「SOX指数と共に半導体関連が上昇」(昨日の日経)。私は5310東洋炭素や6703 OKIあたりの“伏兵”ねらいがいいような気がする。
「外需株 日経平均押し上げ」(昨日の日経)。こういう記事を読むと、性格の悪い私は「では次は内需株を」と思ってしまう。そこで今週は週足GCV「陽転」に3864三菱紙があったので、これを選んだ。
と言いたかったが、三井住友トラストの山田栄一氏の「運用の基本方針として、市場平均とのスプレッド(利回り差)が+1%以上になることを目指しています。たとえば、市場平均の配当利回りが2.5%なら、ポートフォリオでは3.5%以上となっていれば、目標達成はされているとの判断になります」との話(株探)。
プライム全銘柄の平均配当利回りは2.29%、今の三菱紙の配当利回りではとても買えない。どうもこの会社は過去にも1株益が多くても、5円しか出さなかったこともある。今もそう。
そこで上位19番目の6419マースGHDとした。PBRや配当利回り、5月高値で休養期間も私的には合格。6月や8月に急落したのもポジティブに考えよう。
でも売り上げ営業利益率が10.4%(2022年3月期)、20.2%
(23年3月期)、29.0%(24年3月期予想)なのに、なぜ株価は評価されないんだろうか。来年は新紙幣も発行されるのに。昨年夏から今年5月で2倍になっちゃったのがいけなかったか。
高値の後の急落ぶりには株式投資の怖さを感じる。これまでの下げの延長が続くならたまらないなあ。そうして株式投資の悪のイメージが増殖されていくのだ。
それとも私の推奨が転機となって、前の高値を目指して上昇するか。ありうるよ。
私のブログで薦める銘柄って、こんなタイミングの銘柄ばかりです。高いところで果敢に買う人には、つまらない選択でごめんなさい。(マースGHD 12月15日終値、2,351円)