星と遊び星と学ぶ
星と話せる専門家 長尾ちず です。
前回まではコチラ
★星の声を聞く旅～in オーストラリア～①序章 私がオーストラリアに 行ったワケ
★星の声を聞く旅～in オーストラリア～② 出発前のまさかの事態
★星の声を聞く旅～in オーストラリア～③ １日目 バイロンベイ 青まみれの最東端
★星の声を聞く旅～in オーストラリア～④１日目 夜の不思議で楽しい瞑想体験～
★星の声を聞く旅～in オーストラリア～⑤ 2日目 カラフルでパワフルなロズさんのお話
昼間のセミナーもモリモリ盛り沢山！
でしたがこの日は夜もモリモリでした！
“地上のプラネタリウム”とも
呼ばれている土ボタルを見に
スプリングブルック国立公園内にある
ナチュラルブリッジへ。
ここ世界遺産でした。
帰国してから知ったという・・・(笑)
地上のプラネタリウム
という言葉だけに反応して
どんな場所なのかも全く予習しておらず
車で約一時間ほどいった山は
屋久島のようでした。
(行ったことないけど(^_^;))
実はこの場所ジブリ作品のモデルにも
なっているらしく、宮崎駿監督は
実際にここに訪れて
沢山のスケッチをしたそうです。
土ボタルは天空の城ラピュタで
このうっそうとした森はトトロの森
そして、五月とメイが
初めてトトロに出会うバス停の場面で
描かれたシーンの場所・・・
日本人ガイドの方はひたすら
ジブリ作品を例に教えてくれるので
よっぽど好きなんだな・・・って
思ってたら有名みたいでした(^_^;)
私はというと、ジブリの話より
真っ暗な森の隙間から見え隠れする
夜空にｷﾞｭｳｷﾞｭｳ詰めになった様な
星たちが気になって
しょうがなかったのであります(笑)
全く明かりのない道を
最小限の懐中電灯の灯りを元に
生息地目指して奥へ奥へと
進んでいくと途中LED ライトの
ような点々が山肌に見える。
これも土ボタルだそう。
人によっては青に見えたり緑色に
見えたり、違うらしい。
しかも、生まれた場所から
一生動かず過ごすらしい。
そして、とうとう目的地の
洞窟に着つくと本当に
プラネタリウムみたいでした(≧▽≦)
強い光を当てると死んでしまうらしく
写真撮影は禁止だったので
イメージだけ(笑)
そして
そのチャンスは突然やって来た！
本当はここまでだったのですが
私達があまりに星をみて
騒いでるのを見たガイドさんが
急遽、星が綺麗に見える場所へ
連れていってくれることに！
南十字星を思いっきり見られる
突然のチャンスにもう大興奮！(笑)
しばらく車に揺られたあと
待ちきれんとばかりに
車をおりたら・・・
今まで見たことの無いほど
星で埋め尽くされた空！
天の川も瞬時にわかる！
新月直後で条件が良かった
というのもあるけれど
自分達が日頃どんなに人口の光に
囲まれて暮らしているのかを思い知る。
早速、カメラを構えて・・・と
ここで、残念極まりない事態が。
天体観測出来ると思っていなかったので
三脚を持ってきていない！
Σ(￣ロ￣lll)
それでも、
動かなければなんとかなるかも？
と南十字星に向けて
構えてみるけれど・・・
やっぱり無理でしたー(T-T)
カメラを安定して置ける
いい場所もなく、頑張ってみても
残念極まりない写真しか撮れない。
でも、何となく天の川らしき
モワモワは写ってる気はする。
しかし、偶然こんなのが撮れた。
連続でカメラを構えたりした時に
撮れる星の軌跡のような写真(笑)
日本では北の空での
星たちの起動がこれだけど
南半球のオーストラリアでは
南の空がこの様な軌跡になる。
しかも、日本では竹富島のような
本当に南の方の島まで行って
高度ギリギリで見える
南十字星が普通の高度で見える。
本当に南半球にきたんだな～と
痛烈に実感した時間でした。
まだまだ居たかったけど
時間にも限りがあるので
泣く泣く帰路に。
あの、夜空いっぱい
おしくらまんじゅう状態の星は
素人の技術では到底表現できない。
ので、またイメージで(笑)
もう夜空ってより
ギャラクシー(銀河)ですやん！
みたいな、それくらい凄かった(≧▽≦)
街に近づくにつれてドンドン
星が見えなくなっていく。
なんとも切ない帰り道(T-T)
ホテルについて三脚立ててみたけど
街が明るすぎて星は点々。
それでもこの旅の目的の1つ
『南十字星を見る！』
という目標は達成！
大満足(満腹？)の２日目が終わり
明日はとうとう最終日となりました。
★星の声を聞く旅～in オーストラリア～⑦３日目 点と線でつながる記憶～
へ続く
今日も最後までお読み頂き
ありがとうございました(^^)