ウィーン菓子アプフェルシュトゥルーデルにパン屋さんで出会う | とこかしこのお菓子作りの日々 ~お菓子教室開業にむけて~

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ウィーン菓子アプフェルシュトゥルーデルにパン屋さんで出会う

 

 

いったいいつ以来だろう、思い出せないくらい久しぶりに、アプフェルシュトゥルーデルをいただきました。アプフェルシュトゥルーデルは、オーストリアはウィーンを代表するケーキのひとつです。

 

 

ウィーンといえば、ザッハトルテがまず最初に思い浮かびます。

 

 

 

が、アプフェルシュトゥルーデルも負けてはいません。

 

 

アプフェルシュトゥルーデルとの久しぶりの再会

 

ご近所にあるおいしいパン屋さん。いつものようにトレイとトングをとりながら、すぐに気がつきました。

 

アプフェルシュトゥルーデルがあるではないか!?

 

それも残り2つ。

 

買うべきだろうか・・・ちらっと考えつつ、いつものように定番の食パン、そして大好きなフーガスをトレイにのせて、またちらっとアプフェルシュトゥルーデル方面をみると、2つあったシュトゥルーデルが残り1つになっていました。

気がつけば、ラスト1つのシュトゥルーデルがわたしのトレイにのっかっていたわけです。

 

 

アプフェルシュトゥルーデルとはどんなケーキ?

 

 

パイ生地をうすーーーくしたようなシュトゥルーデル生地に、りんごのフィリングをたっぷり詰めたケーキです。

 

初めて知ったのは、何十年も前のお話で、学生時代に旅行で行ったウィーンです。当時のわたしはドイツにはまっていて、1カ月ほど南ドイツに滞在していました。せっかくなので土日を利用してオーストリアはウィーンに小旅行をしまして、そのときカフェでいただいたのが、アプフェルシュトゥルーデルでした。

 

 

 

 

今でこそ、いろんな国のいろんなお菓子の情報は、すぐに調べることができます。しかし当時のわたしは「アプフェルシュトゥルーデル」がどんなお菓子か、よくわかっていませんでした。

 

なんとなくの想像をしつつ、でてきたのは、うすい生地にリンゴが包まれたケーキ。そのときの詳細の味はもうすっかり忘れてしまっています。

が、

アップルパイに入っているようなりんごが「うすいシュトゥルーデル生地」に包まれていたという姿かたちは、はっきりと覚えています。

 

甘くないホイップクリームでケーキを食べたのも初めてでした。甘いケーキと甘くない生クリーム。バランスがよく食べやすかったことも、鮮明に覚えています。

 

 

パン屋さんのアプフェルシュトゥルーデル

 

 

日本でも、アプフェルシュトゥルーデルは、当たり前のように食べることができるケーキになりましたが、実はもう長いこと口にしていませんでした。久しぶりの再会が、なんとご近所のパン屋さんだとは。これもご縁でしょうか。

 

 

 

りんごの甘みと酸味に、しっかりとシナモンの風味が効いているアプフェルシュトゥルーデルでした。

 

レーズンもアクセントになっていて、とてもおいしい。そして薄いシュトゥルーデル生地。ちょっと時間がたってからいただいのですが、買ってすぐに食べたら、もう少しパリっと感が残っていたかも。

 

もうずいぶん遠い過去のことになってしまった、学生時代の旅行のことをあれこれ思い出しながら、幸せな気分でいただきました。

 

 

 

 

アプフェルシュトゥルーデルを作ろう!の決意

 

久しぶりに味わってしまうと、今のわたしには当然「作りたい」という気持ちが芽生えてきます。

 

なんとブリティッシュベイクオフ3でも、うすいシュトゥルーデル生地を扱う回がありました。

 

ベイクオフファンだと記憶されている方もいらっしゃるかもしれません。ベイカーたちが、がんばってめちゃくちゃうすーく伸ばしていましたよね。

 

うすいシュトゥルーデル生地を作るのは、難しそうだけど楽しそうです。

 

わたしが時々拝聴している、パティシエ イシカワマサヨシさんのYouTubeで、アプフェルシュトゥルーデルを紹介してくださっているのを発見したので、「うひひ」と思っています。たまにはイギリスやフランス以外のお菓子も作るのもいいな。年末年始の楽しみがひとつ増えました。

 

 

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!