こんにちは、東建ハウジングです。
せっかく2000万~3,000万かけた我家が20~30年で、資産価値が0円になってしまう場合もあります。「エエそんなことが」と思われて当然です。しかし、東建ハウジングの例ではありませんが、本当にあったのです。しかも驚くことに新築の住宅や全面改装した住宅が5年~10年で無残にも朽ちてしまう。土台が傾き、床がゆがんでしまった住宅事例も報告されています。原因はいろいろあります。そこで本日は、家の「資産価値」についての考え方についてお話させていただきます。
最近の新築は2009年に施工された長期優良住宅の普及の促進に関する法律によって「100年住宅」「200年住宅」に向けた取り組みが盛んになってきましたが、経年(中古)住宅での手入れ改装には、十分な知識と経験、実績を確かめることも大切です。
その中で、これから家づくりを検討する方に知っておいて欲しい資産価値の高い家をつくるための知識とは、「スケルトン&インフィル」という考え方です。
これはスケルトン(構造)とインフィル(内装・設備)をしっかりと区別して、耐久性のある基礎でありながら、臨機応変に間取りも変更できる自由度の高い設計の家ということですね。
また、キッチン・洗面・お風呂・トイレなどの設備は数十年で消耗します。そのため、これらの内装設備を、建物に影響を与えず、取り替えることができる家は、住む人の様々なニーズに対応できるため、資産価値の高い家といえるでしょう。自然エネルギーや省エネ、快適生活空間づくりのため、断熱性能、気密と換気、温湿度の調和“体感原理”を生かした“冷暖房”の考え方が大切です。
近年は、耐震構造の面から建て替えの必要性を問われる家もありますが、建築後数百年を経過した寺社が日本にはたくさんあります。当然修繕やメンテンナンスありきの話ですが、日本の木造建築は、長期使用に耐えられるレベルにあります。
