2000年3月6日、東京駅にて。
「グランドひかり」折り返し待ちの間に行われていた、食堂車の積み下ろし作業の様子。
先日、X(Twitter)で↓のを上げたらちょいとバズったので・・・。
24年前のきょう・2000年3月6日の東京駅にて。100N系「グランドひかり」の折り返し待ちの間に行われていた、食堂車の積み下ろしの様子。この年の3月11日ダイヤ改正で東海道・山陽新幹線の食堂車営業は終了となったが、その直前の頃だった。#マル年前の今日の一枚 pic.twitter.com/ct8XtoViUx
— 遠森一郎 (@tohmori_train) March 6, 2024
24年前の2000年3月ダイヤ改正で、東海道・山陽新幹線の食堂車一般営業が終了となったんだが、今回冒頭のカットはその改正直前に撮影していたもの。
博多から上ってきた「グランドひかり」、東京での折り返し待ちの間に、8号車の食堂車では積み下ろし作業が行われていた。
この時期すでに、東海道・山陽新幹線では「のぞみ」が主役となってきていて、500系・700系華やかなりし頃だった。2003年10月のダイヤ改正で完全に「のぞみ」主体のダイヤになっていくわけだけど、まだこのときは、東京~博多間を直通する「ひかり」が、「のぞみ」と並行して走っていた。
100系では、JR東海が運用していたX編成での食堂車営業が一足先に終了しており、このとき食堂車営業は、JR西日本が所有する100N系「グランドひかり」V編成のみとなっていた。
ワタシはこの年の1月に、「グランドひかり」食堂車一般営業での食べ納めをしていたんだけどもね。
2000年1月31日、「ひかり121号」100N系グランドひかりV1編成168-3001食堂車内にて、870円のビーフカレーライスを食べた。イベント列車ではない一般の新幹線営業列車の食堂車での最後の晩餐・・・もうこれ、22年前の話なんだな・・・。 pic.twitter.com/oz5thzWe1S
— 遠森一郎 (@tohmori_train) January 31, 2022
高速で走る新幹線の食堂車、最高速度230km/hで走る車内でいただく温かい食事、いま考えてもワクワクするような、本当にいい時間を過ごさせてもらってた。
一般営業の食堂車、という旅の選択肢がなくなったことは、大きな損失だなぁと。乗車時間が短くなって、テイクアウトの品が充実してきて、という諸々の事情はあるにせよ、旅の楽しみが消えていく現実がとても悲しいという思いは、当時も今も変わらない。
https://railroad.blogmura.com/ にほんブログ村 鉄道ブログへ