4452 花王 IPOとベンチャーキャピタル | 週足GCV「陽転」「注目」「買い」 ゴールデンチャート社配信のGC HELLO TREND MASTER一覧から毎週”1本釣り”

週足GCV「陽転」「注目」「買い」 ゴールデンチャート社配信のGC HELLO TREND MASTER一覧から毎週”1本釣り”

日本株の売買主体6割は外人投資家。彼らのお眼鏡にかなった銘柄に相乗りする。チャートという株価のグラフ。著名な株式評論家諸氏もこんな安いタイミングですすめてくれない。2倍化は運も必要。でもまじめにさがす。短期売買の個人投資家の多くの期間は孤独と苦悩な毎日。

 スエズ運河の閉鎖こそないが、紅海の運行不安から貨物船が喜望峰経由になってきた。2007年高値をまだとっていない外航海運は…。ご自分でお調べください。

 

 原油の輸送コストが上がるなら、すべての原材料、商品が上がる。これまでの延長か。

 

 その原油高からだが、1514 住石ホールの変貌ぶりと言ったら。長年ボロ会社(失礼)だったのが、今期は売上営業利益率29%の超優良会社だ。半導体の会社を超えてる。

 

 ちなみに日本の(この会社の?)石炭の燃焼効率は、長年の研究成果もあって世界一らしいが、国際的にはこれが”理解”されていないそう。

 

 それでも類似会社(燃焼効率はともかく、石炭業界の)をすぐ探すのが私の癖。かろうじて3315日本コークスあたりか。この一見ボロ会社(これまた失礼)だが、営業利益が赤字3.9億から63億の黒字になるなんて、決して偶然ではあるまい。

 

 ただ石炭の相場は昨年夏に天井をつけ、かなり下げている。

 

 極端な低位株、無配株としても、私にはかまわずすべてが投資対象だが、それがどっこいここは有配株!なのだ。日経にも書かれた例のROEがマイナスなのが、外人投資家に注目されない理由か。

 

 でも四季報の「予4.5%」の回復を見逃してはいけない。1年後は「予8.0%」くらいもありえないか。その時も現株価とは思えない。


 低位株のいいところ。長いこと散々売られた後ならば、下値が知れていることだ。

 

 IPO(セカンダリー、サーダリー、上場して2~3年たったものも含む)で、大株主にベンチャーキャピタル名のあるものは、私は絶対に買わない。

 

 VCの果たす役割って、創業時の会社には出資するが、上場が済めば役割は終了。それを市場で売られたら私ら投資家はたまらない。今の7354ダイレクトマーケティングがその例。

 

 かつて店頭株と言われていた時代に、大株主にVC名のある銘柄に大きくやられ、学びました。

 

 5845全保連なんかどうなるんだろうか。幹事証券が外国でも国内でもいいので、引き取り先をさがしてくれればいいんでしょうが。でもそのためにこの先何年も高株価政策に持っていく”作戦”はありうる。

 

 上がっている225の資金が他に流れてくるなら、上がっていない225か、というのは先週だが、先週の4188三菱ケミカル、株価はまだ上がらないけど、まんざら悪くはないと思う。他にもまだある。公共株の電力と空運である。

 

 暴走する日経平均もいつかは下がる。その時にいつも待(退)避銘柄にされるのが公共株。上がっていない225で仕込んでおいても悪くないと思う。
 

 

 

 

 上がっていない225路線、第2弾。今週は週足GCV「注目」登場の4452花王を選んだ。泣く子も黙るADRだ。

 

 ここは12月決算で2月7日に前期の決算を発表、悪いなりに翌日売られたが1日のみ。業績悪くてスッキリしたことだろう。今期は業績がいいんだから、今後1年間は上昇するという単純な発想。

 

 昨年5月安値4,877円、11月の安値5,240円を定規で線を引くと、先日の5,458円あたりになる。だから今が底か、とも思う。

 

 ついでに上の待(退)避銘柄だが、9201の日航も同じようにしてみてほしい。いい底値だと思う。これらはまじめな話だ。

 

 

 

 

 私のブログで薦める銘柄って、こんなタイミングの銘柄ばかりです。高いところで果敢に買う人には、つまらない選択でごめんなさい。(花王2月22日終値、5,677円)