Swan &Lion(スワン&ライオン)のコールドポークパイでイギリス風ランチ
先日足を運んだ、イギリスのお総菜やお菓子を販売されている、市ヶ谷のスワン&ライオンさん。
ラム肉とマッシュポテトがおいしいシェパーズパイをご紹介しましたが、もうひとつ買ったお惣菜があります。(あおいやなぎさんがブログで紹介されていたのに、触発されました)
その名も「コールドポークパイ」です。お肉の入っているパイは温めて食べるイメージがありますよね。いや、イメージというよりたいていのミートパイは、温かいものです。
スワン&ライオンさんのコールドポークパイ実食レポ
今回いただいたコールドポークパイは、その名の通り冷たいまま食べるパイなのです。
えー、食感がよろしくないのでは?とか、脂肪が固まっているのでは?と、あれこれ想像してしまいますが、心配ご無用。スワン&ライオンさんのコールドポークパイ、とてもおいしいポークパイでした。
冷たいまま食べることができるので、ピクニックに持って行ったり、食事の前菜として供されることもあるそうです。
お店では、紙に包まれて中身は謎の状態でショーケースに並んでいます。
そのまんまお持ち帰り。
包みを開くと、おいしそうなコールドポークパイがでてきました。
断面はこんな感じです。
ポークがギュッとたくさん入っているのです。
変な脂っぽさはまったくありません。スパイスが効いていて、しっかりした味付け。確かにピクニックに行って、コールドポークパイが出てきたらうれしいですね。ピクニックのランチとしては、ちょっとぜいたくな感じがするのは、わたしが日本人だからでしょうか。
ポークとパイ生地の間は、ポークパイ定番のスープのゼラチンが入っているのかなと思いましたが、なかったような。パイ生地が水っぽくなっている形跡もなかったので、これはこういうタイプなのかなとおいしくいただきました。
ブリティッシュベイクオフでみたホットウォータークラスト
ずーーーーっと前のブリティッシュベイクオフで、ポール氏が鶏肉、杏、ベーコンの入った同じようなパイをマスタークラスで紹介していました。
伝統的なイギリスのレシピでは、ドリーという専用の型で、このパイ生地を成形していくのです。ドリーがない場合は、ジャムの瓶などでも代用できますと、おっしゃっていた記憶があります。
ちなみにこのパイ生地は、ホットウォータクラスト、つまり湯練りペイストリーです。
パイ生地は冷たくして作るのが当たり前だと思っていましたが、お湯を使って作るのは、ちょっと衝撃的でした。
この手のパイをずっと作りたいなーと思いながら、いろいろ作りたいものがありすぎて、なかなか順番が回ってきていません。
スワン&ライオンさんのコールドポークパイをいただいて、やっぱり作りたくなってきています。ちょっと手間がかかるかもしれないけど、暑い夏が来る前に、タイミングを見つけたいところです。
ドリーを使って作っているところは、スワン&ライオンさんのブログで拝見することができます。ご興味のある方はぜひご覧くださいませ。
ドリーの使い方も見ることができます。
作り方も紹介してくださっています。
スワン&ライオンさん、シェパーズパイもコールドポークパイも、どちらもおいしかったので、ほかのお惣菜系も、もっと食べてみなくては。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!