この前お知らせ した行田市のお祭りに行ってきました(・ω・)/
その名も…
第2回 わらアートまつり 2015
【日時】 2015(平成27)年11月29日(日) 10:00~14:00
【場所】 古代蓮の里
行田市小針2375-1(地図
)
*ポスターの作品は昨年のもの
"わらアート"とは稲藁を使って作る巨大なアート作品のことで、村おこし町おこしの一環として作られることが多いようです。
ここ行田市でも冬場の観光資源のひとつとして昨年から取り組み始め、今年で2回めとなります。
そして行田のわらアートが特徴的なのはギネス世界記録認定 された田んぼアート の稲わらを使用していること。他のわらアートには無い色使いにもご注目です。
さて。昨年はマンモスと馬形埴輪 でしたが、今年のデザインは… デケデケデケデケ…
じゃじゃん!(・`ω´・)9
恐竜のステゴサウルス と蒸気機関車C57(シゴナナ) でございます
テーマは「古代から未来へ」ということで、恐竜→ 蒸気機関車に決定。
しかしなぜ蒸気機関車が「未来」なのかと言うと…
実はこれ銀河鉄道999 のパク…いや、オマージュというかリスペクトというか、まあそんな感じ
製作にあたってモデルになったのは市民プール横のC57
実物と同じサイズ、全長19メートルあるそうです。そしてちゃんと線路も敷かれております。
なかなかの迫力ですけど…順光で撮ると後ろ向きになってしまう配置はいかがなものか。
出来れば南向きに作って欲しかったな (-ω-`)
だって、正面から撮ろうとするとガッツリ逆光になってご覧のとおり… お顔が真っ黒
撮影者泣かせでございます。
そうそう、黒といえば車体の色を黒い稲藁を使って再現している点は良いアイデアですね。
動輪部分が通常の稲なのでその色の違いがハッキリと分かります。
車体部分は田んぼアートの背景になっている黒い部分(紫905 )の稲藁を利用しています。
そして運転室にも入れるようになっていました。
まあ、特に何があるわけでも無いけどこうのってなんだか嬉しい (´∇`)♪
ただ展示して「触っちゃダメ」っていうのと違って、見て・触れて・楽しめるってイイじゃないですか。
今年はしっかりと親子で楽しめるわらアート作品になっておりました
車体下部は骨組みの角材がむき出しなので走り回って頭をぶつけないようにご注意ですが。
(狭いところが大好きな子供たちは大はしゃぎしておりました)
そしてもうひとつの作品、ステゴサウルス
は高さ7メートル。
実物(見たこと無いけど)はもうひと回り小さかったようですけど、ものすごい大きさですよ
SLも恐竜も木と竹で組まれた骨組みに藁を束ねたシートを巻きつけて成形しています。
なのでガッツリと中身に藁が詰まっているわけではありません。
そして施工はファイブイズホーム が担当していて強度も十分、安心・安全でございます。
背中に並ぶ板(体温を調整するためのものらしいです)は縄を巻つけて再現。
もちろんこの縄も田んぼアートの稲藁で編んだものを使用しています。
10時になり、いちおう開会式らしきものがありました。
行田市長は不在で、代わりに副市長がご挨拶(後に市長も会場視察に来場)。
わらアートの製作指揮は昨年同様、わらアート界の第一人者、武蔵野美術大学 の宮島教授。
蒸気機関車の大きさと、細部をどこまで再現するか?という点にも悩んだそうです。
そして実際に製作にあたったのは市民ボランティアや市の職員、ものつくり大学の学生たち。
材料となる稲刈りが行われたのが10月18日 なので、1ヶ月で完成までこぎつけるとはさすがです。
昨年はお祭り直前(当日午前3時)に完成という突貫工事でしたが、今回も前日まで作業を続けていたそうな。
来年からはもう少し余裕をもって12月にお披露目、ということでもよろしいんじゃないでしょうか
そんなわらアートまつりに行田市観光PR武将隊の忍城おもてなし甲冑隊 が出陣
甲斐姫(かいひめ)さまと正木丹波守利英(まさきたんばのかみ)公でございます。
ちなみに他の武将さまは愛知県で本日開催の東海合戦ワールド2015 に出陣しております。
どうやら野外フェスのような大きな会場でにぎやかにやっているもよう。
それに比べるとわらアートまつりは「お祭り」とはいうものの、プチサイズのかわいらしい催しです。
同じ行田市の浮き城まつりや忍城時代まつりのような大規模なものでもありません。
しかし、個人的にはそういうところが大好きだったりして (´∇`)♪
これぞ行田市、という感じでのんびり・ほっこり癒されます。行田にハマった魅力のひとつでもあります。
射的や綿あめ、ポン菓子そして餅つきなど、ミニ縁日が開かれてましたよ
甲斐姫さまはポン菓子づくりにも挑戦。
圧力釜にお米を入れてぐるぐる加熱、フタを開放する際にポン!って大きな音が鳴る、アレです。
さっそくイヤープロテクターを装着、木づちを持って嬉しそうな表情からの…
甲斐姫さまってかなり肝が据わっておりますな。昨年の酒巻さまなど… ゲフンゲフン
出来立てアツアツ・さっくさくのポン菓子を皆と一緒にほおばる姫さま、可愛らしゅうございました。
さて、会場内では昨年同様ゼリーフライの無料配布が行われていました。
今年の協力店はときわ肉店さんでした。
無料配布の整理券を頂いたのですが、あまりに行列が長いのでしばらく会場内を散策しているうちに品切れに (-ω-`)
完全にあきらめていたところ、午後に材料が補充されて販売開始しておりました。
しかもお店の方のご好意で1個頂きましたよ。ありがとうございます (-人-)
先週のぎょうだ夢まつりにも出店されていたので食べましたが、やっぱり揚げたては美味しいですね。
熱々なだけでなく、具材の美味しさも際立っておりました。めちゃ美味しかったです (・ω・)bグッ!!
ゼリーフライを食べて喉が渇いてきました。
というわけで古代蓮うどん店で冬季限定のたぬきうどん(560円)をズルズル♪
濃口醤油のコテコテ関東出汁が細打ちピロピロ麺に絡む事どん兵衛
のごとし(褒めて…ます)。
肉汁うどん の美味しさに比べるとですけど、アツアツで濃い味付けが寒い時期にはありがたい。
身も心も温まりました。ごちそうさまでした (-人-)ナムナム
でもやっぱり古代蓮うどん店は肉汁かもりうどん(大盛り)だな
…と、再確認をしつつ会場に復帰。
心配していた午後からのお天気のくずれも無く、絶好のわらアート日和です。
会場には多くの親子連れが訪れて終日にぎわっておりました。
第2回ということもあって知名度も上がってきたかな?
そんな会場の古代蓮の里 は11月20日~1月11日までの間、イルミネーションで彩られます。
わらアートもライトアップされるので光のコラボレーションを楽しめる事かと思います。
昼間はわらアートや古代蓮会館 の展示を見学したり、売店で買い物をしたりうどんを食べたり。
そして暗くなってきた頃にイルミネーションを楽しんで帰るというのはいかがでしょうか。
週末には会館内でライブイベントも開催されるようなので、そちらも合わせてお楽しみください
古代蓮の里にとって冬場は古代蓮
や田んぼアート
などの大きな目玉となる展示がない厳しい時期。
逆に静かな雰囲気をイルミネーションと共に楽しむのもよろしいかと思います
そうそう。公園内はめちゃ寒くなるので防寒対策をしっかりどうぞ。
あと足元を照らす懐中電灯もあると安心かと思います。
わらアートまつりは一日限りですが、アート作品は来年の3月27日(日)まで展示されます。
本日来られなかった方もご安心ください (´∇`)
そして公園自体は入場無料(古代蓮会館は有料)。
広い駐車場も今の時期は無料なのでぜひお気軽にご来園くださいませ(・ω・)/
古代蓮の里(こだいはすのさと)
http://www.ikiiki-zaidan.or.jp/kodaihasu/
埼玉県 行田市 小針 2375-1
【古代蓮会館】
・開館時間 9:00~16:30(受付16時まで)
・入館料金 大人400円 小人200円
・公園自体は年中無休・無料開放です
無料(蓮の開花時期は有料)
048-559-0770 詳しい地図はこちら
【 行田市わらアートまつり 第1回(2014年) ・ 第2回(2015年) 】