確定申告の時期を終えて、ひとときの落ち着きを取り戻しています
そこで私はメンターコーチに依頼して、コーチングの国際ライセンスであるACCを取得することを目標にセッションを開始しました
(現在、私が所有しているのは日本プロコーチのコーチング資格です)
このようにその道の専門家に先生になってもらい、知識やスキルを修得していき、自身もその専門性を高めていくことを「スーパービジョン」と呼びます
また、指導や助言を与える方をスーパーバイザー、指導を受ける方をスーパーバイジーと呼びます
特に福祉の世界で、よく使われている言葉ですよね
ただ、コーチングやキャリアコンサルタントの世界でも、このスーパービジョンは大切な要素になります
今は資格を取得することを目標にしていますが、取ったら終わりではありません
あくまでその道を極めるためのスタートに立ったぐらいの感覚です
その後もスーパービジョンを活用し、日々、精進していく必要があるでしょう
さて、話を戻します
現在、私の妻が買っていた本の中にたまたま、最近、出版されたコーチング本があり、内容が良かったですので、それを参考書にして、読み進めていっています
著、ヘスン・ムーン氏の『Coaching AtoZ 未来を変えるコーチング』(ディスカヴァー)で、特にコミュニケーションに重きをおいたコーチングの内容になるようです
前回は、割と誰もができるツールを使ったコーチングを試してみようということについて、書いていきました
皆さんは、こういう場面に遭遇したことがないですか?
新聞のお悔やみ欄に知り合いのご主人らしき名前が掲載されています
ただ、確証がありません
何とか確認したいので、知り合い、または、その親族に電話を掛けたいと考えています
その時にどのように質問したら良いでしょうか?
「ご主人が亡くなられましたか?」
と真っ向に聞く方は、あまりいないのではないでしょうか?
たとか、知りたいという気持ちが強かったとしても、このような聞き方をすれば、相手は落ち込み、傷つくこととなるかもしれません
もし電話をかけてみて、いつもと違う様子であれば、
「何かありましたか?」
「どうかされたのですか?」
と質問するのはあるかもしれません
参考書にも書かれているのですが「問いには必ず質問者の好奇心や前提が盛り込まれていて、相手に回答を求める」、まさにその一例ではないでしょうか?
質問には、その後の対話の方向性を決める力があります
だからこそ、質問の目的、意図が重要になってきます
本当に会話が上手な方というのは、その質問の言葉や選択が絶妙なんですよね
もし、そういう方を見つけたら、研究してみるのも良いかもしれません
ではでは、今日も一日頑張っていきましょう!