新潟 六日町FMゆきぐにとなり
中医学漢方で子宝・アトピー改善
ときのや薬局 薬剤師・不妊カウンセラー金井です。
花粉症の寒熱見極めと食養生
花粉症が始まって苦しいという方。
何とか養生と漢方薬で乗り切ってみましょう。
症状や体質でオススメ食材や漢方薬が違います。
「小青竜湯」をご指名でご来店の方が多いのですが・・・
あなたのその症状は「小青竜湯」では逆効果ですよという方もチラホラ
タイプは簡単に大きく分けて2つ!
「寒」と「熱」
寒タイプ
★寒気
★タラタラと水っぽい鼻水(水道水のように流れる)
★くしゃみを連発
このときは身体を冷やしてはいけません。
フローリングの床を裸足で歩かないでね。
靴下+モコモコスリッパ+レッグウォーマーでまだまだ冬支度を。
湯船にはしっかり浸かりましょう
おすすめ食材は身体を温めるもの
玉ねぎ・ネギ・ショウガ・シナモン
牛肉や羊肉(ジンギスカン)も身体を温める最強食材ですが、消化と吸収に非常に手間暇エネルギーがかかります。
胃腸が丈夫でない人はスープにしてエキスだけを飲みましょう。
この時、胃腸が丈夫で「麻黄を使っても大丈夫」、「血圧が高くない」人にだけ「小青竜湯」が使えます。
漢方薬だからだれにでもOKではありません。
妊婦さん・産後の方・高齢の方・血圧高い方・虚弱な方には小青竜湯以外のものをお勧めしています。
熱タイプ(体温計で測った熱ではありません、実感としてです)
★目の周りが真っ赤
★目や肌が痒い
★喉がイガイガ
★鼻汁は黄色でドロドロ
このときは余分の熱を冷ましましょう。
(体を冷やすことではありません)
控えたい食べ物
脂っこい物・唐辛子などスパイシー&辛い物・ショウガ
おすすめの食材
ミント・きゅうり・とまと・ナス・ごぼう・セロりなどを冷蔵庫から出したてでなくお茶にしたり、火を通して消化の良い調理法で
このときは「風熱」タイプの漢方薬を選びます。
花粉症のお薬で
眠くなるのは嫌
口やのどが渇くのは嫌
ダルくなるのは嫌
という方、漢方薬を使うという選択肢もあります。
養生と漢方薬で予防するという選択肢もあります。
ご自分が寒熱どちらのタイプか、何を選んでよいのかわからない方はぜひご相談くださいね。
勝手に漢方を使ってこじらせてしまってはもったいないですよ。