【YG】YGリパブリック明洞店閉店するも、年内にプサンにオープンする予定 | SR記事訳

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備忘録目的

ヤン・ヒョンソクとスンリの議論に高騰する家賃まで…明洞から撤退したYGレストラン(総合)

記事入力 2019.09.20 15:04

最終修正 2019.09.20 15:07

 

8日、YGリパブリック明洞店3年ぶりに閉店

バーニングサン及びダントクバンなど、事件に背を向けた消費者

観光客の減少、高価な賃貸料なども撤退の背景に

 

遠征賭博を常習的にしていた疑いを受けているヤン・ヒョンソク前YGE代表が警察の取調べを受けるために29日、ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊に出頭している/カン・ジンヒョン記者

 

[アジア経済、チェ・シンヒェ記者] YGEが、ソウル中区明洞で運営してき外食事業から撤退した。 主要ターゲットの1つであった日本・中国からの観光客が減少したうえ、YG所属の中核メンバーたちが様々な疑惑で相次いで検察の捜査を受けイメージに打撃を受けると、明洞の殺人的な賃貸料に耐えられず、後退したものとみられる。

 

20日関連業界によると、8日にソウル市中区明洞1にあるYGリパブリック明洞店が閉店したという。YGリパブリックは、YGE2015年に設立した会社YGフーズとともに、YGの文化的資産と飲食事業のノウハウを結合して設立された、複合的外食文化の空間である。多様な韓流を体験できる複合Kスタイル空間を目指している。全体ブランドの中に、大型焼肉店であるサムゴリプジュッカンをはじめ、居酒屋K-Pub、コーヒー専門店3Birdsなどが入店していた明洞店は、20164月にオープンして以来、3年ぶりに幕を下ろすことになった。

 

最近、BIGBANG出身のスンリ、ヤン・ヒョンソク前代表などYGE所属の中核メンバーが“バーニングサンゲート”や性売買斡旋、遠征賭博疑惑などの物議を醸し、外食事業のイメージにまで打撃を受け、芳しくない業績が続いたことがわかっている。特にヤン元代表が、チョ・ロウなどの海外資産家たちに会ったあとで、YGフーズがタイ進出を宣言したうえ、マレーシアのYGリパブリックでは、集団性暴行容疑などを受けている“スンリのダントクバン”メンバーの1人である歌手チョン・ジュニョン、チェ・ジョンフンなどが広報を担当したという事実が知らされ、厳しい視線を受けた。金融監督院の電子公示システムによると、YGフーズの半期純利益は-32億ウォンだ。

 

 

同様の時期に“スンリラーメン”として知られた“アオリの神隠し(アオリラーメン)”も不買の熱気に包まれ、売り上げが急落、スンリが代表職から退いた。アオリラーメンは“バーニングサン事態”以後、各加盟店の売上高が半分以下に急落したという。最近、アオリラーメン加盟店15ヶ所の店主26人が、アオリラーメン本社のアオリF&Bと前代表のスンリ、同社の現買収者などを相手に、計15億ウォンの補償を求める訴訟を、ソウル中央地裁に提起した状態だ。

 

 

ある業界関係者は、「このような状況で、YGリパブリックは、中国の高高度防衛ミサイルTHAAD・サード)や日本経済報復の影響などで観光客数まで急減したため、打撃を受けやすい明洞支店の撤退を決めたものとみられる」と耳打ちした。YGリパブリック明洞店は、立地特性上、日本や中国からの観光客の訪問が多かった。このため、他の店舗と比べて、インテリア小物や装飾、音楽などKポップカルチャーが目立つように配置していた。

 

明洞の殺人的な賃貸料も撤退の背景として挙げられる。不動産開発企業商店街情報研究所が韓国鑑定院の統計を分析した結果、第1四半期の商店街賃貸料が最も高い商圏は、㎡当たり278600ウォンを記録した明洞であった。YGリパブリック明洞店が営業していた近くにディンタイポン、ウォルヒャンなど人気外食フランチャイズが位置している。賃貸料や過熱する競争などにより撤退する飲食店も多数ある。イタリアンレストランのプリモ・バチオ・バチも最近サボイホテルから撤退した。

 

ただしYG側は、売上高の減少が閉店の原因ではないと明らかにした。YGフーズの関係者は「他の事業投資計画のために明洞店を撤退した」とし「年内に、ソウルではなく釜山に新しいYGリパブリックをオープンする計画だ」と語った。

 

現在運営中のYGリパブリックは、汝矣島にあるIFC店、済州神話ワールド店、及びセントラルシティ店など3ヶ所ある。海外支店は、タイのバンコク店、マレーシアのクアラルンプール店などがある。日本の渋谷東京、マレーシアのクアラルンプール、ゲンティンには、サムゴリプジュッカンの単独ブランドが運営されている。

 

チェ・シンヒェ記者

 

2019.09.20 アジア経済

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