酸っぱさ、クレームシャンティのとろけるミルキー感。3つのバランスが最高で、軽いもんねと錯覚して食べすぎ必至のお菓子なのです。

 

 

 

メレンゲさえうまくできれば、特に難しいところもなく、ほんとだったら初夏に食べたいお菓子です。しかーし、今は6月。苺がもうほとんどないのが残念。イートンメスは、やっぱり「苺」があいます。

 

 

 

 

 

ちなみにイギリスには「メレンゲルーラード」という、メレンゲをシート状に焼きあげて、フルーツやクレームシャンティを巻いてロールケーキにしたお菓子があります。わたしはまだ食べたことはありません。今のところ、砂糖の量を考えると作る勇気がありません。

 

 

つらつらと卵白を使ったお菓子を取り上げてみました。

 

が、実は卵白があまったときは、みそ汁に入れたり、炒め物にいっしょに入れちゃったりしています。だいたい取っておくと、ろくなことはない傾向があります(←私の場合です)

 

 

卵白を使ったお菓子、ほかにも作ってみたいもの、味を確認したいものがいくつかありますので、作ったときにはまたご紹介したいと思います。

 

 

 

  おまけ 芝パークホテル「北京」の卵白を使った逸品

 

こちらは芝パークホテルの中国料理「北京」のカニ肉と貝柱の淡雪煮です。これ、とってもおいしいのです。卵白を使った料理のお手本です。わたしの大好物です。

 

画像は芝パークホテルさんのホームページからお借りしました。

 

 

 

 

 

ではまた次回お会いしましょう。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。