英国菓子作りに欠かせない!スーパーフード「デーツ」のおいしい食べ方と体にうれしい栄養価
はじめての「デーツ」との出会いは、海外出張に行かれた方が、お土産に買ってきてくださったときでした。
いったい何年前のことか。
「デーツ」という名前は耳にしたことはありましたが、実際それがどんなものか、あまりよくわかっていませんでした。よくわからない濃茶色の物体を、恐る恐る口に運んだのを覚えています。
初めて口にしたデーツは、ぎゅっと甘さがつまったような味でした。
甘いといってもくどい甘さではなく、上品な余韻を残す風味です。ねっとりした食感も甘さをより際立たせるかのようでした。「意外とおいしい!!」と、ちょっとびっくりしたのです。
その当時は、ご近所スーパーでデーツを見かけることはなかったのです。もしかしたら興味がなくて、気がつかなかっただけかもしれません。最近はいろんなスーパーであたりまえのように売られている存在となりました。
本日のお題は、そのデーツです。英国菓子をあれこれ作っていると、「デーツ」を使う場面が多いことに気がつきます。
たとえば、NHKのEテレでも放送していた、「イギリスで一番美しい庭 ダルメイン」では、くるみとデーツの入ったローフケーキを紹介していました。(ローフケーキは、ローフ型で焼いたケーキのことで、いわゆるパウンドケーキのことです。)
私の大好きな「スティッキートフィープディング」にも、デーツはたっぷり入っています。
デーツがスーパーフードと言われる理由
さて、この「デーツ」、結局どういうドライフルーツなのか???
デーツは、「ナツメヤシの実」です。
ナツメヤシって何だったっけ?と、ぴんと来なくても、写真をみたら、ああ、南の島なんかでよく見かけるあの木のことね~と、すっきりしますね。
ぎゅっとした甘さがおいしいデーツ。スーパーフードと言われています。
なぜスーパーフードなのか。その理由は。
- 食物繊維が豊富なので整腸に効果あり
- 鉄分が豊富で貧血防止になる
- 甘みがあるのでダイエットしたいときのおやつになる
- カリウムが豊富でむくみがとれやすくなる
などなど、あの小さいデーツには、スーパーと言われるにふさわしい栄養素がたくさんつまっているのです。価格もお手ごろだし、デーツを日常生活にうまく取り入れたいな~と、いろいろな食べ方を楽しみたいところなのであります。
スーパーフード「デーツ」のおいしい食べ方いろいろ
デーツを気軽に食生活に取り入れたいのであれば、やっぱり面倒なことはしたくないのが人情です。簡単にできるものから試してみました。
デーツとヨーグルト
わたしは毎朝ヨーグルトを食べるのが習慣です。ヨーグルトに季節のくだもののジャムをトッピングするのが鉄板ですが、今回はデーツです。前日の晩から、ヨーグルトにデーツを入れて冷蔵庫に入れておきました。
翌朝はデーツのねっとりした食感がなくなっていました。シャクッとした食感に変身していて、食べやすかったです。
ヨーグルトの中にデーツを漬けていたので、存在がわかりにくいのですが、こちらが朝ごはんのデーツヨーグルトです。
ちなみにデーツに限らず、ドライフルーツを前日からヨーグルトに漬けておくのが大好きです。特にドライマンゴーのプルプル感は定期的に食べたくなります。
クリームチーズでデーツボート
デーツを半分にカットして、ボートに見立てた一口サイズのデザート&おつまみです。
まずはボート作り
クリームチーズ×生ハム×ピスタチオはおつまみとして。
デーツの甘みと生ハムの塩味のバランスがほどよくて、ワインが飲みたくなるお味です。ブラックペッパーを振ると、また味のアクセントになっておいしいと思います。
クリームチーズ×くるみはおやつとして。
おつまみにもいけますが、軽めのおやつにもよさそうです。甘さがあるので、ほんの少量で満足できます。
はちみつをかけたらどうだろうと、試しに少しだけかけて味見してみました。が、デーツの甘みがちゃんとあるので、はちみつがないほうがすっきりと食べられるように感じました。
デーツボート、ほかにもアイデア次第でいろいろと楽しめそうです。おすすめです!
スーパーでも気軽に買えるようになったデーツ。体にもいいし、なんといってもおいしい。まだいろいろな食べ方があるようなので、少しずつ試してみるつもりです。
おいしいデーツの食べ方、おすすめがあったらぜひぜひご一報を!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!