結露には表面結露と内部結露、そして夏型と冬型があります。 | 狛江・調布・府中・世田谷の新築注文住宅・リフォーム~東建ハウジング~

狛江・調布・府中・世田谷の新築注文住宅・リフォーム~東建ハウジング~

東建ハウジングは、東京都狛江市の建築会社です。注文住宅やリフォームなど、住まいのコンサルタントとして地域の皆さまに喜んでいただけるよう、日々頑張っています。

こんにちは、東建ハウジングです。
子どもたちの夏休みが近づいてきました。6月からの梅雨は続いています。鬱陶しいですね。そしてムシムシ、湿気のこもった室内空気。これからは夏の暑さと、湿度の高い日々が続きます。そこで本日は夏の結露についてお話します。

【1】 夏の結露
東京の月別気温 25.2℃  平均湿度 77%
日本の夏は自然に結露していることが多く。梅雨期は、家の中がじめじめ。夏の結露は一度発生すると、水蒸気が多き気候の為(冬場の2~3倍の量がある)冬の乾期と異なります。ちなみに結露とは、77%水分を持った空気によって発生します。

【2】 結露の発生原因を端的に言えば
断熱と換気と住まいのバランスです。表面、天井、壁、床、壁内建材類への結露はカビ発生を呼びこむ危険があります。

【3】 結露は空気中に含まれる水蒸気
結露とは、飽和温度より低い温度の物体に触れると、水に変わり、水滴が付着した状態のことです。そのため、結露を防ぐには「空気に触れる物体が飽和温度以下にならないようにすれば良い」ということです。また、見つけにくい内部結露は、空気が外部へ排出されずその内部にとどまってしまい、その場に結露し、カビの発育条件となります。

【4】 住宅の間欠暖房
高気密・高断熱にしても省エネにはなりません。最近の住まいは間欠暖房が増えてきました。つまり、部分的に暖房を使用するだけでは、各部屋、廊下、洗面、トイレ、浴室での温度差の変化が大きいことで結露し、カビの温床になってしまいます。