こんにちは、東建ハウジングです。
分譲マンションであれば「思い通りにリフォームできる」と考えてしまいがちですが、マンションリフォームについては様々な法律や規約が存在します。そこで本日はマンションリフォームに関する法律と規約の一部をご紹介します。
1、区分所有法
区分所有法の正式名称は「建物の区分所有等に関する法律」ですが、一般的には「マンション法」とも呼ばれています。マンションで区分所有者(住戸人)が共同生活をおくるためのルールをまとめた法律です。
また、玄関の内側からベランダの手前までの部屋内部を指す専有部分と、屋根・外壁・廊下・ロビーなどの共用部分に関する規約も大切。管理組合による管理規約によって定められているため物件購入前に必ず確認しましょう。
2、管理規約
管理規約はマンションの住戸人によって構成される管理組合が定めた規約です。平たく言えば、マンションで快適に暮らすためのルールのようなもので、建物の使用などについて定められています。
マンションによっては管理規約の中で、管理組合への届け出や隣戸の承認の義務づけ、使用できる床材などリフォームに関する制限を設けていますので、リフォームの際には必ず事前確認が必要です。
3、使用細則・協定
区分所有法や管理規約に基づき、マンションを利用する上でのルールをまとめたものです。
4、消防法
建物の火災を予防し、被害を軽減することを目的とした法律です。内容には内装材の制限や火災報知器の設置などが定められています。
・まとめ
本日紹介した法律や規約以外にもマンションリフォームには建築基準法や水道法・ガス事業法・電気事業法など様々な法律が関わってきます。これからマンションリフォームを検討されている方は、工務店に相談しながら少しずつ勉強してみてくださいね。
