2023年11月11日、大分県日田市元町「中華さと」にて。
プノンペンラーメン。（900円・税込）
先日、日田駅スタート・ゴールのＪＲ九州ウォーキングに参加した際。
ゴールの日田駅にたどり着く直前。
夕方でそろそろ晩飯かな～と思っていたワタシの目の前に、何やら気になる「プノンペンラーメン」の文字が・・・。
これは一度試してみよう、ということで、そそくさと入店してみた。
「中華さと」。日田駅から近い元町にある。1993年に開店しているというからすでに30年、ここで営業している。
かつて大阪で、第二次大戦中に当時の仏領インドシナへ出征していた復員兵の人が、現地の味を再現した「仏印ラーメン」（プノンペンラーメン）を提供するお店を出していた。そんなラーメンを食べて味にはまった店主さんが、この日田でそのプノンペンラーメンを試しに出したらいつしか人気メニューに、ということだそうだ。
【参考↓】
そのプノンペンラーメンの文字を見てお店に入ったんで、やはり注文はプノンペンラーメン（900円・税込）一択。
名前もインパクトあるんだけど、出てきたものを見て、思わず「おお～」っと心のなかで唸っていた。なにしろ、野菜がたくさん入っている。トマト、セロリがふんだんに使用されている。スープは鶏だしの醤油ベースのようだけど、スパイスが効いていそうな風合い。
スープをすくってみる。まずはだしの旨みがしっかりときて、徐々にスパイスが効いてくる。食べ進めていくほどに、首筋に汗が滴る。やはり東南アジア系の味だなぁ。
具材のトマトとセロリもいただく。特にセロリはこうしたラーメンの具材としてはお目にかかったことがないんだけど、こうしたスパイシーなスープにはとてもよく合っていて、あのセロリの独特の香りも気にならない。
麺は、北海道などでよく見かける太めの縮れ麺。しっかりと弾力があって歯切れもよく、スープの絡みも申し分なし。
スパイシーだけど、旨みがしっかりあるので、ついついスープを飲んでしまう。ほとんど飲み干してしまった。印象に残るのは辛みより旨みのほうだった。
何より野菜をたっぷりいただけるのがうれしい、このプノンペンラーメン。これはぜひ一度試してみてほしい。
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