集団の中で起こる ふとした無責任さ。 | 【大阪・京都・西宮】マインドまで変える!表情筋トレーナーTOKOと笑顔の種を見つけましょう

【大阪・京都・西宮】マインドまで変える!表情筋トレーナーTOKOと笑顔の種を見つけましょう

楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる!輝く笑顔は幸せを呼び込む鍵。
笑顔のコツから、笑顔に繋がるココロの話まで、お届けします。

ただいま、全国各地で出張講座を開催しています。
(大阪・三ノ宮・西ノ宮・滋賀・京都・奈良 他)


マインドまで変える★表情筋トレーナーのTOKOです。



先日、息子が出勤途中での出来事です。



おじいさんとバイクの接触事故があったようで、


道路におじいさんが倒れていたそうです。



息子は出勤前だったので電車の時間に間に合わないから


気にはなったけれどそのまま通り過ぎたそうです。



多くの人達が気にしながらも通り過ぎて行って


息子が見た限りでは誰もおじいさんを助け起こそうとはしなかったと。



多くの人が見ているから、


誰かがきっと助けてあげるだろう



大概の人が、そんな集団心理になっていた模様です。




もし、たった一人自分だけがその現場を見ていたとしたら?



きっと会社に遅れても救急車を呼んだりしたはずですね。

{CE49C160-D77D-4DF1-A28B-8F400B24B70A:01}




罪悪感は感じるけれど、



集団の中では無責任になってしまいがちになるということ。




もし、おじいさんが誰かを指さして、



「そこの黒い服を来たお兄さん、助けてください」と言ったとしたら



きっとその人は自分の役割と認識して行動を起こしたのかもしれません。





これに関してこんな理論があるそうです。




リンゲルマンという心理学者が興味深い実験をしたそうです。



グループごとに綱引きをさせて、それぞれが出した力のデータを取りました。




一人で綱を引いた時の力を100とすると、


二人になると一人当たりに力が93まで減り


三人になると85


八人にしたら49になったそうですよ。



これは、どういうことでしょうか?



集団の中での無責任さをまざまざと見せつけてくれる実験ですね。

{709D1E4D-4C9B-4B4B-8A03-18C5739DC22E:01}




家庭の中での役割、


社会の中での役割、



もちろん自分でちゃんと気付いて責任を持っている場合はいいとして、


そうでない場合が案外多いかもしれませんね。。。




誰かがやるだろう、ではきっと助け合えるいい世の中になるとは思えないです。



・・・と頭では分かっていても、



行動になかなか移せないのも人間だったりしますが(苦笑)




身近な例では、



子供たちがお手伝いをしてくれないとぼやく前に、



「誰かがやるだろう」という無責任さを植え付けたのは



もしかしたら親である自分自身なのかもしれないな~なんて



振り返ってみてもいいかもしれません。





こういう時は、だいたい、自分がやらないとどうしようもなくなるような



出来事に遭遇して初めて気が付くものなんですけれどね(=_=)




やはり何でも気付くこと、、、からが始まりですね。


{31B581CF-4399-4660-9673-B1FD14115997:01}