日経平均の4万円は半導体リードで上がったのだ。では半導体が下がれば…。
先週に続いて「金利と株価は反比例する」。マイナス金利解除ニュースで、1回は日経平均も調整入りだろう。10月から大きな下げもなく上がってきたからこそ、こういうニュースで下げるのだ。今週の週足も窓を開けた陰線は下げのスタートだろう。
これを疑問に思う人へ。天井圏でこういう陰線をひいた翌週、それを裏返すように上昇転換し、再度高値更新するような陽線をひくケースって、あったか?あんまりないと思う。これは個々の銘柄でも同じ。
2~3か月前に買っておくべきで、昨年高値を抜いたところで売るべきだった。今のこの押し目で買うなんてとんでもない。
そもそも株を高いところで買うのは反対だ。だからこのブログの存在価値があると自負している。
もう金融相場ではないのだ。そんなに年中強気ではいけない(銀行、保険は別)。「希望的観測はだいたいはずれる」
と言いたいところだが、急展開し、上昇する可能性もなくはない。原油価格上昇からくるオイルマネーの日本株買いの異常さ。
東京エレクトロンやでディスコなど半導体関連が日経平均をリードしてきた。今度は公共株ではないか。特に昨年秋の高値を抜いていないもの。
ここではゴールデンチャート社から配信のGC Hello Trend Masterの情報をもとに、銘柄を毎週“1本釣り“している。年間10万も情報料をとられるが、早い段階で私の海運や銀行などの注目の、手助けをしてくれたすぐれもの。
今週はGCV「注目」から9503関西電力を選んだ。
逆金融相場では公共株が上がるという経験則がある。昨日の東電の上げも、外人投資家が電力を買いそのものだろう。ここは日経平均急落に備えて、待避銘柄としても、電力がいい。
上がる225もあれば、下がる225もある。外人投資家に買われる225もあれば、買われない225もある。彼らのお眼鏡にかなわない銘柄をいくらホールドしても空しいものだ。
私のブログで薦める銘柄って、こんなタイミングの銘柄ばかりです。高いところで果敢に買う人には、つまらない選択でごめんなさい。(関西電力3月15日終値、2,127円)