前日の幸福度をテーマとしたブログの回でも少し触れたのですが、私はとある税理士法人に勤めています

今年度も新入職員が入社し、新人内部研修を開始しています
自分の人生の棚卸しとキャリアに焦点をおいたグループワークも良い雰囲気で終わりました


本業の方でガッツリ仕事を抱えながら、キャリアコンサルタントやコーチングの勉強をしてきた私が中心になり、企画を考え、実行、フォローまで行っています

去年は5人の新人さんだったので、何となく賑やかな感じでしたが、今年は2人ですので、個人まりとした研修になっています

ただ、いつもと違うのは、2人のうち1人はシステム系の学校の新卒であることです

税理士事務所の仕事もICTやDXにより、業務改善を行っていかないと、煩雑な税制改正により、労働時間ばかりが増加していく傾向があります

まずは、しっかり、新人本人たちと、1on1を行っていき、本人の将来のための計画を立てて、かつ、職場の業務改善や新たなサービスの開発を目指していかないといけないだろうなと考えています

さて、話を戻します
現在、私の妻が買っていた本の中にたまたま、最近、出版されたコーチング本があり、内容が良かったですので、それを参考書にして、読み進めていっています

著、ヘスン・ムーン氏の『Coaching AtoZ 未来を変えるコーチング』(ディスカヴァー)で、特にコミュニケーションに重きをおいたコーチングの内容になるようです

前回は、質問が与える可能性の1つとして、その後の対話の方向性への影響について、書いていきました


自分の人生のナラティブを書き直していくこと、これが重要だということは、このコーチングをテーマとしている回では何度も扱っている題材です

冒頭に書いたサークルオブライフというツールの活用もその一環と言えるでしょう

このナラティブを書いていくということには、続きがあります

過去から現在であった視点を現在から未来へ向けるのです

自分が望んでいる未来とは、どういったところなのか?

自分が期待している未来とは、どういったことが起こるのか?

自分が向かいたいと考えている方向では、何を得ることができるのか?

認知心理学の分野において「展望(未来)記録」という用語ごあるそうです

こよ展望記録とは、これから実行するべき、あるいは実行したい事項を覚えておくことを指します

覚えておくということは、自分の言葉で文字にして記録しておくということに近いでしょう

不思議なことに具体的に記録することができればできるほど、その実現性は高まっていきます

私がサークルオブライフと対で準備するライフラインチャートというツールの中には、過去だけでなく、未来のことも書くよう促しているのには、これが理由となります

是非、皆さんも自分自身、また、新人や若手職員、クライアントに書いてもらってみて下さい


その記録を元にポジティブなコーチングを行うとで、なお実現までを加速させることができるやもしれません

 

 

ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!

※こたつの中に潜っていたトワです(笑)