【BS】サンギョ、セクハラと暴行容疑で第一審で有罪判決を受ける | SR記事訳

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備忘録目的

「バーニングサン初告発」キム・サンギョ、セクハラ容疑の一審、有罪…即刻控訴

 

一審で懲役1年、執行猶予2年の宣告…直後に控訴状を提出

キム・サンギョ「被害者はバーニングサン理事と親しい人間…裁判所で証言を覆す」

 

(ソウル=ニュース1)イ・ジュンソン記者

 2022-11-08 11:39 送稿 2022-11-08 11:53 最終修正

 

「バーニングサン暴行」通報者のキム・サンギョ氏(29)が19日午前、ソウル地方警察庁サイバー捜査隊に被告発人の身分で取り調べを受けるために入り、取材陣の質問を聞いている 2019.3.19/ニュース1 © News1 オ・ジャンファン記者

 

 

2018年、ソウル江南区所在のクラブ「バーニングサン」で起きた暴行事件を最初に警察に通報したキム・サンギョ(31)氏がクラブ内で女性にわいせつ行為をし、バーニングサン業務を妨害した疑いで、一審で執行猶予つきの懲役刑を宣告された

 

捜査過程でキム氏にセクハラを受けたと供述した被害女性3人のうち、1人に対する強制わいせつ疑惑が認められたのだ。キム氏は、この女性がバーニングサンのイ・ムンホ共同代表と親しい人間であり、バーニングサン事件を矮小化するために虚偽の供述をしたと主張し、直ちに控訴した。

 

ソウル中央地裁刑事16単独のキム・テギュン部長判事は8日、性暴力処罰法違反(公衆密集場所でのわいせつ行為)、業務妨害、暴行容疑などで起訴されたキム被告に懲役1年、執行猶予2年を言い渡した。裁判所はキム氏に40時間の性的暴行治療プログラムの履修と80時間の社会奉仕命令を下した。

 

キム容疑者に暴行を加えた疑いが持たれているバーニングサン理事のチャン某容疑者(37)と客のチェ某容疑者は、それぞれ罰金200万ウォン、懲役8ヵ月、執行猶予2年を言い渡された。

 

キム氏は2018年11月24日、バーニングサンを訪れていたが、連れて行かれる女性を保護しようとしたところ、クラブ職員から暴行を受けた。このことを警察に通報したが、出動した駅三地区隊所属の警察官たちが自分をむしろ加害者とみなし、逮捕したと主張した。

 

暴行事件の捜査過程で、警察はキム氏からセクハラを受けたという被害女性4人の供述を確保し、そのうち3人に対するわいせつ行為があったと判断し、キム氏を検察に送致した。キム氏は捜査と裁判で一貫してセクハラ疑惑を否認した。

 

キム氏は10分間、クラブの前で乱暴をはたらき、バーニングサン業務を妨害した疑いでも起訴された。

 

裁判部は3件のセクハラの中で被害者2名に関しては証拠不十分で無罪を宣告したが、被害者1名については有罪を認めた。裁判部は「被告人は、被害者がバーニングサンとの関係に照らし合わせて無実だと主張するが、[被害者は]直接経験していなければ説明しにくいであろう具体的な被害事実を一貫して主張している」とし「閉鎖回路(CC)TVなどに現れる当時の状況も被害者の供述を裏付けている」と話した。

 

業務妨害の疑いに対しても「被告人がクラブの前で騒いだ経緯や程度などから見れば、業務妨害に該当し、正当行為として違法性が阻却されるとはみなしがたい」と有罪を言い渡した。

 

キム氏は判決宣告後、直ちに裁判部に控訴状を提出した。

 

キム氏は裁判が終わった後、「裁判で被害者が法廷に出廷し、『実は(キム氏が)触った覚えはない』と証言を覆した」とし、「CCTVでもセクハラの場面は正確に見えず、私が通り過ぎるときに被害者が後ろを見たことで容疑が認められるということだ。強制わいせつ容疑を必ず晴らしたい」と話した。

 

続いて「裁判所は、被害者が虚偽の供述をする意図はなかったというが、しかし被害者はバーニングサンのイ・ムンホ共同代表に近しい立場である」とし「警察が(バーニングサン)事件を矮小化するために(CCTV)場面にいる女性たちを呼んで取り調べたと思う」とも主張した。

 

jsl@news1.kr

 

 

※[ ]内は加筆

 

2022.11.08 News1