先日ポスターをご紹介 した行田市の新しいイベントに行ってきました。
その名も…
行田市制施行65周年記念事業わらアートまつり 2014
【日 時】 2014(平成26)年12月21日(日) 10:00~14:00 雨天決行
【場 所】 古代蓮の里 (埼玉県行田市小針2375-1)
【主 催】 巨大な わらアート製作実行委員会(事務局:行田市役所商工観光課)
そもそもわらアートとは何ぞや(-ω-`)
稲藁(わら)を使用して作られた動物などのオブジェのこと。
以前から全国のあちこち で地域の活性化、観光目的で作られているようです。
今回は市制施行65周年記念事業として製作され、行田市では初めての試みとなります。
しかも古代蓮の里の隣に作られていた田んぼアート の稲わらを活用したオリジナル作品です。
今日はお披露目を兼ねて「わらアートまつり」が開催されております。
いちおう「第1回」という事になりますが、来年以降も継続されるかどうかは全くの不明です。
最初で最後になるかも知れないということで、さっそくやって来ました (・ω・)/
例によって開催1時間以上も前に会場入りしたのでほとんど人はいません (;^_^A
関係者がテント設置や催し物の準備で忙しそうなのでジャマしないように静観。
そんな中、行田ゼリーフライ本舗 たかお
さんが全力でゼリーフライを製作中です
なになに。行田バーガーとな?(・ω・`)
もう販売してくれるとの事なのでさっそく購入。
どちらも出来たて・揚げたてほくほくです♪
行田バーガー(150円)と、ゼリーフライ(2個・200円)
バーガーはパンがとても柔らかくてシャキシャキのレタスとゼリフの相性もバッチリ。
う~ん…メチャメチャ美味しいじゃないですか、これ
同様なものはシャロン が販売する行田ゼリーフライバーガー ってのもありますね。
そちらも柔らかバンズとみずみずしいキャベツ、からしマヨネーズの組み合わせが絶品なんですよ。
あと、たかおさんのゼリーフライは他店とチョッピリ違っています。
ぎょうだ夢まつり の時に初めて食べた行田在来青大豆 入りのゼリーフライなんですよ。
これはすりつぶした青大豆が練り込まれていて、ひと口目にほんのりと豆の味を感じます。
青臭さは全く無いので誰でも抵抗無く美味しく食べられると思います。
(個人的にはもっと青大豆を強調してもいい気がしますが、それだと好き嫌いが分かれそう)
ちなみに青大豆入りのゼリーフライはこの春から提供しているそうです。
店舗でも食べられるので気になる方はぜひ、お店
(忍城から徒歩すぐ)に足をお運びください
さてさて。
いかにも行田らしい朝食を食べた後はわらアートオブジェの見学を♪
マンモスと馬形埴輪(うまがたはにわ)の2体です。どちらも想像していたよりも巨大です!
おや?
ただ展示してあるだけでなく「わらアートクイズ」なるものもあるみたいですよ
わらアートの一部に秘密の文字が隠されていて、これを探し出すと…
抽選で商品券(1万円×5名)や、お米(彩のかがやき5kg×20名)が当たるというものです。
その「隠された文字」はすぐにどこにあるか分かりました。
が!何が書かれているか読むには古代蓮会館 の展望タワーに上る必要がありそうです。
しかも入館する際に渡される専用の応募用紙が必要です。ウマいこと考えられてます (笑
古代蓮(行田蓮) が散った後の公園はスッカリ寂しくなってしまいます。
それに代わる目玉として田んぼアート、わらアートで盛り上がろうという狙いもありそうですね。
11月下旬から1月12日(月)までは古代蓮の里イルミネーション も開催中です。
17:00~21:30までの間、タワーや蓮池に暉のオブジェが夜の公園を彩ります。
イルミネーションに合わせて、わらアートもライトアップされるそうなので夜に訪れるのも良さそうですよ。
まあ、ワタクシは寒いのが苦手なので見に来る予定はありませんけど。
とりあえず皆さんが画像をUPするのをコタツの中でお待ちしております
10時の開会まで時間つぶしのため園内を散策。
さすがに蓮池をまわっている人は皆無でした。冬場の来園者は相当少ないでしょうね。
そうしているうちに忍城おもてなし甲冑隊 の大将、成田長親(なりたながちか)どのがご出陣。
寒い中、お疲れさまでございます。ありがとうございます。
朝方は雲ひとつ無い青空でしたが次第に雲が広がってきてますます寒くなってきました。
そんな中、柴崎和泉守(しばさきいずみのかみ)どのは暖を求めて(?)マンモスに抱きついております。
こうやって比較するとマンモスがどれだけ大きな作品なのか分かりますな (・ω・`)
次第にお客さんも集まってきましたよ。
NHKの腕章を付けたカメラマンも来場、あちこちで市民の様子を撮影しておりました。
夕方の埼玉県ローカルニュースでこの場面が流れていたので見た方も多いかと思います。
製作者のお話では馬形埴輪は高さ7メートル、マンモスは5メートルあるそうです。
この大きさは日本一(つまりは世界一)の規模だそうです (´∇`) そりゃそうか
10時になって簡単な開会式が始まり、工藤正司 行田市長や関係者の挨拶がありました。
今回のわらアート、行田市としてはけっこう本気で期待しているように感じました。
製作の指揮をとったのは武蔵野美術大学 の宮島教授 という、わらアートの第一人者の方。
市民ボランティアや大学生たちの共同作業で、何と今朝の3時(!)にようやく完成したそうです。
製作にあたっての材料は田んぼアートを刈り取ったあとの稲わらと紐、竹など。
わらを縄でつなげてこのような状態のものを作って、骨組みに巻きつけていくそうです。
その芯となる骨組みはファイブイズホーム がバッチリ強度計算をして倒壊の恐れは無いとのこと。
近寄って見学しても安心・安全でございます
オブジェは2月いっぱいまで展示するのでぜひ、現地に足を運んでご覧ください。
雨や降雪、強風などで傷みも出てくると思うので早めの見学がおススメです (・`ω´・)9
田んぼアートといえば、さまざまな色の稲
が使用されて絵が描かれていましたね。
それが上手くオブジェに生かされていて、馬の胴回りには紫905
が使用されていました。
うむ。これは他の地域のわらアートにはない見事な演出ですね。
これは第2回、3回と続けていく価値はありそうですよ。行田市さん
実際は傍目で見るより多くの苦労とお金がかかっている事と思いますけど。
観光客目線としては冬の古代蓮の里に目玉が出来て嬉しい限りですな。
ぜひ来年はいろんな形の埴輪や鉄剣、古墳や…忍城なんかも良さそうじゃないですか?( ´艸`)
…と、川越市民のワタクシが勝手に妄想を広げつつ【後編】 に続く。
【 第1回 行田わらアートまつり2014 前編 >> 後編 】