無農薬レモンを最後まで使いきるレモンピール作り | とこかしこのお菓子作りの日々 ~お菓子教室開業にむけて~

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 無農薬レモンを最後まで使いきるレモンピール作り

 

 

無農薬レモンはきれいに食べきりたい

 

お菓子作りをしていると、けっこうな頻度でレモンが登場してきます。できるだけ国産の無農薬レモンをつかうようにしていますが、夏になりつつある今、手に入れるのがだんだん難しくなってきました。

 

そんな貴重な国産の無農薬レモンは、きっちりと最後まで使いきりたい!

 

そういうわけで、わたしはレモン果汁を絞り、レモンの表面の黄色い皮の部分をすりおろしたあとのレモンの白いところも、最大限に利用することにしています。

 

果汁をしぼって、皮をすりおろしたあとのレモン。苦いからと捨てられがちな白いところを使って、レモンピールを作ります🍋

 

「苦くておいしくないのでは??」と思われるかもしれませんが、しっかりゆでこぼして苦みは取り除くので、意外と問題はありません。国産の無農薬レモンで作ったレモンピールは、安心して使うことができるので、作らない手はありません。

 

 

表面をすりおろしたレモンの皮を活用したレモンピールの作り方

 

私は、cottaさんと富澤商店さんで紹介されているレモンピール作り方を、ミックスして作っています。

以前もほかのやり方で作ってみましたが、今回はちょっとだけ変えてみました。

 

 

今回のレモンの皮は100g、グラニュー糖は同量の100g、レモン果汁は手元に用意できるだけの20ml程度を使いました。レモンピールを作るために、新しいレモンを出して果汁をたくさん絞っていたら、さらに皮ののこりが発生するので、果汁は用意できるだけでいいと思います。

 

①こんなふうに、皮をすりおろしたあとのレモンは白いところが残ります。

 

 

➁レモンのなかのうすい皮はナイフやスプーンなどで取り除きます。適度な大きさにカットします。

 

 

 

 

③お湯で3回程度ゆでこぼします。この作業で、いやな苦みはだいたいとることができます。

 

 

 

 

 

④ひたひたの水でレモンがやわらかくなるまでゆでます。

やわらかくなったらグラニュー糖とレモン果汁を入れて、さらに煮込みます。

灰汁がでたらていねいにすくいます。

 

 

 

 

⑤まだ水気が残っているところで火を止めて、シロップといっしょに一晩おきます。

 

 

 

 

⑥翌日、シロップごと鍋に入れて火にかけます。

煮汁がねっとりとしてきたら、火を止めて粗熱をとります。

 

 

 

 

鍋から取り出して、冷ましているところです。余分なシロップをきっています。

 

 

レモンピールをすぐに使うときは冷蔵庫で、使うのが先になりそうな場合は冷凍庫で保存します。

 

 

以前は、皮の白いところしか残っていないレモンは捨てていたのです。

が、お菓子を販売されている方が、「せっかくの国産レモンは、白いところもレモンピールにしている」とおっしゃっていたのです。(注:ご自宅用ですよ)

 

「へー」と思って試してみたら、じゅうぶんにおいしいレモンピールだったのです。

 

それからは、果汁をしぼり、皮をすりおろしたレモンがたまってくると、喜びをかくせません。

 

レモンピールがたくさんできるわ~と、うれしくなります。

 

作ったレモンピールは、小さくきざんで、パウンドケーキにたっぷり入れるもよし、レモンケーキのトッピングにするもよし、コーティングチョコで包んで、オランジェットみたいにしてもよしと、いろいろと使いみちがあります。

 

もし無農薬の国産レモンが手元にあったら、最後までたいせつに使いきってみませんか?

 

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございましたイギリス