セミドライトマトのオイル漬け~作り方とアレンジ料理
試作してみたいセイボリースコーンがあったので、材料のひとつとしてセミドライトマトのオリーブオイル漬けを作りました。トマトの味が凝縮されておつまみにもなる一品です。
「セミドライトマトのオイル漬け」材料
今回作った量です。たくさん作りたい場合は、オーブンの許す範囲でいくらでも!
- ミニトマト(大きいトマトは水分が飛びにくいのでミニトマトがおすすめ)1パック
- 塩 少々
- オリーブオイル 瓶にセミドライトマトを入れてしっかり浸かるくらい
- 好みでにんにくやハーブを入れても。
セミドライトマトのオイル漬けの作り方
1.ミニトマトを半分にカットします。今回は縦にカットしましたが、横にカットして、ミニトマトの中にあるゼリー状のものをとりのぞいたほうがいいというレシピもあります。
2.オーブンシートにミニトマトを並べます。カットした断面を上にして、軽く塩をふっておきました。
3.皮のほうを下にした状態、つまりカット面を上にした状態で、100℃のオーブンで100分程度じっくり焼きます。
4.焼きあがった状態。冷ましています。(バットが反射するので、キッチンペーパーを下に敷いて写真を撮っています)この時点で、味が凝縮されいて、とってもおいしい。すでにいくつかおなかのなかへ。
5.清潔な瓶にセミドライトマトを入れて、オリーブオイルをたっぷり入れます。この写真だと、オリーブオイルから少しはみ出ているミニトマトがありますが、全部しっかりつかるようにしてください。傷むも原因になります。
わたしはシンプルにオリーブオイルだけに漬け込みましたが、にんにくやハーブなど、お好みで香りづけをするのも自由です。
余談ですが、「セミドライトマト」ではなく、しっかり乾燥させた「ドライトマト」を作りたい場合は、セミドライトマトの状態から、さらに天日干しなどで乾燥させます。ただ、油断するとカビが生えたりするので、セミドライトマトのほうがお手軽です。
セミドライトマトのオイル漬けの保存方法と日持ち
冷蔵庫に保存します。
オリーブオイルは冷蔵庫内で固まるので、使うときはちょっと前に出しておいたほうが使いやすいです。作る量によっては、保存は小さめの瓶で小分けにしたほうが便利かもしれません。
日持ちはセミドライトマトの水分量によってかわってきます。
オーブンでの乾燥焼きで、どの程度水分がとんだかによってミニトマトの状態がちがいます。どのくらいオーブンで乾燥させるかは、好みになります。水分が多めかな~という場合は、早めに使ったほうがいいと思います。
わたしはだいたい2週間程度を目安にしています。
セミドライトマトのオリーブオイル漬けを使ったアレンジ料理
今回は、セミドライトマトのオリーブオイル漬けを使って、タルトフランベを作りました。
冷蔵庫に残っていたあれこれを、タルトフランベの生地にのっけて焼くだけです。セミドライトマトは味がぎゅっと濃厚で、味のアクセントになりました。
ほかには、パスタやオムレツに入れるのもいいし、そのままパンにのっけてブルスケッタ風にしてもおいしいです。
あまりあれこれ考えなくても、いろいろと使えるのがうれしい食材です。オリーブオイルもしっかり使ってあげてください。
ほんとはセイボリースコーンの材料にしようと思って、セミドライトマトのオイル漬けを作ったのに、スコーンにするほどの量が、もう残っていません。毎度のことですが、「なんでこうなるのだろう?」と自問自答は続きます。
で、セミドライトマトのオリーブオイル漬け、とっても簡単にできるので、濃いトマトが食べたいという方は、ぜひお試しください。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!