暑い季節のスコーンやタルト作りで生地がだれないようにする工夫 | とこかしこのお菓子作りの日々 ~お菓子教室開業にむけて~

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 夏のスコーンやタルト作り、生地がだれてきませんか?

 

 

暑い日にスコーンやタルトを作ると、生地のなかにはいっている材料のひとつ、バターがどんどんやわらかくなっていきます。バターとともに生地もどんどんやわらかく、グダグダになっていくのが、わかりやすい季節です。

 

バターが溶けてしまった生地は、オーブンで焼いてできあがっても、スコーンだとふくらみがたりなかったり、タルトだとガリガリした食感になってしまいがちです。

 

涼しげなデザートを食べたい夏だけど、それでもやっぱりスコーンやタルトを作りたい!

 

 

 

 

というわけで、わたしが夏のスコーンやタルト作りでやっている、ささやかな対策をご紹介します。

 

 

 

スコーンやタルト作りで生地がだれないようにくふうしていること

 

 

部屋はエアコンで涼しくしておく

エアコンは王道です。

 

夏場はタルトやスコーンを作っている瞬間は、部屋の温度は寒いくらいでいいのです。でも、電気代が高騰している昨今、エアコンをガンガン効かせるのは、ちょっと気が引けるという気持ちもあります。それぞれのご家庭の考え方もありますので、ここまでなら許せるというラインを決めて、納得しながらエアコンを使うのがいいと思います。

 

 

材料はボウルなどの道具は使う直前まで冷やしておく

 

バターはもちろんですが、小麦粉や卵、砂糖などの材料は、使う直前まで冷やしておきます。材料を混ぜるボウルも冷やしておきます。

 

少なくともスタートの段階では、すべてが冷たい状態にしておきたいのです。お菓子作りに使う道具もできる範囲で冷やしておきます。特にボウルは夏の室温に置いていたものは、あたたかくなっているので、バターがあっというまにやわらかくなります。そのときだけでも冷蔵庫を整理して、ボウルは冷やしておきましょう。

 

 

 

 

 

 

生地がだれてきたら、容赦なく冷蔵庫に入れて冷やす

スコーンやタルトの生地を扱っていて、やわらかくなってきたな・・・と思っても、ついつい「あともう少しでできあがるから」「このくらいだったらいけるでしょ」と、がんばってしまいがちです。冬ならともかく、夏場に「やわらかくなってきたかも~」は、もうそっこーで冷蔵庫にGo!の合図です。あとで後悔しないように、早めに冷蔵庫に入れてあげましょう。

 

 

作業台も冷やす

タルト生地をのばしたり、スコーンを成形したりする前に、必ず作業台も冷やすようにしています。

 

保冷剤を作業スペース分、並べておくのです。

 

保冷材は不織布でできているものがおすすめ。結露がつきにくいので、作業台がそのまま使えます。室温の作業台は、あっというまに生地をあたたかくするので、作業台を冷やすのはおすすめです。

 

 

 

 

 

 

うち粉を冷やす

作業台で生地を成形するときに、多くの場合はうち粉をふるいます。ぬるいうち粉は、意外とバターをやわらかくしていきます。

 

うち粉として使う粉は、直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。

 

 

 

 

 

 

作業は手早く

最後はこれにつきますね。こればっかりは経験を重ねて慣れていくしかありません。おいしいスコーンやタルトを頭に思い浮かべながらがんばりましょう。

 

 

 

 


夏だけど、食べたいお菓子、作りたいお菓子をあきらめたくない! 
いいアイデアがあったら、どんどん試してみたいな~と思っています。

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございましたイギリス