【SR】スンリ、身元情報公開・告知・就職制限を免れる | SR記事訳

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備忘録目的

[単独] '性犯罪'スンリ、身上情報が公開されない理由…「特別な事情がある」

入力2023.02.10. 午後5:39
ソン·ミンジュ記者



グループBIGBANG出身の歌手スンリが、性犯罪者通知のe登録を免れた理由が明らかになった。

10日、TVリポートが入手したスンリの二審判決文によれば、2021年8月、高等軍事裁判所はスンリの身元情報公開、告知、就職制限命令を免除した。スンリは、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなど利用撮影)が認められ、個人情報公開などの対象になったはずであるが、これを免れたのだ。

免除を命じた理由について裁判所は「年齢、職業、家族関係、環境、社会的絆、被告人に性暴力犯行前歴がない点、この事件の犯行の種類、動機、犯行過程、結果および罪の軽重、公開·告知命令および就業制限命令により被告人が被る不利益の程度と予想される副作用、それによって達成できる登録対象性暴力犯罪の予防効果、被害者保護効果などを総合的に考慮すれば、被告人の身元情報を公開および告知したり被告人に対して就職制限をしてはならない特別な事情があると判断される」と明らかにした。

スンリには性暴力犯罪の前科がなく、カメラで身体を撮影した行為などは相対的に軽い性犯罪であるため、身元情報公開、告知、就職制限までする必要はないと判断したのだ。

ただ裁判所は、スンリに対し個人情報登録は命じた。スンリは、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法第42条第1項により、個人情報登録対象者に該当することになる。そして同法第43条により、管轄機関に個人情報を提出する義務がある。

この判決について、法曹界のある関係者は「スンリの場合、もともと全国的に名の知れた芸能人であり、その事案が数年にわたり問題になってきたため、『公開命令』しても追加的な実益がないとみなされたのだろう」と分析した。

一方、スンリは懲役1年6ヶ月の刑期を終えて9日午前、ヨジュ刑務所から出所した。

 

ソン·ミンジュ記者/写真=TVレポートDB


2023.02.10 TVレポート