片づけ手順を13通に渡りまとめて書いた、
そこに補足の内容を綴ったブログ連載
『こんまり流片づけ 基本のき解説』
前回はこちら
ウィルスや雑菌は靴の裏にも付着!〜(9)こんまり流片づけ法 基本のき解説〜
第10回目の今日は、
「本の片づけの具体的なステップ」について
解説させていただきますね!
本棚にはその方の趣味趣向が現れると言いますが、
それだけに、捨てるか残すかの判断には
皆さんとても悩まれる・・・とお声をいただきます。
なかなか見極められない時は、
もしかしたら
正しい見極め方ではないのかもしれません。
本日お伝えする「正しい見極め方」を
マスターすれば、
サクサク片づけが進むはず!
早速、まいりましょう。
本の片づけ〜正しい見極め方とは?
本も衣類と同じように、
本棚から一度全部出して、
広いスペースに山積みしてから、
見極めしていきましょう
片付けレッスンのお客様にこのようにお話しすると、
みなさん、まずはうっと固まられます。
どの方も条件反射のようにフリーズされるので
むしろ清々しいほどなのですが、
「本を本棚から全部出すのは、嫌だなー」
というお客様の心の声が、
雰囲気となって感じ取れるほどです
お気持ちはわかりますよ!
本にもよりますが、
厚みのある本だったりすると重いですし、
本棚は背が高いものも多く、
全部出すって重労働なんですよね・・。
だから
「私、本棚にいれたままでも見極めできます!」
「本は、見ただけでときめくかどうかわかります!」
と言うご意見もいただくのですが・・・
やはり、一度本棚から出して、
自分の手にとって見極めをお勧めします
なぜなら、
本は、本棚にある状態では、景色と一体化しているんです。
本が寝ている状態だとでも言いましょうか、
本そのものの存在感が感じ取りにくいんですよね。
本棚から出すというのは、
眠っている本を起こしてあげるイメージです。
見極めの時には、手にとって、
ときどき本をとんとんと叩いたり、
表紙を撫でたりして、
本そのものの存在を感じながら、
ときめきチェックをしていただきたいと思います。
本が大量だったり、スペースがない時はどうする?
もし蔵書が多い場合や、
山積みするスペースが狭い場合は、
本をカテゴリー分けして、
カテゴリーごとに出して、山積みして、
見極めていきましょう!
まずは、ご自分の本棚の前に立って
カテゴリーを書き出してみてください。
よくあるカテゴリーとしては、
・小説
・自己啓発
・雑誌
・写真集
・漫画
・お仕事系
・お勉強系
でしょうか。
「ご自分の本棚には、小説しかない!」という方は、
小説の中でカテゴリー分けしたらいいですよ。
・推理
・恋愛
・ファンタジー
・歴史
などなど。
そのカテゴリー別に、
すべての本を本棚から出して山積みし、
一冊づつ手にとってときめきチェックしていきます。
ときめかない場合は即処分!
一箇所にまとめておき、
数冊づつまとめて縛っておきましょう。
ときめくと判断した本たちは、
カテゴリーごとに本棚に収納しましょう。
そのときめく本、つまり残す本というのは、
具体的にはこの3種類になります。
・本棚にあるだけでときめく本
憧れの方の著書だったり、
行ってみたい場所の写真集だったり、
見るだけで、読むだけで、自分の気分が上がる本のことです。
・今、読んでいる本
今、まさに読んでいる途中の本です。
カテゴリーは関係なく、残して、読み終えましょう。
読み終えた後、再度ときめきチェックをして
残すか捨てるか決めてくださいね^^
・殿堂入りの本
出会ったことに感謝したくなる本って、ありますよね。
生き方を見つめるきっかけになった偉人の書だったり、
何回読んでもワクワクする冒険譚だったり、
どんなときも自分を落ち着かせてくれる詩集だったり。
この3つに分類される本は、
残して、本棚にしまいましょう。
本日のまとめ
3つの大切なポイント
最後に本日のテーマ「本の片づけ」において
大切なポイントを3つお伝えします。
1、本のときめきチェックは、眠っている本を起こしてから!
本棚から出して、山積みにして
1冊づつ手にとって、
ときめくかどうかチェックしましょう。
2、本が多い場合、スペースがない場合はカテゴリー分けしよう
自分の本棚にあったカテゴリーを決めて
1つのカテゴリーごとに見極めしましょう。
3、残す本はこの3種類だけ
・本棚にあるだけでときめく本
・今、読んでいる本
・殿堂入りの本
このポイントさえ押さえておけば、
判断できない・・・なんてことはなくなりますよ!
ぜひ、本の片づけやってみてくださいねー
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