クロテッドクリームがないとき、スコーンとあわせるクリームの代用品
スコーンといっしょにいただくクリーム、みなさんはどうされていますか?
わたしが楽しみにしているブログのひとつが、英国好きでティールーム巡りなどをされているあおいやなぎさんの「あおいやなぎのTeaTime」です。
先日、「ティールームでスコーンにサワークリームをのせていただきました」という記事をアップされていました。スコーンにサワークリーム、頭によぎったことはありましたが、試したことがなかったので、これを機にいろいろ試してみました。(あおいやなぎさん、素敵なきっかけをありがとうございます)
生クリームでクロテッドクリームを作った記事はこちらです。
というわけで、クロテッドクリームの代用になりそうなもの、いろいろ食べてみた感想です!!(食べすぎです)
スコーン×クロテッドクリーム
スコーンといえばやはりクロテッドクリーム。
濃厚でまろやか、なめらかなテクスチャーということなし。スコーンと合わせるクリームの王道であることは確かです。ジャムは何を合わせてもおいしい。
ちなみに、比較的手に入りやすい中沢乳業さんのクロテッドクリームは乳脂肪分が63%。おいしいものは脂肪がたっぷりの代表ですね。おいしいからと言って、バクバク食べるのはひかえめにしたほうがよさそうです。大好きですけどね。
少し黄色がかっていて、ミルク感がたまらないクロテッドクリーム
スコーン×サワークリーム
サワークリームは、クリームを乳酸菌で発酵させてできたものです。
気になる乳脂肪分は40%程度。ほのかな酸味があり、チーズケーキを作るときに、材料として入っていることが多いです。クリームという名前のとおり、なめらかなテクスチャーで扱いやすい。スーパーなどで、わりと手に入りやすいのもうれしいポイントです。
なめらかなので、スコーンにものせやすいです。さっぱりした味を求める方にはおすすめです。
あ、しつこいようですがさっぱり感にだまされてはいけません。乳脂肪分はそれなりにあるので、食べすぎ注意です。
サワークリームそのものに酸味があるので、甘みが強いジャムと相性がよさそうです。いちごジャムやブルーベリージャムもよさそうです。
といいつつ、私は手持ちのアプリコットジャムとあわせていただきました。おいしかったですよ。
わりと手に入れやすいタカナシ乳業のサワークリーム
スコーン×マスカルポーネチーズ
クロテッドクリームに意外と似ているのがマスカルポーネチーズ。テクスチャーもなめらかで、意外と酸味や塩味はひかえめ。ほかのものと合わせても味わいのじゃまにならない印象です。ミルキーな感じが少しあって、スコーンとの相性は抜群です。
マスカルポーネチーズは濃厚なので、口に入れるとクロテッドクリームと同様に、ぜいたく感がおおいにあります。どのジャムを合わせてもおいしいです。乳脂肪分は80%くらい。おいしいものは食べすぎ注意です。
ザネッティのマスカルポーネチーズ。
家にあるものでクリームを作ってみる手もあり
スコーンそのものは、素朴で家にあるような材料でできるティータイムのお供ですが、いっしょに合わせるクリームは、ものによってはどこでも売られているわけではありません。住んでいる場所によっては手に入れにくい場合もあります。しかもそれなりのお値段だったりします。このあたりが、ちょっと「う~ん」と思っちゃうところではないでしょうか💦
そういうわけで、時々「なんちゃってクロテッドクリーム」を作ることがあります。生クリームやバター、お砂糖またはコンデンスミルクなどを好みの割合で混ぜ合わせて、ミルキーな食感のクリームになるように作っています。
スコーンそのものが気軽に食べたい家庭の焼き菓子です。だからこそ、いっしょにあわせるクリームも「これでなければいけない」などと、あまり決めつけることはなく、自由な発想でいろいろと試してみるのも、楽しいのではないでしょうか。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!