1月4日の18時
今年3月10日に公開される、吉永小百合さん主演の映画『北の桜守』完成試写会に行ってまいりました。
なんとこちらの『北の桜守』で、吉永さんは120本目の作品とのとこです。
主演の吉永小百合さんは桜色のお着物をお召しになり舞台挨拶をされました。
深々と頭を下げられる吉永さん。
土岐山はこの映画の稚内ロケで、少しお近くでお仕事をさせていただくという幸運に恵まれました。
俳優でも映画関係でもない私などにもいつも吉永さんは深々と頭を下げてくださいました。
稚内ロケの終わりには、勿体無いことに御礼のお言葉等もいただきました。
本当にいつも自然体でいらして誰にでも分け隔てなく礼をつくしてくださる素晴らしい方でした。
お話が来た時は、自信がなく御断りをさせていただきました。
その時も、吉永さんは本当にお優しいから何も心配しなくていいとスタッフの方々に言われ、おそるおそる決心をいたしました次第です。
スタッフの方々が仰る通りの、とてもとてもお優しい方でした。
私の素性などは全く気にかけずにいらしたのは、信頼できるスタッフが選んだからという、スタッフさんへの信頼なのだなと感じました。
私が次世代に伝えたいのは
どんなに有名になったとしても決して驕り高ぶること無く、謙虚なお気持ちと感謝の御心を持ち続ける吉永さんのような生き方なのだとあらためて思いました。
身近でそうした空気に触れる機会があったことは、大変にありがたいことだと思う。
しかも今回の仕事の件に関しては、沢山の方々を巻き込んでしまい、まだきちんと御礼もできていない。
色々な方がいてこそ、一つの食卓が出来上がるのだということがこの度の仕事で本当の意味で身にしみてわかった。
私の力などは一つもなく、沢山の方々のご協力のおかげですということは、マネージャーさんを通してお伝えさせていただいております。
そしてもっと映画のロケ中は皆さんピリピリされているのかな、、という素人考えは全くの杞憂で、本当に仲のよろしい、アットホームな雰囲気だけが漂っておりました。
私のようなものにお声がけくださり、様々をご一緒してくださいました東映の方々に深く感謝しております。
映画、とても良かったです。
内容はこちらには書きませんが、これからの日本に必要な全てが詰まっていると感じました。
オープニングで、鳥肌が立ちました。本物の空気感はかくもすごいものかと思いました。
書くか迷いましたが
東映さんは私の名前もエンドロールに載せてくだすっておりました。
エンドロールの名前の件も、私は自分の仕事に自分で納得がいかず御断りさせていただいたのですが、ご配慮いただいたとのこと。なんて温かい方々なのだろうと思います。
今回の試写会もお気遣いくださり、お席をご用意くださいました。
国際フォーラムは、感動の渦でした。
もし皆様、3月10日土曜日より公開の『北の桜守』、映画を観に行かれましたら私の名前を見つけて、こいつ一生分の運を使いやがったな、と失笑してくださいませ。
映画、足を運ばれてくださいましたら嬉しいです。
土岐山拝