こんにちは、東建ハウジングです。
「建物を長期的につかう」ということは、新築住宅に限った話ではありません。当然使用する素材や構造によって異なりますが、適切にリフォームをすれば、現在の建物の寿命を30~50年延ばすということも十分に可能です。
その既存の建物の寿命を延ばすために必要なことは、「耐震補強」「バリアフリー化」「省エネリフォーム」などを実施する必要があります。特に「耐震補強」は必ず必要になります。
以前、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合が行った、14000件の木造住宅に対する耐震状況調査では、昭和55年以前に建てられた建物では約95%、昭和56年以降に建てられた建物でも約75%が、現在の国の耐震基準を満たしていなかったというデータがあります。
災害を考えると不安になりそうなデータですが、これらの住まいも現代の技術を駆使してしっかりと建物の構造部分の補強工事をすれば、耐震基準を満たすことができます。さらに断熱工事による省エネリフォームを施せば、これまでよりも快適に暮らすことができます。
