初心者には改めて申し上げる。「株式投資はマネーゲームではない」「デイトレードなんてとんでもない」「チャートという株価の折れ線グラフも見て、低いタイミングで買う」「銀行の利息に相当する配当ねらい。長期戦でよい」

 

 「銀行株、9月以来の安値」(昨日の日経)、確かに。でも一昨日までの話ですね。「個人投資家が処分売りを進めている」(同)、私はどうも性格が悪く、日経のこういう記事があると、買い場が近いかもしれない、と思ってしまうが、ここから1か月12月8日の高値あたりまで上がり(高値は抜けない?)、その後また1か月今回の安値あたりまで下がる。つまり2月が買い場、というシナリオはどうか。

 

 9月天井で11月に再挑戦は、せっかち過ぎた。高値から4~5か月間の日柄調整が妥当と言うもの。逆に11月に上がらなかったものは、動き出すチャンスが近い。

 

 しばらくはグロース銘柄の出番か。グロース株250とかグロース株Coreという指数の6月以降を見てほしい。さらに東証スタンダード指数も。225の完全ボックス圏とは全然違う。

 

 

 話は変わって、こんな銘柄もあると言う話。5994ファインシンター。

 

 赤字から回復する(予想でよい)銘柄をいいタイミングで買う、1年でツーバガーを狙うには、そういうのも作戦。さらに当社はふざけたようなPBRの低さ。地方銀行じゃないんだから(笑)。新四季報の巻頭の「低PBRランキング」にも出てこなかったのもポジティブに考えている。

 

 実は「知る人(投資家)ぞ知る」、コウロギの養殖をしている。

 

 

 今週は週足GCV「陽転」の4481ベースを選んだ。実は私、セカンダリー狙いで2019年12月上場直後に“参戦”、あの時は分割前の5月なんか、一生ホールドしようと“妄信的”になっていたが、その後の下げに耐え切れず2020年12月“完全撤退”してしまった。

 

 あれから4年、週足GCV「陽転」に登場するくらいだから、最近は下がっているのかとチャートを見たら、右肩下がりのつまらないボックス相場。

 

 それでも驚いたのは売り上げ営業利益率の上昇が上場来5期も(四季報の予想含む)続いている、普通はそんなに続かないし、そして今はけっしてPERも高くない。

 

 私のブログで薦める銘柄って、こんなタイミングの銘柄ばかりです。高いところで果敢に買う人には、つまらない選択でごめんなさい。(ベース12月22日終値、3,525円)

 

追記 2024年の銘柄。財務内容のいい時価総額がそこそこある低PBRの地方銀行(8360山梨中央、8361大垣共立)。外人持ち株比率の未だ低い7182ゆうちょ銀、7181かんぽ生命。カリスマ性を感じるオーナー社長の会社(3498霞ヶ関キャピタル、4439東名)。医療DX(4498サイバートラスト)。万博カジノ(6357三精テク、6307サンセイ、6226守谷輸送機、9336大栄環境)。原油安(紙パ、電力・ガス)。スエズ運河封鎖(海運)。売り上げ営業利益率の上昇続く小型成長株。どれも飛びつき買いはするな。