昭和の餅つき機、令和の年越しでも大活躍
我が家では本日、年末らしく餅つきをしました。
昭和の餅つき機でお餅つき
餅つきの主役は、昭和の時代から活躍している餅つき機です。
この餅つき機が稼働するのは、年末だけです。
昭和~平成~令和と、激動の時代を長く生き抜いてきた餅つき機ですが、実際に働いてもらった回数は40回程度です。あまりストレスのない生活をしている餅つき機なので、しっかり長持ちしています。ありがたいことです。
そんな餅つき機。今年も晴れの舞台で、がんばってくれました。
もち米は前日の夜から、たっぷりに水につけておきます。もち米は、けっこうしっかりと水を吸うのですよね。
朝からがんばる餅つき機。もち米を蒸していると、部屋にもち米のいい香りが漂ってきます。年末だ~と感じる瞬間です。
蒸しあがると、餅つきが始まります。あっというまにやわらかくのびのびとしたお餅が、つきあがってきます。
お餅が餅つき機のなかで飛び跳ねています。
お雑煮は丸餅派
ちなみにわたしは丸餅の地域で育ちました。お雑煮は、なにがなんでも丸餅派です。
丸餅、角餅、皆さまはどちらのお雑煮でしょう。
ここからはいそがしいので写真がありません。つきあがったまん丸の大きなお餅、しかも熱々のお餅を、食べたい大きさのお餅に手でちぎるようにして、切り分けていきます。
そうなのです。
丸餅はひとつずつちぎりわけて、手ですぐに丸めていく必要があるのです。お餅が熱いうちにさっさと丸めないと、あっというまに弾力は失われていくのです。
弾力が失われたお餅は、もうきれいな丸にはなってくれません。スピード勝負のお餅作りです。
角餅だと、バットなどに流して、ある程度固まったところで、切り分けて作るという段取りになるのかと思います。角餅作りはやったことがないので、あまり語れません。
できあがったお餅たち。我が家は、息子が餡餅大好きなので、半分近くが餡餅です。残り半分がお雑煮などに使うお餅です。実家にもそれぞれ半分ずつ持っていきます。
お餅つきの歴史を昭和の餅つき機とともに継承
年末のお餅つき、ずーーーっと実家でやっていたのです。でも両親も年をとり「餅つきはもうしんどいな~」ということで、いったん餅つきの歴史は幕を閉じました・・・かのように見えたのです。
が、
餡餅好きの息子が「お餅をつきたい」と騒ぎまして、我が家で餅つきの歴史を引き継いだのです。
昭和の餅つき機も、こんなに活躍するとは思っていなかったでしょう。長持ちしてくれて感謝です。
餡餅はできあがってすぐに1つずついただきました。
つきたてのお餅で作った餡餅、柔らかくてあたたかくて、「この瞬間のために餅つきをしている」と言ってもいいくらいおいしいのです。つきたてのお餅のおいしさを味わえるのは、餅つきをした人の特権です。
無事に餅つきが終わって、ほっと一息。2023年、令和5年も残すところあと1日。年末の気ぜわしさも楽しみながら、過ごしたいですね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!