日々お菓子作りを楽しむとこかしこです。当ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
イーストで作るスコーンとベーキングパウダーで作るスコーンの違い
スコーンのレシピは、たくさん世の中にでまわっていますが、イーストでスコーンを作ったことはありますか?
ベーキングパウダーで作るスコーンとは、また一味ちがうおいしいスコーンに出会うことができます。
イーストを使って作ったお菓子は、生地に独特なうまみや芳香があります。イーストが風味を生んでくれるのが、発酵菓子のうれしいところです。
イーストで作るスコーンは強力粉がおすすめ
イーストを使ってスコーンをつくるときは、強力粉を使います。
強力粉をつかうというところからして、生地感がちがうことが想像できますね。
スコーンで強力粉!?と、ちょっとびっくりするかもしれませんが、イーストが発生させるたくさんのガスを受けとめ、さらにささえる力が、薄力粉では弱いのです。
受け止められなかったガスは外に逃げてしまうので、スコーンはきれいにふくらんでくれません。ぺしゃんとしたままです。
ところが、強力粉はしっかりした粘りと弾力を作る力が強いので、しっかりとガスをうけとめながら、支えてくれて、スコーンはきれいにふくらんでくれるのです。
意外とかんたん、イーストのスコーン作り
イーストを使うと、発酵させるのに時間がかかるし、ちょっとめんどうなのでは?と、思ってしまうかもしれませんが、ベーキングパウダーを使っても生地を寝かせる時間をとったりします。手間そのものや、時間はあまりかわらないです。
材料をスケッパーで切るようにしてあわせたら、ひとまとまりにして1時間程度休ませておきます。
2倍程度にふくらんだら成形して、さらにもう少しだけ休ませて、オーブンにGO!
ふわりと焼きあがります。もちろんしっかり割れて、オオカミの口がしっかりできます。
イーストのスコーン、ベーキングパウダーのスコーンの味わいの違い
イーストのスコーン、まわりはカリッとしていますが、なかはふんわりとしていて、実に食べやすいスコーンです。
ベーキングパウダーで作るスコーンも、レシピによっては、外はカリッ、なかはふんわりとしているものがありますが、そのふんわり感とは、あきらかにちがいます。かといって、パンともちがうのです。
ベーキングパウダーを使ったスコーンのふんわり感は、ほろほろした感じもあわせもっているのですが、イーストを使ったスコーンでは、ほろほろ感はそこまでではないですね。
ベーキングパウダーで作ったスコーンと、いわゆるパンの、いいとこどりといったところでしょうか。
イーストスコーンにはバターの香りはもちろんありますが、むしろうまみのような味わいがしっかりあります。これがたまりません。
一度作って食べてみたら、やみつきになること間違いなし。
ぜひ味わってほしいので、このスコーンは教室メニューにとりいれたいと思っています。
シンプルなだけに、いろいろな作り方でまったくちがった表情をみせてくれるスコーン。
いろんなスコーンをいっぺんに作って、食べくらべをしようとひそかに計画中です。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました